しばらく間があいてしまいましたが、続けさせていただきます。
いつもお世話になっているプラナカンのご夫妻から麺屋に連れて行くから、と半ば強制的に早朝ホテルのロビーに集合となりました。行き先はMeeRebus(ミー・ルブス)の名店だとか。クタクタに煮込まれた極太ラーメンに甘くてドロドロのソースがかかっているMeeRebusを生まれて初めてシンガポールで食べた時、「世の中にこんなにマズイ麺があるんだ!」とのけぞるほど驚いたマレー料理です。それから私はこの麺料理が好きではありませんでした。ドロンとした謎のグレイビーはあとからポテトのソースと知り、麺にポテト、、炭水化物のダブルか~!とまた驚いたのですが、それを素直に伝えると「大丈夫、ここのはすっごく美味しいから」と言われ期待に胸を膨らませて出てきたのがこちら。
お次はプラナカンの人がやっているというコーヒーショップ「Kafe LIN’S」。ここはRoti Jalaがお薦めとか。Roti Jalaとはレース状に焼き上げたクレープのことで、小さな穴のあいたRoti Jala専用の型に生地を流し込み、円を描くようにフライパンに落としていくとこんな感じにあっという間に焼きあがります。
それを4つに折りたたみ、カリーやサンバルのきいたグレイビーをつけて食べる。普通のクレープをいただくよりソースがRotiにとてもよく絡み、これはなかなか良く考えられたお料理だなぁ~と感心。チキンカリーかサンバル・プローンかルンダンの3種類の中からグレイビーを選びわずか4リンギット。お薦めはスパイスがたっぷりきいたルンダンとサンバル・プローン。クレープといえば軽食のように思われがちですが、Roti Jalaは案外お腹にたまります。Malaccaでは中国正月の1日目によく食べるそうです。
さて、もうひとつおまけにマラッカでいっぷくする穴場もお知らせします。
いつも宿泊するホテルのフロントのお姉さんが、のんびりできてお薦めよ~と言ってくれたのがHeeren St.にあるホテル(ゲストハウス)「Heeren House」の1階にあるカフェ。こちらは川に面したわずか6部屋の可愛らしいホテルとして日本人にも人気がありますが、1階が小さなクラフトショップになっており、その奥にノスタルジックな気分にさせてくれるカフェを併設しています。
こちらのゲストハウスはユーラシアンの男性と西洋人女性が営むお宿。きっと女主人の手作りなんだろうなぁ~と思わせるボリュームたっぷりの素朴で武骨なスイーツでしたが、想像以上にイケました。アンティークに囲まれたショップハウスの中でのんびりできる場所としてお薦めです。
●Mee Rebus 「明發茶餐室」55 Jalan Ujong Pasir
●Roti Jala & Malacca Prawn Noodle 「Kafa LIN’S」
45,Jalan Kristal 1,Taman Limbongan Indah
●お茶「Heeren House」1 Jalan Tun Tan Cheng Lock
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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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