おととい〜昨日(そして今日も少し?)続いたヒンドゥーのお祭りタイプーサム。
シンガポールやクアラルンプール(バトゥーケイブ)も有名ですが、ペナンのタイプーサムはかなり盛大で有名です。去年はちょうどシンガポールでの講演会に行っててみれませんでしたが、今年はじめてペナンのタイプーサムを観に行きました。
タイプーサムはヒンドゥー教徒でもタミール人の間で行われるお祭りだそうです。シバ神の息子ムルガンを祀るもので、信者たちが体に金棒やらかぎ針などを刺してカバディー(肉体的苦痛を意味するそう)といわれる鳥籠のでかいようなもので飾り付けがされたものを担いで長距離の道のりを歩くものです。非常にえぐいお祭りとして観光客にも人気が高い。
というわけで信者の行進するコースとなっている道路は交通規制がかけられ、周辺は大渋滞になります。我が家の周辺もかなり影響を受けるので、私たちも車ではなく徒歩で会場の方へ行きました。さすが運転マナーの悪いペナン、空いてるスペースがあればありとあらゆるところに違法駐車されてました。
完全に歩行者天国になっている道路にはカバディーを背負った信者たちと、見物客でごった返していました。苦行をしていないインド人の男性たちも踊り狂っています。結構笑える人も。ただ女性は1人も踊っていませんでしたが、大音量のインディアン・ビートのリズムに私すらウキウキしてきました。
でも、想像していたほど、「苦行」があまり痛そうではなかった・・・。シンガポールとかで見たのは、カバディーと体をつなぐ針金が体に刺し通されていたような気がするのですが・・・?なんかこっちのはカバディーそのものは腰にはめる輪を固定しているだけでした。でも顔とかを見ると口のあたりに棒が突き刺さっていたり、かぎ針などが数個刺されていました。背中にかぎ針だらけの人や、体中にかぎ針で小さなミルクポットを鈴なりに留めている人もいましたが、思ったよりえぐいのはなかったです。これのどこが苦行?ぬるくない?とちょっと不満でした。「じゃあおまえがやってみろ」といわれればお断りですけど。
でもプーケットとかで中国系がやるタイプーサムの方がずーっとえぐいと思います。
苦行をしている人は苦行というよりひたすらダレている感じ。まあ普段もこんな感じか??
カバディー軍団が歩く通り沿いにはThanneer Panthalと呼ばれるブースがいくつも建てられます。このブースは企業やヒンドゥー関係の団体が建てているようで、中で関係者が休んだり食事したり、また通行人に無料で飲み物や食事を配るものとして機能しています。ブースによって振る舞いが違うのですが、ネッスルのブースではちょっと塩っけのあるネギ味のヨーグルト・ドリンクを配っていて、私は結構気に入りましたが、娘とかはオエーって感じ。普通にジュースを配るブースもあります。とにかく羽振りのいいブースとそうでないブースは明確に分かれていました。これでご利益も違うだろうに。あと、ただ飯を配給するブースには長蛇の列が。お金払った方が美味しいものにありつけるので、私たちはご遠慮申し上げました。
ペナンのタイプーサムが特徴的なのは行進の前日に「ココナッツ割り」儀式があることだそうです。残念ながら知らなくて見逃してしまいましたが、数百万個ともいわれる数のココナッツを行進の道路で叩き割るのだそうです。とくにコムター付近のGamaというデパートの前あたりがすごいらしい。これは本場インドではやらない儀式で、こちら独特のものだそうです。
とにかく象の行進やら、牛車でひく御神輿の行進、そしてカラフルなカバディーと踊り狂う信者たち、とイベント盛りだくさんのお祭りです。来年は一部始終を見学してみようかなと思いました。
シンガポールやクアラルンプール(バトゥーケイブ)も有名ですが、ペナンのタイプーサムはかなり盛大で有名です。去年はちょうどシンガポールでの講演会に行っててみれませんでしたが、今年はじめてペナンのタイプーサムを観に行きました。
タイプーサムはヒンドゥー教徒でもタミール人の間で行われるお祭りだそうです。シバ神の息子ムルガンを祀るもので、信者たちが体に金棒やらかぎ針などを刺してカバディー(肉体的苦痛を意味するそう)といわれる鳥籠のでかいようなもので飾り付けがされたものを担いで長距離の道のりを歩くものです。非常にえぐいお祭りとして観光客にも人気が高い。
というわけで信者の行進するコースとなっている道路は交通規制がかけられ、周辺は大渋滞になります。我が家の周辺もかなり影響を受けるので、私たちも車ではなく徒歩で会場の方へ行きました。さすが運転マナーの悪いペナン、空いてるスペースがあればありとあらゆるところに違法駐車されてました。
完全に歩行者天国になっている道路にはカバディーを背負った信者たちと、見物客でごった返していました。苦行をしていないインド人の男性たちも踊り狂っています。結構笑える人も。ただ女性は1人も踊っていませんでしたが、大音量のインディアン・ビートのリズムに私すらウキウキしてきました。
でも、想像していたほど、「苦行」があまり痛そうではなかった・・・。シンガポールとかで見たのは、カバディーと体をつなぐ針金が体に刺し通されていたような気がするのですが・・・?なんかこっちのはカバディーそのものは腰にはめる輪を固定しているだけでした。でも顔とかを見ると口のあたりに棒が突き刺さっていたり、かぎ針などが数個刺されていました。背中にかぎ針だらけの人や、体中にかぎ針で小さなミルクポットを鈴なりに留めている人もいましたが、思ったよりえぐいのはなかったです。これのどこが苦行?ぬるくない?とちょっと不満でした。「じゃあおまえがやってみろ」といわれればお断りですけど。
でもプーケットとかで中国系がやるタイプーサムの方がずーっとえぐいと思います。
苦行をしている人は苦行というよりひたすらダレている感じ。まあ普段もこんな感じか??
カバディー軍団が歩く通り沿いにはThanneer Panthalと呼ばれるブースがいくつも建てられます。このブースは企業やヒンドゥー関係の団体が建てているようで、中で関係者が休んだり食事したり、また通行人に無料で飲み物や食事を配るものとして機能しています。ブースによって振る舞いが違うのですが、ネッスルのブースではちょっと塩っけのあるネギ味のヨーグルト・ドリンクを配っていて、私は結構気に入りましたが、娘とかはオエーって感じ。普通にジュースを配るブースもあります。とにかく羽振りのいいブースとそうでないブースは明確に分かれていました。これでご利益も違うだろうに。あと、ただ飯を配給するブースには長蛇の列が。お金払った方が美味しいものにありつけるので、私たちはご遠慮申し上げました。
ペナンのタイプーサムが特徴的なのは行進の前日に「ココナッツ割り」儀式があることだそうです。残念ながら知らなくて見逃してしまいましたが、数百万個ともいわれる数のココナッツを行進の道路で叩き割るのだそうです。とくにコムター付近のGamaというデパートの前あたりがすごいらしい。これは本場インドではやらない儀式で、こちら独特のものだそうです。
とにかく象の行進やら、牛車でひく御神輿の行進、そしてカラフルなカバディーと踊り狂う信者たち、とイベント盛りだくさんのお祭りです。来年は一部始終を見学してみようかなと思いました。
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- 無題
Mikiさん、
延々タイプーサムの行列を追ってのリポート御苦労さまでした。
ブログで察するに、ペナンのタイプーサムはあまり痛くなさそう??。綺麗に体を飾りつけていたり。それに比べ、Mikiさんも何度もご覧になったと思いますが、シンガポールのタイプーサムは誰もが全身に針を刺していた記憶が?そのあまりにも過酷な苦行っぷりに見る側も唖然とし、毎年負傷者も出るほどでしたよね??私も初めて見たとき、げぇぇぇぇ!と目を開けていられないほどびっくりしました。ところ変わればタイプーサムも変わる。面白いですね!
延々タイプーサムの行列を追ってのリポート御苦労さまでした。
ブログで察するに、ペナンのタイプーサムはあまり痛くなさそう??。綺麗に体を飾りつけていたり。それに比べ、Mikiさんも何度もご覧になったと思いますが、シンガポールのタイプーサムは誰もが全身に針を刺していた記憶が?そのあまりにも過酷な苦行っぷりに見る側も唖然とし、毎年負傷者も出るほどでしたよね??私も初めて見たとき、げぇぇぇぇ!と目を開けていられないほどびっくりしました。ところ変わればタイプーサムも変わる。面白いですね!
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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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