シンガポールの国立の博物館には国立シンガポール博物館(旧歴史博物館)、シンガポール美術館、アジア文明博物館があり、それぞれに日本語ボランティア・ガイドのツアーがあります。国立博物館の傘下にフレンズ・オブ・ミュージアムズという組織があるそうで、そこに所属して日本語ガイドをしている方々の代表の方から要請をいただきまして、4月3日の例会の際に特別講演会をいたしました。
なぜこの時期にか、というと、今月4月26日にプラナカン博物館がオープンするのです。
これはもともとアジア文明博物館の1号館のあったところで、1906年に建てられた旧タオナン学校だったところです。以前もプラナカンを中心とした中国文明に焦点を充てた展示でしたが、3年ほど(?)の改装を経てこの度プラナカン博物館として再オープンします。
で、当然プラナカン博物館にも日本語ガイドの案内が用意されることになっており、今急ピッチでボランティア・グループの方たちがオープニングの準備を進められております。
もともとこのグループのメンバーには前々からプラナカンに興味を持たれ独自に研究をされてこられた方が何人かいらっしゃいます。中には私よりもずーっと長くシンガポールにお住まいの方もいらっしゃり、長年プラナカンの研究をされております。
メンバーは日本人駐在員の奥様、シンガポール人と結婚されている日本人女性などで、多いときには70〜80名近くいらっしゃるとか。今さまざまな年代の方たちが結婚式、お葬式などとテーマを決めてグループ別に研究されているそうです。皆さんとても真剣で、「プラナカンは結婚指輪はどの指にするのですか?」などと細かい質問まで飛び出してくるほどです。
今回レクチャーをしていただきたい、との要請でしたが、改めて結婚式とはこういうもの、などという具体的なテーマのお話よりも、是非おさえておいていただきたい基本中の基本、プラナカンとは誰か?というテーマで、約1時間お話をさせていただきました。
プラナカンの語源、ババやニョニャの語源、マレー半島への中国系移民の歴史、彼らのアイデンティティー(他の中国系移民との違いは何か?)、そして最後にシンガポール在住者にはなじみの少ないペナンのババについての話など、なかなかわかりにくいプラナカンがどんな人たちだったのかを誤解のないように整理してお話させていただいたつもりです。
最後には豪華な花束までいただいて記念撮影やサイン会にまでなってしまい、非常にこっぱずかしかったですが、講演会のあともたくさんのメンバーの方たちとお話ができてとても楽しかったです。今までプラナカンについて個人で研究してきましたが、本を書こうと思い立ってからは本だけの研究ではなく現地取材やインタビューが多くなったものの、何一つ後ろ盾のない個人の力でプラナカンの面々に顔つなぎをしたり、取材をお願いしたりするのは、それはそれは大変なことだらけでした。そんな苦労もあったので、同じことに興味を持って勉強されている仲間が出来たと思うと、大変心強く、嬉しく感じました。きっと私が見落としていたことも研究してくださるのでは、とも思います。
以前より国立博物館はプラナカンの財宝を数多く所蔵しており、どれも目を見張る素晴らしさです。豪華なプラナカンの結婚式から素晴らしいコレクションの展示、きっとシンガポール観光としても、最も価値のある見どころの一つになるでしょう。しかも具体的なお話を日本語で説明してもらいながらの博物館見学ならば充実度も増すはず。
今から私もプラナカン博物館のオープンが楽しみです。
オープニングを記念して、26日からの5月10日までの週末土曜日と日曜日にあたる4日間、午前11時から午後6時まで、フェスティバルが催されます(入場無料と聞いています)。
踊り、音楽、ファッションショー、料理やクラフトのデモンストレーションが予定されており、食べ物やクラフトを売るお店も出ます。この時期シンガポールに旅行される方は是非アルメニアン・ストリートのプラナカン博物館にお立ち寄りください。(ただし、日本語ガイドツアーの開始は一ヶ月後くらい?遅くなるそうです)
また、博物館内の、バンヤン・ツリーがプロデュースしているミュージアム・ショップで私たちの本が販売されることになりました。そちらの方も是非よろしくお願い申し上げます。
最後に、ボランティアガイドの皆様のご活躍を心からお祈り申し上げます。
■ Peranakan Museum
39 Armenian Street Singapore 179941
Tel: (65) 6332 2982
なぜこの時期にか、というと、今月4月26日にプラナカン博物館がオープンするのです。
これはもともとアジア文明博物館の1号館のあったところで、1906年に建てられた旧タオナン学校だったところです。以前もプラナカンを中心とした中国文明に焦点を充てた展示でしたが、3年ほど(?)の改装を経てこの度プラナカン博物館として再オープンします。
で、当然プラナカン博物館にも日本語ガイドの案内が用意されることになっており、今急ピッチでボランティア・グループの方たちがオープニングの準備を進められております。
もともとこのグループのメンバーには前々からプラナカンに興味を持たれ独自に研究をされてこられた方が何人かいらっしゃいます。中には私よりもずーっと長くシンガポールにお住まいの方もいらっしゃり、長年プラナカンの研究をされております。
メンバーは日本人駐在員の奥様、シンガポール人と結婚されている日本人女性などで、多いときには70〜80名近くいらっしゃるとか。今さまざまな年代の方たちが結婚式、お葬式などとテーマを決めてグループ別に研究されているそうです。皆さんとても真剣で、「プラナカンは結婚指輪はどの指にするのですか?」などと細かい質問まで飛び出してくるほどです。
今回レクチャーをしていただきたい、との要請でしたが、改めて結婚式とはこういうもの、などという具体的なテーマのお話よりも、是非おさえておいていただきたい基本中の基本、プラナカンとは誰か?というテーマで、約1時間お話をさせていただきました。
プラナカンの語源、ババやニョニャの語源、マレー半島への中国系移民の歴史、彼らのアイデンティティー(他の中国系移民との違いは何か?)、そして最後にシンガポール在住者にはなじみの少ないペナンのババについての話など、なかなかわかりにくいプラナカンがどんな人たちだったのかを誤解のないように整理してお話させていただいたつもりです。
最後には豪華な花束までいただいて記念撮影やサイン会にまでなってしまい、非常にこっぱずかしかったですが、講演会のあともたくさんのメンバーの方たちとお話ができてとても楽しかったです。今までプラナカンについて個人で研究してきましたが、本を書こうと思い立ってからは本だけの研究ではなく現地取材やインタビューが多くなったものの、何一つ後ろ盾のない個人の力でプラナカンの面々に顔つなぎをしたり、取材をお願いしたりするのは、それはそれは大変なことだらけでした。そんな苦労もあったので、同じことに興味を持って勉強されている仲間が出来たと思うと、大変心強く、嬉しく感じました。きっと私が見落としていたことも研究してくださるのでは、とも思います。
以前より国立博物館はプラナカンの財宝を数多く所蔵しており、どれも目を見張る素晴らしさです。豪華なプラナカンの結婚式から素晴らしいコレクションの展示、きっとシンガポール観光としても、最も価値のある見どころの一つになるでしょう。しかも具体的なお話を日本語で説明してもらいながらの博物館見学ならば充実度も増すはず。
今から私もプラナカン博物館のオープンが楽しみです。
オープニングを記念して、26日からの5月10日までの週末土曜日と日曜日にあたる4日間、午前11時から午後6時まで、フェスティバルが催されます(入場無料と聞いています)。
踊り、音楽、ファッションショー、料理やクラフトのデモンストレーションが予定されており、食べ物やクラフトを売るお店も出ます。この時期シンガポールに旅行される方は是非アルメニアン・ストリートのプラナカン博物館にお立ち寄りください。(ただし、日本語ガイドツアーの開始は一ヶ月後くらい?遅くなるそうです)
また、博物館内の、バンヤン・ツリーがプロデュースしているミュージアム・ショップで私たちの本が販売されることになりました。そちらの方も是非よろしくお願い申し上げます。
最後に、ボランティアガイドの皆様のご活躍を心からお祈り申し上げます。
■ Peranakan Museum
39 Armenian Street Singapore 179941
Tel: (65) 6332 2982
PR
* HOME *
- ABOUT
プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
- プロフィール
HN:
Miki & Chie
性別:
女性
自己紹介:
シンガポールとペナンに住んで15年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
- 便利ツール
私たちの本や参考図書をご紹介
旅行前には現地情報口コミをチェック!
- カテゴリー
- 最新記事
(05/10)
(04/25)
(04/15)
(04/09)
(03/18)
- ブログ内検索
- 最新トラックバック
- カウンター
- アクセス解析