今日はイスラム教徒にとって大切なお祝いの日、ハリラヤ・プアサでした。
ときにイスラム教徒のお正月、と間違われるほど大きなお祝いです。
プアサというのは断食の意味で、苦しい断食を乗り越えたことを喜びあう祝日なのだとか。
当然ご馳走にもあやかれます。
イスラムのヒジュラ暦のラマダン月(第9月)がプアサを行う時期です。ヒジュラ暦は太陽暦とは毎年11日くらいずつずれて行きます。私が14年ほど前シンガポールに来た頃は、ハリラヤ・プアサと中国正月は近かったのに、今年はなんとこんなに離れてしまったのです。
シンガポールでもマレー人の人々は晴れ着を着て、親戚や友人の家を訪れます。最近チャイニーズなんてニューイヤーでも普段着みたいな格好で歩いているのに比べ、マレーの人たちの方がちゃんと着飾っている人が目につきます。男の子たちなんて、お揃いの衣装を着ててなかなか格好良いですよ。
ちなみにプアサ(断食)は約一ヶ月間ほど続くのですが、断食というのは一ヶ月何も食わない、飲まないのではなく、太陽が出ている時間は飲み食いしちゃいけないそうなのです。厳しい人になると、唾さえ飲み込んではいけないのだとか。でも太陽がでていない時間、早朝の日の出前と夜7時頃の日没後は食事ができます。だから、この時期になると飲食店などで夕方頃からうだうだ日没を待つマレー人の姿をよく目にするのです。
ま、その程度の断食なのです。数日食べられない断食道場とは違うのです。でもそんな断食さえ、やる気力のない私。マレー人って普段はのんびり、何でもネバー・マインラ〜、みたいな人たちが多いのに、プアサの時期は根性見せるのですよ。
よくわからないのは、プアサの期間って、昼過ぎ頃からマレーの屋台が店を開き始める。もちろん食べてはいけないのですが、日没後のディナーをそういうところに買いに行くんですね。マレー人が多いエリアでは特設屋台がいっぱいでて、いろんなおかずや食べ物を売るんです。それは断食してない私たちにとっては、楽しいですよ。でもマレー人たちは日没まで食べられないのに、昼過ぎごろからたむろってる人が結構いるんですよ。あれ、辛くないんですかね??私なら、食べ物見せられたら挫けると思う。もちろん、作って売ってる人たちはもっと酷ではないか、と。
ま、一度やってみりゃ良いんでしょうけどね。心配してないで。
何だかこっちまでマレー人のことが気になってしまう一ヶ月間なのです。
ちなみに今年はイスラム教徒のプアサ、中国系のハングリー・ゴースト・フェスティバル(お盆にあたるもの)、ムーン・ケーキ・フェスティバルが重なる異例の年でした。ヒンドゥー教徒の一番のお祝いであるディーパバリももう準備を始めて、リトル・インディアではライトアップが始っています。今の時期旅行に来た人たちは楽しいのではないでしょうか。
ときにイスラム教徒のお正月、と間違われるほど大きなお祝いです。
プアサというのは断食の意味で、苦しい断食を乗り越えたことを喜びあう祝日なのだとか。
当然ご馳走にもあやかれます。
イスラムのヒジュラ暦のラマダン月(第9月)がプアサを行う時期です。ヒジュラ暦は太陽暦とは毎年11日くらいずつずれて行きます。私が14年ほど前シンガポールに来た頃は、ハリラヤ・プアサと中国正月は近かったのに、今年はなんとこんなに離れてしまったのです。
シンガポールでもマレー人の人々は晴れ着を着て、親戚や友人の家を訪れます。最近チャイニーズなんてニューイヤーでも普段着みたいな格好で歩いているのに比べ、マレーの人たちの方がちゃんと着飾っている人が目につきます。男の子たちなんて、お揃いの衣装を着ててなかなか格好良いですよ。
ちなみにプアサ(断食)は約一ヶ月間ほど続くのですが、断食というのは一ヶ月何も食わない、飲まないのではなく、太陽が出ている時間は飲み食いしちゃいけないそうなのです。厳しい人になると、唾さえ飲み込んではいけないのだとか。でも太陽がでていない時間、早朝の日の出前と夜7時頃の日没後は食事ができます。だから、この時期になると飲食店などで夕方頃からうだうだ日没を待つマレー人の姿をよく目にするのです。
ま、その程度の断食なのです。数日食べられない断食道場とは違うのです。でもそんな断食さえ、やる気力のない私。マレー人って普段はのんびり、何でもネバー・マインラ〜、みたいな人たちが多いのに、プアサの時期は根性見せるのですよ。
よくわからないのは、プアサの期間って、昼過ぎ頃からマレーの屋台が店を開き始める。もちろん食べてはいけないのですが、日没後のディナーをそういうところに買いに行くんですね。マレー人が多いエリアでは特設屋台がいっぱいでて、いろんなおかずや食べ物を売るんです。それは断食してない私たちにとっては、楽しいですよ。でもマレー人たちは日没まで食べられないのに、昼過ぎごろからたむろってる人が結構いるんですよ。あれ、辛くないんですかね??私なら、食べ物見せられたら挫けると思う。もちろん、作って売ってる人たちはもっと酷ではないか、と。
ま、一度やってみりゃ良いんでしょうけどね。心配してないで。
何だかこっちまでマレー人のことが気になってしまう一ヶ月間なのです。
ちなみに今年はイスラム教徒のプアサ、中国系のハングリー・ゴースト・フェスティバル(お盆にあたるもの)、ムーン・ケーキ・フェスティバルが重なる異例の年でした。ヒンドゥー教徒の一番のお祝いであるディーパバリももう準備を始めて、リトル・インディアではライトアップが始っています。今の時期旅行に来た人たちは楽しいのではないでしょうか。
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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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