友人たちから頂いたシンガポールのカワイイお土産や、ちょっと変わったお土産などをご紹介したいと思います。
まずはこちら、シンガポールに在住経験のある音楽家から頂いた「チェキ」というプラナカンやユーラシアンが好んで遊んだカードゲーム(商品名はチェルキー)。
ひとつひとつのイラストがとっても可愛くて、日本語での説明書もついています。少し目先の変わった珍しいお土産品にお薦めです。
そしてこちらは、プラナカンの可愛いアイテムを集めてプリントしたトートバッグ。ガイドブックで紹介されていたのを見て、シンガポールに行ったら買ってきて~と平岡シェフに頼んだものです。
アンクークエからクエラピスからティフィンから、ビーズサンダルにニョニャウェアまで、こういうカワイイ配列やデザインは日本人オーナーさんならではのセンスですね。大きさもちょうど良く書類もたっぷり入ります。
こちらは気軽なお土産によいプラナカンのファイル。
先に紹介したチェキをはじめ、プラナカンのポーチやアクセサリー、クッキーなど、オーチャードRdのマンダリンギャラリー4階にある「MELISSA」さんにはプラナカン関連の可愛らしいお土産が沢山あります。
●メリッサhttp://www.melissazakka.com/jp/
こちらはシンガポーリアンの友人からのお土産「コピティアム・ポーチ」。コーヒーにレンゲが添えてあったり、カヤトーストに半熟卵やMiloなど、シンガポールの朝食アイテムに、コピティアムの謂れがちゃんと貼り付けてあるのもポイント高しです。
同じくグルメの友人から、これはかなり食の上級者向けのお土産かもしれませんが、塩卵で味をつけた魚の皮のチップス。少々グロテスクな見た目から、あまり食欲をそそられませんが、これがoおいしい!
パリっとした魚の皮に濃厚な塩卵がまんべんなくまぶしてあり、カレーリーフやチリなどの風味がアクセントとなり、食べ始めたら止まりません。噛みしめるとじわ~っと油が口いっぱいに広がるほどカロリー満点のスナックなのですが、塩卵が大好きな私には何とも酷なお土産です。好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、一度は食べてみる価値ありです☆
●Little Red Cap Crispy Fish Skin Web:littleredcap.com.sg
ことしもあっという間に師走となりました。
東京には先月早々に初雪も降り、苦手な真冬の到来です。
さて、今年の8月に地球の歩き方(ダイヤモンド社)から発売されて以来、順調な売れ行きのMook「シンガポール ランキング&マル得テクニック」。
(電子書籍のKindle版でもご覧になれます。)
その中で「シンガポールのプロにきくグルメランキング」というコーナーがあり、MikiさんとChieが参加しています。
様々なジャンルやシーンに分けて食べるべき料理と、ベストなお店をランキング形式で紹介した「食」の部分が、書籍のかなりのボリュームを占めていますので、クリスマスやお正月にシンガポールの渡航を考えていらっしゃる方はもちろん、数日間で効率よく食べ歩きをしたい方などに是非おすすめしたい一冊です。
このMookとMikiさんの「シンガポール絶品!ローカルグルメ」の2冊があれば、短い間で自分の好みに合わせた「食べる、買う、見る、滞在する」の快適なシンガポール旅行ができるはずですよ☆
東京は桜の花がほころび始めました。
しばらくバタバタしており、久しぶりのブログのアップとなりましたが、本日は色々な人たちから「かなりおいしい!」と聞きながらも、なかなか食す機会がなかった成城石井の「シンガポール風ラクサ」をやっと試すことができましたので簡単な感想を。
ラクサはこのように具にスープも全て入った、電子レンジでそのまま温めるタイプ。
温める前はスープは見えません。ゼラチンで固めてあるのでしょうか?
お持ち帰りのためにきちんと考えられていますね。
そして、温めるとみるみるうちにスープが器を満たします。
麺は平べったいビーフン。
スープの色はルンパー(スパイスペースト)がしっかり入った淡いオレンジ色。具も卵に厚揚げ、鶏肉にもやし、トマトとたっぷりで期待が持てます。
ひとくちスープを味見してみると、一気にシンガポールのカトンの風景が思い出されるほど本格的な味。食べ進めると、これはもしかしたらシンガポールのフードコートなどで味わう味の薄いシャバシャバのラクサなんかよりずっと美味しいかも?!と確信。
スパイシーながらも、ココナッツのまろやかな甘み(成城石井ではココナッツミルクではなくココナッツクリームを使用)に、香り立つ干しえび、ハーブ、トマトやレモンのかすかな酸味とともに絶妙にブレンドされたスパイスペースト。全てが調和してシンガポール版ラクサの命ともいえる濃厚なスープを作り上げています。
全国4万を超える応募があった新日本スーパーマーケット協会主催「お弁当・お惣菜大賞2015」における麺部門の最優秀賞に輝いたのもうなずける味でした。
以前シンガポールに住んでいた時は、自分好みの濃厚なラクサに出会うのはかなり難しいと感じていました。
しっかりダシの取れていないスープをココナッツミルクで薄めすぎたり、ココナッツミルクが分離しすぎて見るも哀れなダマダマのスープになっていたり、サンバルをたっぷり混ぜないと味が無かったりなど、それだけに美味しいラクサを作るのは難しいんだなぁ~と感じていました。
その点、ココナッツミルクが入らない甘酸っぱいアサム・ラクサなら比較的当たり外れが無いのでそちらをオーダーしたり。
それが、日本でこんなに美味しいラクサをレンジで手軽に味わえるなんて、しかも日本には殆ど知られていなかったラクサをテイクアウト麺として売り出し、最優秀賞を取るなんて驚きです!
ラクサに対する成城石井さんの並々ならぬ研究と開発、熱意を感じてしまいました。
欲を言えば麺の量の少なさと、税込で647円というお値段でしょうか(笑)?
それでも試す価値は大いにアリです。
平岡シェフの作るチキンライス、そして濃厚なニョニャ・ラクサは絶品です。
必ず自宅でも作れるように懇切丁寧にご指導くださいます。
頑張って作ってみたい方、残りあと数席のようですが以下までお問い合わせください。
以前Chieが教えて頂いた時の様子は、こちらのブログのアーカイブ、
2014年6月7日「海南チキンライスを作る」でご覧いただけますので、ご参考になさって下さい。
◆10月3日(土) 11:00~
*ニョニャ・ラクサ
シンガポール&マレーシアの国民食。
スパイスとココナッツミルクがきいたスープ麺。
*ロティジョン
バケットと卵で作るスナック
◆10月24日(土)、追加クラス11月7日(土)11:00~
*シンガポールチキンライス(海南鶏飯)4種のソースも作ります。
*青菜炒め
費用は、材料費込で ¥5000
詳しくは info@makanx2.com こちらまでご連絡ください。
このたび、私Mikiはシンガポールのローカル料理を紹介する本を上梓いたしました。
このブログを覗いてくださる皆様のような、シンガポールのリピーターに捧げる一冊です。
「はじめに」でも書きましたが、今シンガポールの屋台もほとんどが中国大陸からの出稼ぎなど外国人が調理していたり、チャイナタウンなどに行くと中国の四川や東北地方の料理の店だらけで、シンガポール料理が押しのけられている印象があり、危機感を強く感じます。そのため、今こそシンガポール料理について書かなければいけない、と強く思い、長年シンガポール取材でおつきあいのある編集者からのラブコールもあり、この企画を進めたのです。
全ページオールカラーで写真やイラストもいっぱい、お店の紹介はもちろんですが、単なる食べ歩きガイドではなく、各料理の詳しい解説を添え、歴史からレシピなど盛りだくさんで読み応えたっぷりの内容になっています。
編集はシンガポール中を歩きまわって取材されること十数年のアジアランドの鈴木さん、撮影は湯山繁さんという、シンガポール取材ではベテランのお二人がご協力してくださいました。
また、今回の本では、シンガポールではありませんが、ペナンで今引っ張りだこになっているLuisa Hungさんにホーカーセンターとコピティアムのイラストを特別にお願いしました。Luisaさんは台湾出身で建築学が専門、ペナンの歴史的建築修復の建築事務所に勤めていた方ですが、ユニークな建築イラストが話題となり、画集も出版されています。ローカル文化を掘り下げて取材し、じっくりデッサンされて描き出すイラストが本当に味わい深いのです。超売れっ子なので大変厳しいスケジュールだったのですが、なんとかこちらのお願いに応じていただけて実現いたしました。
彼女のイラストも今回の本の目玉です。
是非一冊お手にお取りください。
ご感想お待ちしております。
発売は今週金曜日25日、国内の各書店に並ぶ予定です。
シンガポール 絶品!ローカルごはん
名物食堂から屋台まで、本当においしい店を教えます!
(地球の歩き方GEM STONE)
著者: 丹保美紀
単行本(ソフトカバー): 128ページ
定価: 1500円+税
発売元: ダイヤモンド社
ISBN-10: 4478047162
ISBN-13: 978-4478047163
発売日: 2015/4/25
アマゾンでもご注文可能です (右欄アマゾン・ウィジェットもご覧ください)
お気に入りの素食館にはラクサなどのローカル料理あり、チャイニーズあり、マレー風あり、ニョニャまであり(もちろん一切肉は使用せず)姿形も工夫を凝らした料理とメニューを見ているだけで楽しくなってきます。
見て下さいこのお料理!どう見てもサテーですよね!!でも素食館ですから肉では無くグルテンや大豆ミートを使っています。香ばしい味も歯ごたえもまるで本物。
スパイスのきいたピーナッツソースも絶品でこれには本当に驚きました。
こちらはとんかつ風の料理。メニューにはクリスピーチキン載せロジャサラダとありましたが(笑)ソースがまったりと甘いのはロジャソースをかけているからですが、もちろん肉ではありません。
そしてこれはベジタリアン風チキンカリー。チキンの鳥肌まで模しています。 ここまでするなら肉を食べちゃえばいいじゃない!?と少し笑えてきます。そしてこちらはマスタードシードとナスがたっぷり入ったニョニャ風ベジタリアンカリー。 まったりと濃厚な味わいに、むしろ肉でなくても充分!と納得の美味でした。
こちらはニョニャの代表的な料理、アヤム(風)ブアクルア。 コクのあるグレイビーソースは立派なニョニャ料理に仕上がっていました。考えたらブラックナッツがたっぷりソースに溶けているのですから美味しくないはずがありません。
で、これはノーヒョン。 普通は叩いて細かくした豚肉に五香粉などで味を付け、湯葉で巻いて揚げた福建料理の代表的なものですが、これは大豆たんぱくの中に木クラゲやお米やお豆などが入りひき肉風に仕上げてあり、ぷちぷちとした食感が良いアクセントになっておりました。
ご覧のとおり、どのお料理も油をたっぷり使っていますし、決してヘルシーとは言い難い?かもしれないベジタリアン料理ですが、時に涙ぐましいほどの工夫とアイディアを感じさせてくれる楽しい食卓となるのです。
いつもお線香の香りが漂っているWaterloo Stに御利益で有名な観音寺がありますが、その参道にある東南亜観音素食館(なんとホテルも併設)は、お寺に願掛けをしたあとに素食を戴くというご信者様用でしょうか?素食系の中華料理以外に、焼き菓子(ラードなどを使用していない精進もの)が充実しています。
おすすめは、チャイナタウンのど真ん中、シンガポールのパワースポット「佛牙寺」を真横に見ながら食べる「Eight Treasures Vegetarian 」や、同じくチャイナタウンにある「Whole Earth Vegetarian」など、ニョニャやマレー系のユニークなメニューが揃っていていますよ。
*シンガポールのレストランは入れ変わりが激しいのでいらっしゃる方はサイトなどを見て確認してください。
台風通過中の日本では名月を愛でるのは難しいかもしれませんね。
シンガポールに住んでいた頃、中秋節近くになると町中が赤や金の飾りで彩られ、提灯が至るところにぶら下がり、四季の無い国でも何となく季節のうつろいを感じさせてくれました。
この日のために町中のお菓子屋さんや中国料理店では、1ヶ月前から月餅の販売合戦が始まり、それはそれは熾烈な競争を繰り広げていました。
柔らかい餅生地(Snow Skin)で包んだマンゴーやドリアン味の月餅はお馴染みになりましたが、寒天を使ったヘルシー月餅などの新作を毎年クリエイトする店、あくまでも伝統にこだわる店など、お客としては様々なチョイスができて嬉しいところです。
その中でもやはり「あの味が食べたい!!」と、いつもこの時期に思うのが、私たちのブログでも何度かご紹介したシンガポールのチャイナタウンにある老舗「大同餅家」の月餅です。
シンガポールの殆どのお店が、手間を省くため蓮や小豆の餡を外に発注し、生地だけ作って型ぬきをして焼いている中、大同餅家は今でも小豆はもちろん、蓮の実を炊いて餡を練り上げています。
代々伝わる自家製餡のマッタリと舌にトロける絶妙な甘さとテクスチャーが絶品の大同の月餅。
嬉しいことにシンガポールを旅した友人が買ってきてくれました!
昨年、長年働いていた職人さんが引退してしまい、味が変わったのではないか?と心配していましたが、そんな心配も吹き飛ぶ、濃厚かつすっきりした後口の大同の月餅は健在でした!
半分に切ると思わず溜め息がこぼれるほど大きな塩卵が2つ入った月餅がオススメです。甘さを引き立てる塩分が良いアクセントに。
ジャスミン茶と合わせたら最高の味でした。
月餅のころは行列ができる大同。スタッフ一同が店に寝泊まりし、朝から夜中まで月餅を作り続ける中、中華菓子作りの極意を学びに働かせていただいた日を懐かしく思います。忙しい中、大きな鍋をふるってご家族が作ってくれた賄い飯の美味しさは、生涯心に残る味のひとつです。
月餅の時期は限られていますが、ナツメグなどのスパイスをきかせた自家製のパイナップル餡を包んだニョニャ風パイナップル・タルトや、炭火で焼いたゴーフルことクエ・ブランダ(ラブレター)はお土産にも人気の逸品です。
「大同餅家」35 Mosque ST.(チャイナタウン)
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