このたびの東北/太平洋沿岸地震で被災された皆様にお見舞い申し上げます。
東京の父から「今大変な地震があった。NHKつけてみろ」と電話が入り、
見た映像は信じられないような規模の津波が広大な田んぼをどんどん覆い尽くしていくものでした。
その後次々と被害の状況が明らかとなり、200から300の遺体が浜にあがった、
というニュースを聞いて、スマトラ島沖地震のあの悪夢が日本でも起こったのだと実感しました。
日本を離れている私や私の友人たちも大変なショックを受けています。
子供とはぐれ、「見つからない」と泣いているお母さんの姿が気の毒で、
心がとても傷みます。
こちらからは何も出来ませんが、
一刻も早く多くの人が救出されるよう、これ以上被害が増えぬよう、
そして被災地の方々の生活が少しでも早く通常に戻るよう、
心からお祈り申し上げます。
Miki & Chie
東京の父から「今大変な地震があった。NHKつけてみろ」と電話が入り、
見た映像は信じられないような規模の津波が広大な田んぼをどんどん覆い尽くしていくものでした。
その後次々と被害の状況が明らかとなり、200から300の遺体が浜にあがった、
というニュースを聞いて、スマトラ島沖地震のあの悪夢が日本でも起こったのだと実感しました。
日本を離れている私や私の友人たちも大変なショックを受けています。
子供とはぐれ、「見つからない」と泣いているお母さんの姿が気の毒で、
心がとても傷みます。
こちらからは何も出来ませんが、
一刻も早く多くの人が救出されるよう、これ以上被害が増えぬよう、
そして被災地の方々の生活が少しでも早く通常に戻るよう、
心からお祈り申し上げます。
Miki & Chie
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2009年にインドネシアのバティック(更紗)が世界無形文化遺産に認定されたことを機に、今年の夏に立ち上げられた【日本ーインドネシア服飾文化協会】は、インドネシアのバティックを中心に研究を続ける専門家の皆さんが集まり設立されたもので、会員になると興味深い講演会やイベントの案内などが送られてきます。
私たちの一冊目の著書でプカロンガンをはじめとするプラナカン・バティックの撮影、解説で大変お世話になったバティックの研究家集団「クンプル」を主催する方も、この日本ーインドネシア服飾文化協会の重鎮として新たな活動を開始されました。
酷暑の真っただ中、華々しく行われた立ち上げのパーティーの席に展示されていたバティックの素晴らしかったこと!!普段めったにお目にかかれないアンティークのレア物がズラリと並び、深みのある美しさにため息ばかりついていたのを思い出します。
日本とインドネシアの伝統服飾は染色の多様性、文様のユニークさ、色彩の豊かさなど文化的価値と芸術性の高さで今再び世界から注目を集めているそうです。
今回協会が催す展示会は日本とインドネシア、両国の服飾文化の交流として展示はもちろん、着物とバティックのトークショーやファッションショーなど、連日様々なイベントが行われますので、この機会に伝統衣装の奥深さと魅力を存分に楽しんで下さい。
●会期・12月13日(月)~18日(土)
●会場・日本アセアンセンター1階、アセアンホール
東京都港区新橋6の17の19
新御成門ビル一階 (都営三田線御成門駅A4出口徒歩1分、JR新橋駅烏森口徒歩10分)
電話 03-5402-8001
●11時~18時(初日のみ13時~)
●展示内容 インドネシアのバティック、イカット、ソンケット、日本の着物、バティック小物、絞り工芸、アクセサリーなどの展示即売
●イベント・スケジュール
13日(月)14時~戸津正勝先生による講演会「バティックについて」
14日(火)14時~ワークショップ「バティックの布で花をつくる」
15日(水) 14時~渡辺万知子先生による講演会「イカットについて」
16日(木)14時~インドネシア舞踊
17日(金)14時~トークショー「着物とバティック」
18日(土)14時~ファッションショー「華やかなる伝統服飾と現代」
28日~10月3日まで開催されるAPEC横浜開催記念イベント。
ひときわ鮮やかで、賑わいを見せているのが私たちのシンガポール、プラナカンのブースです。
日本大通り駅から、神奈川県庁を通り赤レンガ倉庫に向かう道は目の前が海!
橋を渡って左側にはみなとみらいのビル群と大観覧車が。このあたりの港町横浜の風景はシンガポールととても良く似ていますね。


ブースにはプラナカンの陶器(アンティークとレプリカ)、ビーズのサンダル(イエンさんの家に代々伝わる120年前のビーズサンダルも展示されています)、ニョニャバスケットやプラナカン関係の書籍、シンガポール・プラナカン協会の会報誌など、カラフルなものがいっぱい!
その中でも、一番の人気はイエンさんのクバヤ刺繍の実演と、シンガポール・プラナカン博物館で以前日本語のガイドをしていらした重盛さんによる一ミリにも満たない極小ビーズによる刺繍の実演です。
皆さん食い入るようにご覧になり、ため息とともにプラナカンの素晴らしさを実感していただけたご様子に、私たちも嬉しく思う日々です。
プラナカンをイメージしたアジアン・スイーツ、『Li Pore』さんも、各国ブースの人たちに早くもリピーターが
マンゴーをたっぷり使った完熟マンゴーのシャルロットは焼き菓子でありながら、と~ってもしっとりジューシー!新宿伊勢丹の催事でないとお目にかかれない特別なスイーツです。
イベントは今週の日曜日までですが、イエンさんの実演と展示即売は今年は多分これが最後になるはず。
まだご覧になったことの無い方、クバヤが欲しい!という方、プラナカンのエッセンスを見てみたいという方、是非この貴重な機会に赤レンガ倉庫まで足をお運び下さい。
日本大通り駅から、神奈川県庁を通り赤レンガ倉庫に向かう道は目の前が海!
橋を渡って左側にはみなとみらいのビル群と大観覧車が。このあたりの港町横浜の風景はシンガポールととても良く似ていますね。
ブースにはプラナカンの陶器(アンティークとレプリカ)、ビーズのサンダル(イエンさんの家に代々伝わる120年前のビーズサンダルも展示されています)、ニョニャバスケットやプラナカン関係の書籍、シンガポール・プラナカン協会の会報誌など、カラフルなものがいっぱい!
その中でも、一番の人気はイエンさんのクバヤ刺繍の実演と、シンガポール・プラナカン博物館で以前日本語のガイドをしていらした重盛さんによる一ミリにも満たない極小ビーズによる刺繍の実演です。
皆さん食い入るようにご覧になり、ため息とともにプラナカンの素晴らしさを実感していただけたご様子に、私たちも嬉しく思う日々です。
プラナカンをイメージしたアジアン・スイーツ、『Li Pore』さんも、各国ブースの人たちに早くもリピーターが
マンゴーをたっぷり使った完熟マンゴーのシャルロットは焼き菓子でありながら、と~ってもしっとりジューシー!新宿伊勢丹の催事でないとお目にかかれない特別なスイーツです。
イベントは今週の日曜日までですが、イエンさんの実演と展示即売は今年は多分これが最後になるはず。
まだご覧になったことの無い方、クバヤが欲しい!という方、プラナカンのエッセンスを見てみたいという方、是非この貴重な機会に赤レンガ倉庫まで足をお運び下さい。
11月に横浜でAPEC国際会議が開催されます。
APECの国々を深く知ってもらうために、横浜市が参加国を集めて開催記念イベントを行います。その中でシンガポールを代表してブース丸ごとプラナカンを紹介させていただくことになりました。 タイトルは『 アジアの華 プラナカン★シンガポール共和国 』!
今までシンガポールのイメージといえば、にょきにょきとそびえ立つビル群に、世界三大がっかりと言われてきたマーライオン、炎天下の中を延々歩く動物園や植物園、カジノができたばかりとはいえ文化的な部分での発信が乏しかったように思えます。この機会にマレーシアのみならずシンガポールでも全盛期を迎え、今でも脈々と息づく鮮やかなプラナカンの文化とコレクションを一人でも多くの方々に見て、知っていただく事ができましたら幸いです。
ブースではプラナカン刺繍の実演や体験、パステルカラーの陶器の展示、普段なかなか手にすることのできないプラナカンの書籍やカラフルなビーズサンダルの展示、プラナカンをイメージしたお洒落なスイーツ『Li Pore』の販売もある上、プラナカンのDVDも見ることができますよ。
まさに五感を通してプラナカンの魅力を丸ごと体感できる、めったにない機会といえましょう。
私たちのブログでもお馴染みのイエンさんのクバヤ刺繍の実演と販売が楽しめる他、シンガポールのプラナカン博物館で日本語ガイドをしていらした方による気が遠くなるような細かい作業による鮮やかなビーズ刺繍の実演も見ものです!!
ニョニャ・クバヤのスペシャリストとして参加するイエンさんはペナンの人ですが、シンガポールとも縁が深く、プラナカン博物館のオープニングにも招かれ、人間国宝のお母様と共に華麗な技を披露されたことは以前ブログでも紹介しました。今回は特別にイエンさんの家に代々伝わるアンティークのビーズサンダルも展示されます。
また、会期中ブースにて私たちの本『マレー半島美しきプラナカンの世界』をご購入いただいた方にくじ引きで、シンガポール大使館から素敵なプレゼント(レアなものが沢山!)や、ヤ・クンさんのミニ・カヤジャムがその場で当たります。しかも当たる確率は80%くらい!という、ほぼもれなく状態ですので楽しみにされてください。
是非この機会にシンガポールの新たな魅力のひとつとして、類いまれなる融合の文化を持つ鮮やかなプラナカンの世界を体験いただければ大変嬉しく思います。
開催場所 : 横浜赤レンガ倉庫1号館、2階イベントスペース
開催期間 : 平成22年9月28日(火)~10月3日(日)
開催時間 : 11:00~17:00 (10月3日は16:00まで)
[出展]
・Li Pore(アジアン・スイーツ)、クバヤ刺繍の実演・販売、
・ビーズ刺繍の実演・展示、プラナカンの書籍展示・販売
[協力]
シンガポール共和国大使館、シンガポール政府観光局
APECの国々を深く知ってもらうために、横浜市が参加国を集めて開催記念イベントを行います。その中でシンガポールを代表してブース丸ごとプラナカンを紹介させていただくことになりました。 タイトルは『 アジアの華 プラナカン★シンガポール共和国 』!
今までシンガポールのイメージといえば、にょきにょきとそびえ立つビル群に、世界三大がっかりと言われてきたマーライオン、炎天下の中を延々歩く動物園や植物園、カジノができたばかりとはいえ文化的な部分での発信が乏しかったように思えます。この機会にマレーシアのみならずシンガポールでも全盛期を迎え、今でも脈々と息づく鮮やかなプラナカンの文化とコレクションを一人でも多くの方々に見て、知っていただく事ができましたら幸いです。
ブースではプラナカン刺繍の実演や体験、パステルカラーの陶器の展示、普段なかなか手にすることのできないプラナカンの書籍やカラフルなビーズサンダルの展示、プラナカンをイメージしたお洒落なスイーツ『Li Pore』の販売もある上、プラナカンのDVDも見ることができますよ。
まさに五感を通してプラナカンの魅力を丸ごと体感できる、めったにない機会といえましょう。
私たちのブログでもお馴染みのイエンさんのクバヤ刺繍の実演と販売が楽しめる他、シンガポールのプラナカン博物館で日本語ガイドをしていらした方による気が遠くなるような細かい作業による鮮やかなビーズ刺繍の実演も見ものです!!
ニョニャ・クバヤのスペシャリストとして参加するイエンさんはペナンの人ですが、シンガポールとも縁が深く、プラナカン博物館のオープニングにも招かれ、人間国宝のお母様と共に華麗な技を披露されたことは以前ブログでも紹介しました。今回は特別にイエンさんの家に代々伝わるアンティークのビーズサンダルも展示されます。
また、会期中ブースにて私たちの本『マレー半島美しきプラナカンの世界』をご購入いただいた方にくじ引きで、シンガポール大使館から素敵なプレゼント(レアなものが沢山!)や、ヤ・クンさんのミニ・カヤジャムがその場で当たります。しかも当たる確率は80%くらい!という、ほぼもれなく状態ですので楽しみにされてください。
是非この機会にシンガポールの新たな魅力のひとつとして、類いまれなる融合の文化を持つ鮮やかなプラナカンの世界を体験いただければ大変嬉しく思います。
開催場所 : 横浜赤レンガ倉庫1号館、2階イベントスペース
開催期間 : 平成22年9月28日(火)~10月3日(日)
開催時間 : 11:00~17:00 (10月3日は16:00まで)
[出展]
・Li Pore(アジアン・スイーツ)、クバヤ刺繍の実演・販売、
・ビーズ刺繍の実演・展示、プラナカンの書籍展示・販売
[協力]
シンガポール共和国大使館、シンガポール政府観光局
7月5日から31日まで、神楽坂の『香舗 椿屋』さんにて、ペナンのキム・ファッションに
よるニョニャ・クバヤの展示即売会をいたしております。


また椿屋さんとのコラボレーションにより実現したクバヤ刺繍をほどこした匂袋と、
ミニ・クバヤの中にお香をしのばせクローゼットの虫除けとしても使える愛らしいクバヤ型匂袋もお目見えしました。
今回椿屋さんが特別に調合してくださった香りは『檳城(ペナン)香』というもの。
これはペナンの特産品であるナツメグに、桂皮、龍脳(ボルネオ樟脳と呼ばれるもの)、白檀といった南アジアの香原料を用い、華やかで力強い文化を開花させたプラナカンの人々に想いを馳せたエキゾチックな香りです。
王室御用達のキム・ファッションならではの丁寧な刺繍に、昔からの生薬や天然の香りを調合する椿屋さんの巧みの技をお楽しみいただけます。
小さな匂袋でも薫香が半年は持続する逸品ぞろいです。(詰め替え用のお香もあり)
また、椿屋さんのご協力を得てこのブログでお馴染みの、コイド・ブンエンさんによるクバヤ刺繍の実演も行われ、私Chieも参加します。
今まで招待客のみのイベントでしか見ることができなかったクバヤ刺繍の実演が、このた
び一般の方々にもご覧いただける事になり嬉しい限りです。
会期中はクバヤに合わせるサロン(Batik)やビーズのサンダルなど、日本では手に入れることができない色鮮やかなプラナカン・アイテムを取り揃えてありますので、この機会に是非とも神楽坂まで足をお運び下さい。
会期)7月31日まで
会場)「香舗 椿屋」東京都新宿区神楽坂3の6
神楽坂通り、毘沙門天より3軒ほど飯田橋よりです。
営業時間)10:00~20:00 無休
椿屋ホームページ/ www.per-fume.jp
●クバヤ刺繍の実演
16 (金)・17 (土)
21 (水)・22(木)
実演は各日とも午後2時~5時くらいまで。
キム・ファッション
http://kimkebaya.hahaue.com
ミニ・クバヤの中にお香をしのばせクローゼットの虫除けとしても使える愛らしいクバヤ型匂袋もお目見えしました。
これはペナンの特産品であるナツメグに、桂皮、龍脳(ボルネオ樟脳と呼ばれるもの)、白檀といった南アジアの香原料を用い、華やかで力強い文化を開花させたプラナカンの人々に想いを馳せたエキゾチックな香りです。
王室御用達のキム・ファッションならではの丁寧な刺繍に、昔からの生薬や天然の香りを調合する椿屋さんの巧みの技をお楽しみいただけます。
小さな匂袋でも薫香が半年は持続する逸品ぞろいです。(詰め替え用のお香もあり)
また、椿屋さんのご協力を得てこのブログでお馴染みの、コイド・ブンエンさんによるクバヤ刺繍の実演も行われ、私Chieも参加します。
会期中はクバヤに合わせるサロン(Batik)やビーズのサンダルなど、日本では手に入れることができない色鮮やかなプラナカン・アイテムを取り揃えてありますので、この機会に是非とも神楽坂まで足をお運び下さい。
会期)7月31日まで
会場)「香舗 椿屋」東京都新宿区神楽坂3の6
神楽坂通り、毘沙門天より3軒ほど飯田橋よりです。
営業時間)10:00~20:00 無休
椿屋ホームページ/ www.per-fume.jp
●クバヤ刺繍の実演
16 (金)・17 (土)
21 (水)・22(木)
実演は各日とも午後2時~5時くらいまで。
キム・ファッション
http://kimkebaya.hahaue.com
4月15日から17日の3日間、東京・大阪・岡山にてメディアと旅行業者を招き、マレーシア政府観光局主催のイベントがありました。
スパやショッピングなど、マレーシアの魅力を紹介するイベントの中でマレーシアが誇る伝統衣装のひとつ、ニョニャ・クバヤの紹介とクバヤ刺繍のデモンストレーションが観光局のご協力を得てこのたび実現しました。
帝国ホテルにて盛大に行われた東京のイベントで、デモンストレーションのお手伝いしてきましたのでお知らせします。

実演はもちろん日本で初めて。デモンストレーションをしてくれたのは王室御用達のクバヤテイラーであり人間国宝リム・スウィーキムさんのお嬢さんコイド・ブン・イエンさん。私たちの本での取材をきっかけにイエンさんと呼んで親しくさせていただいている彼女は、東京の文化服装学院卒業の日本語ペラペラの女性です。

とってもひょうきんなイエンさん
当日は実演だけではなく、ペナンから運んだキム・ファッションのカラフルなアンティーク・クバヤや、純白のクバヤ・レンダなどを巻きスカートのサロンと合わせてディスプレイ。ニョニャ・クバヤのコーディネートに欠かせないビーズ・サンダル、クロサンと呼ばれるブローチなどのアクセサリーも美しいバティックと共に飾りました。
また可愛いミニ・クバヤや、キム・ファッションが取材協力をしたニョニャ・クバヤの世界的名著 『The Nonya Kebaya』 も陳列。

クバヤの刺繍にはアンティークのミシンを使います。イエンさんが使用しているのはジャノメの足踏みミシン。テーブルは木でできているものでした。
様々な機能を持つ電動ミシンとは違い、直線縫いしかできないアンティーク・ミシンで、手を小刻みに動かしながら一ミリ単位のジグザグを縦横無尽に描くのは熟練の技を要します。そして何といってもクバヤ刺繍の圧巻は、蜘蛛の巣をはり巡らしたような穴!この穴が多ければ多いほど手間がかかるため値段が高くなるそうです。
もとはフランスやイギリス刺繍から来たテクニックだそうですが、モチーフの輪郭を縫い上げたら、専用のハサミで中を切り取り、何もない穴の中を糸を往復させ、その糸の上をジグザグ縫いでかがってゆくのです。言葉では説明しつくせませんが、すべてがミリ単位の緻密な作業に、見学の人たちも皆さん『うわぁ~こうやって穴ができていくんだ~』と驚きの声がとびました。百聞は一見にしかずとはよく言ったものですね、お手伝いのはずが自分もすっかり魅入ってしまいました。電動ミシンではできない技だそうですよ。
刺繍のモチーフは花模様を中心に、キム・ファションの代表作といわれる風水を意識した愛らしい金魚、鮮やかな孔雀、ドリアンやバナナなど様々なフルーツをちりばめたものなど、どれもニョニャ・クバヤならではの遊び心あふれる自由な絵柄と豪華な刺繍に目を奪われました。ディスプレイをしながら思わず自分が着たくなるクバヤばかり!

初めて見るニョニャクバヤの刺繍にびっくりの皆さん。興味津々です
そんなご要望に応えるため、この度キム・ファションの東京窓口を開設し、ニョニャ・クバヤのオーダーメイドが日本でも可能になります。また、近々クバヤ刺繍の教室も始める予定ですので、その時はあらためてブログでご紹介をさせていただきたいと思います。
キム・ファション東京窓口の公式ホームページも出来上がりましたので是非ご覧ください。
http://kimkebaya.hahaue.com
スパやショッピングなど、マレーシアの魅力を紹介するイベントの中でマレーシアが誇る伝統衣装のひとつ、ニョニャ・クバヤの紹介とクバヤ刺繍のデモンストレーションが観光局のご協力を得てこのたび実現しました。
帝国ホテルにて盛大に行われた東京のイベントで、デモンストレーションのお手伝いしてきましたのでお知らせします。
実演はもちろん日本で初めて。デモンストレーションをしてくれたのは王室御用達のクバヤテイラーであり人間国宝リム・スウィーキムさんのお嬢さんコイド・ブン・イエンさん。私たちの本での取材をきっかけにイエンさんと呼んで親しくさせていただいている彼女は、東京の文化服装学院卒業の日本語ペラペラの女性です。
とってもひょうきんなイエンさん
当日は実演だけではなく、ペナンから運んだキム・ファッションのカラフルなアンティーク・クバヤや、純白のクバヤ・レンダなどを巻きスカートのサロンと合わせてディスプレイ。ニョニャ・クバヤのコーディネートに欠かせないビーズ・サンダル、クロサンと呼ばれるブローチなどのアクセサリーも美しいバティックと共に飾りました。
また可愛いミニ・クバヤや、キム・ファッションが取材協力をしたニョニャ・クバヤの世界的名著 『The Nonya Kebaya』 も陳列。
クバヤの刺繍にはアンティークのミシンを使います。イエンさんが使用しているのはジャノメの足踏みミシン。テーブルは木でできているものでした。
様々な機能を持つ電動ミシンとは違い、直線縫いしかできないアンティーク・ミシンで、手を小刻みに動かしながら一ミリ単位のジグザグを縦横無尽に描くのは熟練の技を要します。そして何といってもクバヤ刺繍の圧巻は、蜘蛛の巣をはり巡らしたような穴!この穴が多ければ多いほど手間がかかるため値段が高くなるそうです。
もとはフランスやイギリス刺繍から来たテクニックだそうですが、モチーフの輪郭を縫い上げたら、専用のハサミで中を切り取り、何もない穴の中を糸を往復させ、その糸の上をジグザグ縫いでかがってゆくのです。言葉では説明しつくせませんが、すべてがミリ単位の緻密な作業に、見学の人たちも皆さん『うわぁ~こうやって穴ができていくんだ~』と驚きの声がとびました。百聞は一見にしかずとはよく言ったものですね、お手伝いのはずが自分もすっかり魅入ってしまいました。電動ミシンではできない技だそうですよ。
刺繍のモチーフは花模様を中心に、キム・ファションの代表作といわれる風水を意識した愛らしい金魚、鮮やかな孔雀、ドリアンやバナナなど様々なフルーツをちりばめたものなど、どれもニョニャ・クバヤならではの遊び心あふれる自由な絵柄と豪華な刺繍に目を奪われました。ディスプレイをしながら思わず自分が着たくなるクバヤばかり!
初めて見るニョニャクバヤの刺繍にびっくりの皆さん。興味津々です
そんなご要望に応えるため、この度キム・ファションの東京窓口を開設し、ニョニャ・クバヤのオーダーメイドが日本でも可能になります。また、近々クバヤ刺繍の教室も始める予定ですので、その時はあらためてブログでご紹介をさせていただきたいと思います。
キム・ファション東京窓口の公式ホームページも出来上がりましたので是非ご覧ください。
http://kimkebaya.hahaue.com
「マレー舞踊の夕べ」のご案内
3月13日(土)、マレーシアに伝わる様々なスタイルのマレー舞踊を一度に楽しむことができる特別なイベントが催されます。しかも入場料は無料!
マレー舞踊だけでまるまる2時間というのは、おそらく本邦初の公演です。
長年にわたりマレーシア各州の舞踊を研究し、広めてきたムカール・ブダヤの渾身の舞台、ふるってご参加ください。
プラナカンが愛好したダンス、ドンダンサヤンなども披露されるほか、マレーシア各地の華やかな伝統衣装も必見です。
<プログラム>
第一幕「王宮の調べ」~マレー半島北部の舞踊より
マレー半島の北部の州に伝わる王宮舞踊のレパートリーに加え、マレーの伝統武術シラットの動きを入れた踊りや、ペラ州で盛んなダボスなどをご紹介。
第2幕「民衆のリズム」~マレー半島南部の舞踊を中心に
マレー半島南部の州で民衆に親しまれているジョゲ、ザピン、ドンダンサヤン、ピリンなどのご紹介。
第3幕「お祝いの踊り」~結婚式、ハリラヤ、ムルデカより
お祝いの場で演じられる舞踊の中から結婚式、断食明け、独立記念日をテーマにした舞踊をお楽しみいただきます。
第4幕「フィエスタ」~ザキ祭り
マレー舞踊のさまざまなスタイルを一気にご紹介する盛大なフィナーレです。
おしまいにはお客様を交えてのジョゲ・タイムもあります。
<日時> 3月13日(土) 18時~20時 (17時30分開場)
<場所> 新宿区角筈(つのはず)区民ホール(新宿区西新宿4の33の7)
<参加無料(定員240名)>
詳しくはhttp://malaysiandance.blogspot.com まで
3月13日(土)、マレーシアに伝わる様々なスタイルのマレー舞踊を一度に楽しむことができる特別なイベントが催されます。しかも入場料は無料!
マレー舞踊だけでまるまる2時間というのは、おそらく本邦初の公演です。
長年にわたりマレーシア各州の舞踊を研究し、広めてきたムカール・ブダヤの渾身の舞台、ふるってご参加ください。
プラナカンが愛好したダンス、ドンダンサヤンなども披露されるほか、マレーシア各地の華やかな伝統衣装も必見です。
<プログラム>
第一幕「王宮の調べ」~マレー半島北部の舞踊より
マレー半島の北部の州に伝わる王宮舞踊のレパートリーに加え、マレーの伝統武術シラットの動きを入れた踊りや、ペラ州で盛んなダボスなどをご紹介。
第2幕「民衆のリズム」~マレー半島南部の舞踊を中心に
マレー半島南部の州で民衆に親しまれているジョゲ、ザピン、ドンダンサヤン、ピリンなどのご紹介。
第3幕「お祝いの踊り」~結婚式、ハリラヤ、ムルデカより
お祝いの場で演じられる舞踊の中から結婚式、断食明け、独立記念日をテーマにした舞踊をお楽しみいただきます。
第4幕「フィエスタ」~ザキ祭り
マレー舞踊のさまざまなスタイルを一気にご紹介する盛大なフィナーレです。
おしまいにはお客様を交えてのジョゲ・タイムもあります。
<日時> 3月13日(土) 18時~20時 (17時30分開場)
<場所> 新宿区角筈(つのはず)区民ホール(新宿区西新宿4の33の7)
<参加無料(定員240名)>
詳しくはhttp://malaysiandance.blogspot.com まで
- ABOUT
プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
- プロフィール
HN:
Miki & Chie
性別:
女性
自己紹介:
シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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