現在の住所/連絡先はこのとおり:
Level 3, Keppel Club, 10 Bukit Chermin Road, Singapore 109918
Tel: +65 6375 5563
Email: peramakan2@yahoo.com.sg
もう〜〜、前回のブログでも書きましたが、シンガポールはホントに移転が多くて困ります!
このお店はカトン地区のJoo Chiat Rdにあったんですが、それで私たちの本では
カトン歩きのページで紹介していたんですが。
まあ、カトンは他にもたくさんニョニャ料理店があり、
老舗のGuan Hoe Soonなどもお勧めですので、カトン歩きの際はそちらでお食事されては
どうでしょうか。この店はプラナカンではなく、プラナカンの家で働いていた
海南人コックのファミリーが経営しています。
エビのチリソース炒めのSambal Udang、ニョニャ料理の最高峰、チキンのブラックナッツ煮込みのAyam Buah Keluakからデザートまで、ニョニャ料理入門にはおすすめの店です。
Guan Hoe Soon
24 Joo Chiat Rd
Tel: 6344-2761 定休:火曜日
プラマカンの移転先はケッペルクラブという古い由緒あるゴルフクラブで、
ちょうどセントーサ島の対岸あたりにあります。
景色のいいところなので、観光がてらに寄って見るといいですよ。
アクセスはタクシーのみになります。
これで移転しまった店はCasa Bom Vento とIntanに続いて3軒目です。
(以前ブログでお知らせしています)
客はシンガポール人などが多く、ちょっと観光客ずれしている感じもありますが、
無難に美味しいものが食べられるし、買い物にもおすすめです。
本当に普通の食堂ですが、メニュー(写真付き)も豊富です。豚肉を出すのもグッド。
おすすめはオタ、バビ・ポンテ、アサム・フィッシュ、チンチャーロ・オムレツなど。他にうちの旦那などはローストポークが気に入ってますが、これはある日とない日があります。あとは、なんでもない野菜の炒め物がとってもおいしかったりします。野菜を頼むなら、スイートポテト・リーフ(さつまいもの葉)をトライしてみて!日本では戦時中に食べるものがなくて食べたとか、良い話をききませんが、日本のとは種類がちがうのでしょうか?しゃきしゃきとしてとてもおいしい野菜です。こちらにきてこれを食べないのは損ですよ。
さて、食べ終わったら、レジの方へ行ってみましょう。いろいろなものが売られています。この店特製のカレー粉からチンチャーロ、ブラチャン、そしてクエクエ!
ここで売られているオンデオンデもちっちゃくて素晴らしいです。アンクークエはおすすめしません。チャーリー・リーのが数倍おいしい。あとはドドール。味見させてもらうといいです。私はもち、ドリアン味だけど、なれない人はココナッツ味かな?あとはニョニャ・チャン、ニョニャ粽(ホッケンのSalty粽 -- たいしてしょっぱいわけではないです。対照的にニョニャ粽が甘いので、そう呼ばれています -- ではない方、と店員に聞いてください)も是非。これはマラッカの有名なMrLimの粽です。日本で食べるものとはかなり違います。甘めに味付けされた豚肉にシナモンとコリアンダーシードの香りがします。ちなみにシンガポール人であるうちの旦那は甘めのニョニャチャンは好きではありませんが、ここのは結構いける、と言っておりました。
ナンシーズはランチしか営業しません。夜は閉まっていますのでご注意。
Nancy's Kitchen
Jln Hang Lekir (3rd Cross St)
Tel: 283 6099 / 012-675 3756(携帯)
定休: 火曜 営業時間:11〜17:00
今日は、マカン・マカンで味わえるニョニャ料理の数々をご紹介しましょう。
いずれも3日前までに予約していただければ、当日至福のひとときを味わえるはずです。
最初は、日本でも唯一このお店だけ!と言っても過言ではない、ニョニャ料理の最高傑作「アヤム・ブア・クルア(チキンのブラックナッツ煮込み)」の紹介です。
この料理がきっかけでプラナカンの研究をすることになった2人の著者、曰くつきの料理です。
インドネシア原産の木の実を何日もかけて戻し、中身をくりぬいて味付けをし、また元にもどして、チキンやハーブ、スパイスと共に煮込むという大変に手間のかかる料理で、かつてプラナカンの間ではお正月に出されていた料理でした。
見かけは真っ黒けで少々グロテスクですが、味は天下一品!フレンチのソースに勝るとも劣らない深い味わい。こういう料理を創り出したプラナカンの人々の肥えた舌のセンスと、好奇心をも感じさせる料理です。
マカンさんのアヤム・ブア・クルアも実に丁寧に作られており、漆黒の中から香り立つスパイスと、木の実が醸すコクがあいまって絶妙な味に仕上がっています。
お次は、ペナンの名物とも言える「カリー・カピタン(エシャロット風味のチキン・カリー)、これも日本で味わえるお店はごくごく僅かです。一見激辛そうに見えますが、どっさり炒めたエシャロットやオニオンの甘味が特徴で、子供さんやお年寄りでも美味しくいただけるカリーです。マカンさんのカリー・カピタンのレシピは、ペナンに住むプラナカンの重鎮、ドクターNgご夫妻のレシピに基づくもので、たまねぎのコクと鶏の旨味の間からジワリと滲み出るスパイスの風味が後を引く逸品です。マカンさんでは必ずオーダーしたい料理のひとつです。
次はニョニャ料理を代表する麺料理「ラクサ」。マレーシアやシンガポールではもう国民食となっているので、このラクサが、実はニョニャ料理が元祖とは知らない人も沢山います。しかも場所によってココナッツ・ミルクが入ったり、タマリンド入りの澄んだスープ(ペナン風)になったり、色々なバージョンがあるのが特徴。
マカンさんでは、リクエストに応じて、青魚でダシをとった甘酢っぱく、さっぱり味のペナン式ラクサを出したり、ココナッツ・ミルクたっぷりの濃厚で辛いニョニャ・ラクサを出してくれたりします。
都内のお店でココナッツ・ミルク入りのラクサ麺は結構見かけますが、複雑なスープの味わい、つるりとして腰のある丸太のラクサヌードル、ボリューム感のあるトッピングなど、やはりマカンさんのラクサがピカ一だと思います。
すでに本を御覧になってくださった方、これからご購入される方、カラフルなプラナカン食器に盛り込まれた美味しそうなニョニャ料理を御覧になって、「現地まで行かないと食べられないのかな~?」とお思いの方、実はあるんです! とびっきりおいしいニョニャ料理&シンガポール料理を味わえるお店が。
場所は神奈川県大和市。小田急線と相鉄線の大和駅から歩いて約3分のそのお店。
名前は「アジアの台所 Makan Makan(マカン・マカン)」と言います。
マカンとはマレー語で食べる!という意味。このお店のご主人、平岡 弘子さんは、もともと割烹料理店を営んでいた料理のプロ。彼女が家族の転勤でシンガポールに滞在してから、すっかり東南アジア料理に惚れこみ、持ち前の料理人としての血が騒ぎ出し、現地のありとあらゆる料理学校、お店、ローカルの友人宅で勉強を開始。
美味しい料理に出会うと、キッチンの中にまで入り込んで教えてもらったというパワフルな女性です。
今は、シンガポール人で料理の上手なジェームス君という素敵な娘婿が彼女の右腕となり、現地の味を一緒に再現しています。
とにかく彼女の採算度外視ともいえる手間のかけよう、素材に対するこだわり、そして何と言ってもセンスの良い味覚には、毎回脱帽させられます。大和市は都内から少し遠いのですが、行って食べてみると、そんな遠さも吹っ飛ぶ美味しさです。特にここのミーシャム、ラクサ、ニョニャ料理の数々は現地の味をもしのぐほど、まさに絶品!ですよ。
週末ちょっと足をのばして、遠足気分で是非出かけてほしいお店です。
「アジアの台所 Makan Makan(マカン・マカン)」
神奈川県大和市中央1-6-19 (小田急線&相鉄線 大和駅徒歩3分)
電話046-260-7010
ランチ&ティータイム(11時~17時)、ディナータイム(17時~22時)
毎週火曜日と、第2月曜日休み
http://www.makanx2.com/index.htm
材料には、イカン・テンギリというサワラに似た魚を使うことが多く、それをすり身にし、ココナッツ・クリーム(ココナッツ・ミルクよりも濃厚)とフレッシュ・スパイス&ハーブ類を合わせて葉っぱに包み、炭火で焼いたり蒸したりしたもの。ニョニャの得意料理のひとつだが、産地によって辛さもテクスチャーも葉っぱの種類も、オタの大きさも実に様々。
マラッカで食べるニョニャのオタは、レモングラスやブルージンジャー、ターメリック、カフィア・ライムの葉っぱなどに、生のチリ・パディ(小さくて辛いチリ)とブラチャン(干海老のペーストを炒ったもの)などが入った香ばしくてスパイシーなもの。バナナの葉や、ラパという少し黄色い葉でくるんであることが多い。そのテクスチャーはふんわり仕上げた、でき立てほやほやのカマボコのごとく。特にマラッカの近郊にあるムアーという町はオタがおいしくて有名な町だ。
マラッカのオタに感動しつつ、ペナンに行くとさらに驚きの味に出会えるのだから、オタという料理、単なる魚のすり身などとあなどれない。ベイクしているシンガポールやマラッカのオタと違い、ペナンのオタは蒸しているため水々しく滑らか。
ペナンではオタのことを英語でフィッシュ・ムースと呼ぶように、口の中に入れるとシュワッととろけてしまう、まさにムースのような軽さだ。
初めて食べたのは、ガーニー・ドライブにあるさり気ない屋台街でだったが、香り立つハーブとフレッシュな魚の風味がMixされた典雅な味わいに感激。タイ料理の影響か、ペナンのオタはカフィア・ライムの爽やかな香りが印象的だった。
それに比べて残念なことに、シンガポールで食べるオタはココナッツの油が重たく感じられ、テクスチャーもイマイチ。何といってもオタの命である葉っぱをひらいた時に香りたつ芳香が感じられない。所によっては「魚の鮮度が危ない味」の店も多い。マレーシアのオタを知ってしまってはね~~~。
おすすめ店
(マラッカ)
・Nya Nya(レストラン)G 35 Jln.PM3 Plaza Mahkota Bandar Hilir Tel 06-283-6327
・Baba Charlie Lee (菓子店)72 C. Jln.Tengkera
Tel 06-284-7209
(ペナン)
・New World Café (Siin Se Kai) 10 Swatow Lane.
(シンガポール)
・ニョニャ料理店ならおいしいものにありつけます。
Joo Chiat Rd.のGuan Hoe Soon、PeraMakanなど結構いいですよ。
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