大変ご無沙汰しています。
ペナンも今年になってから観光客が増大し、賑わっております。街はまだ薄汚れてゴチャゴチャですが、おしゃれなカフェやホテルが増えました。
そんな風に変わりゆくペナンですが、まだ観光客、いえ、ペナンッ子ですら知らないところもたくさん残っています。
ペナン(マレーシアならどこも?)には看板のない名店がいくつかあります。聞いた話では、営業許可を取らなくても、看板すら出さなきゃ問題ないとか。看板も出して商売して、それで営業許可取って無い場合は、当局に踏み込まれる、と聞きました。
ですので、これから紹介するお店は営業許可はないということでしょう。
日本、シンガポールでは、「ありえない!そんな店に行くなんて!!」ということになるでしょうが、こちらでは、営業許可のない食品販売など、珍しくもなんともありません。営業許可のあるレストランですら、食中毒になることも少なくありません。とにかく、こちらでは、食中毒も自己責任です。アンラッキーだったね、で片付けられてしまいます。同じものを食べても大丈夫な人もいますので。
ちなみに、数ヶ月前に私の車が路上で思い切りこすられました。方向を無視して逆走してきた車にです。運転手は酒気帯びでした。目撃者も確保しています。100%あちらの落ち度です。でも、未だに警察は調査結果を保険会社に出してくれません。ローカルの友達などは、「諦めるしかないね」という反応です。
さて、脱線しましたが、糖質制限中の私。お菓子や米は我慢できます。でも、どうしてもやめられないのがこれ。
インドのスナック、トセー Thosai です。
トセーはシンガポールでもマレーシアでも珍しくないインド系スナックで、私もこれまであちこちで何回か食べましたが、あんまり好物ではありませんでした。
しかし、いつも私が前を通りかかる看板のない店。客はインド系のおじさんばかり。女の人の姿は見たことありません。言葉もマレー語とタミール語オンリー。というわけで、日本で女一人で牛丼屋に入る以上に、入りにくい店です。でも、ここのトセーは絶品だと近所の人に強く勧められて行ったところ、本当にびっくりするほど美味しかったのです!
トセーは米粉を溶いて伸ばしたクレープのようなもの。パリパリ、サクサクの部分としっとりした部分、そして、ちょっとツブツブの残る食感が人気です。ただ、普通そこらの店で出すものは、添えるチャツネーやカリーがイマイチだったのです。しかし、この店のカリーはどれも美味。それに加えてココナッツ・チャツネーはもう極上のうまさ。チーズのようなコクがあり、スパイスとハーブが絶妙なコンビネーション。まさにDivine!!な旨さです。
<夢にみるほど旨い、ココナッツ・チャツネー>
クリスピー感を楽しむためには、プレーンがおすすめ。
でもこれ以上にうまいのが、ギー・トセー。インド版バターであるギーを使って焼き上げたもの。クリスピー感が増すのです。それと、乳製品ならではのコクと風味が加わります。
<絶品のギー・トセー>
タマネギをたっぷり載せて焼いたバワン・トセーもお勧めです。おじさんは注文の度にタマネギを刻むので、新鮮です。
まさか日本人だとは気づいていないでしょうが、いつも娘と連れ立ってやってくる私をお店のおじさんやお客さんも温かく迎えてくれます。おじさん、私は糖質制限中なの。でも「コソン」といっても、ティーにはお砂糖が入ってくるのね。「砂糖はダメ!!」と何度もお願いして、ようやく砂糖無しのお茶にありつけるようになりました。それでも、砂糖無しが理解できないらしくて、お砂糖を持ってきて、入れろ、って言うんです。たしかにトセーに甘いお茶はよく合いますしね。
トセーは通常朝食か夕食に食べるもの。従ってこのお店はランチはお休み。
場所は秘密にさせてください。ローカルの人たちのための憩いの場です。でも根性のある食いしん坊の人はがんばって探しましょう。自己責任で。アルメニア通りのそばです。この辺でトセーが食べられるのは、ここだけ。看板はありません。隣に新しくできたブティック・ホテルがあります。
ちなみに、すぐまたそばに、バナナ・リーフの名店もあります。これはもっと見つけにくいはず。看板はもちろんありませんし、入り口からしっかり覗かないと、中が食堂になってるとは通りすがりでは気がつかないのです。ここも私は週2以上のペースで来ています。基本のベジタリアン・セットに、揚げ魚3匹、豆腐のマサラを食べて、なぜかRM5。最初来た頃はRM7だったのに、どうして安くなってるの?・・・ま、いっか。ここは昼から午後3時くらいまでしかやってません。
そのうちおじさんたちに「私は日本人だよ」と告白して、驚かせようと思っています。
ペナンも今年になってから観光客が増大し、賑わっております。街はまだ薄汚れてゴチャゴチャですが、おしゃれなカフェやホテルが増えました。
そんな風に変わりゆくペナンですが、まだ観光客、いえ、ペナンッ子ですら知らないところもたくさん残っています。
ペナン(マレーシアならどこも?)には看板のない名店がいくつかあります。聞いた話では、営業許可を取らなくても、看板すら出さなきゃ問題ないとか。看板も出して商売して、それで営業許可取って無い場合は、当局に踏み込まれる、と聞きました。
ですので、これから紹介するお店は営業許可はないということでしょう。
日本、シンガポールでは、「ありえない!そんな店に行くなんて!!」ということになるでしょうが、こちらでは、営業許可のない食品販売など、珍しくもなんともありません。営業許可のあるレストランですら、食中毒になることも少なくありません。とにかく、こちらでは、食中毒も自己責任です。アンラッキーだったね、で片付けられてしまいます。同じものを食べても大丈夫な人もいますので。
ちなみに、数ヶ月前に私の車が路上で思い切りこすられました。方向を無視して逆走してきた車にです。運転手は酒気帯びでした。目撃者も確保しています。100%あちらの落ち度です。でも、未だに警察は調査結果を保険会社に出してくれません。ローカルの友達などは、「諦めるしかないね」という反応です。
さて、脱線しましたが、糖質制限中の私。お菓子や米は我慢できます。でも、どうしてもやめられないのがこれ。
インドのスナック、トセー Thosai です。
トセーはシンガポールでもマレーシアでも珍しくないインド系スナックで、私もこれまであちこちで何回か食べましたが、あんまり好物ではありませんでした。
しかし、いつも私が前を通りかかる看板のない店。客はインド系のおじさんばかり。女の人の姿は見たことありません。言葉もマレー語とタミール語オンリー。というわけで、日本で女一人で牛丼屋に入る以上に、入りにくい店です。でも、ここのトセーは絶品だと近所の人に強く勧められて行ったところ、本当にびっくりするほど美味しかったのです!
トセーは米粉を溶いて伸ばしたクレープのようなもの。パリパリ、サクサクの部分としっとりした部分、そして、ちょっとツブツブの残る食感が人気です。ただ、普通そこらの店で出すものは、添えるチャツネーやカリーがイマイチだったのです。しかし、この店のカリーはどれも美味。それに加えてココナッツ・チャツネーはもう極上のうまさ。チーズのようなコクがあり、スパイスとハーブが絶妙なコンビネーション。まさにDivine!!な旨さです。
<夢にみるほど旨い、ココナッツ・チャツネー>
クリスピー感を楽しむためには、プレーンがおすすめ。
でもこれ以上にうまいのが、ギー・トセー。インド版バターであるギーを使って焼き上げたもの。クリスピー感が増すのです。それと、乳製品ならではのコクと風味が加わります。
<絶品のギー・トセー>
タマネギをたっぷり載せて焼いたバワン・トセーもお勧めです。おじさんは注文の度にタマネギを刻むので、新鮮です。
まさか日本人だとは気づいていないでしょうが、いつも娘と連れ立ってやってくる私をお店のおじさんやお客さんも温かく迎えてくれます。おじさん、私は糖質制限中なの。でも「コソン」といっても、ティーにはお砂糖が入ってくるのね。「砂糖はダメ!!」と何度もお願いして、ようやく砂糖無しのお茶にありつけるようになりました。それでも、砂糖無しが理解できないらしくて、お砂糖を持ってきて、入れろ、って言うんです。たしかにトセーに甘いお茶はよく合いますしね。
トセーは通常朝食か夕食に食べるもの。従ってこのお店はランチはお休み。
場所は秘密にさせてください。ローカルの人たちのための憩いの場です。でも根性のある食いしん坊の人はがんばって探しましょう。自己責任で。アルメニア通りのそばです。この辺でトセーが食べられるのは、ここだけ。看板はありません。隣に新しくできたブティック・ホテルがあります。
ちなみに、すぐまたそばに、バナナ・リーフの名店もあります。これはもっと見つけにくいはず。看板はもちろんありませんし、入り口からしっかり覗かないと、中が食堂になってるとは通りすがりでは気がつかないのです。ここも私は週2以上のペースで来ています。基本のベジタリアン・セットに、揚げ魚3匹、豆腐のマサラを食べて、なぜかRM5。最初来た頃はRM7だったのに、どうして安くなってるの?・・・ま、いっか。ここは昼から午後3時くらいまでしかやってません。
そのうちおじさんたちに「私は日本人だよ」と告白して、驚かせようと思っています。
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- 無題
Mikiさん
ご無沙汰いたしております!
シンガポールに住んでいるときから私はインドのスナックが大好物でした。素晴らしいものが沢山ありますよね!
その中でもこのThosaiは、ムルタバほど油っぽくなく、ほんのり酸味のきいた生地がおいしく病みつきになった時があります。
東京に南インドのスナックというか軽食類を食べさせるお店がだんだん増えては来ましたが、鼻を突きぬけるフレッシュなスパイスの爽快感が無く、好物のココナッツチャツネーもフレッシュなものは無いので物足りません。
このギートせー本当においしそう!!!
しかもごく薄の生地ですね。
シンプルなものが美味しいお店は確かな証拠です。
次回ペナンに行きましたら是非ご一緒させて下さい。
ご無沙汰いたしております!
シンガポールに住んでいるときから私はインドのスナックが大好物でした。素晴らしいものが沢山ありますよね!
その中でもこのThosaiは、ムルタバほど油っぽくなく、ほんのり酸味のきいた生地がおいしく病みつきになった時があります。
東京に南インドのスナックというか軽食類を食べさせるお店がだんだん増えては来ましたが、鼻を突きぬけるフレッシュなスパイスの爽快感が無く、好物のココナッツチャツネーもフレッシュなものは無いので物足りません。
このギートせー本当においしそう!!!
しかもごく薄の生地ですね。
シンプルなものが美味しいお店は確かな証拠です。
次回ペナンに行きましたら是非ご一緒させて下さい。
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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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HN:
Miki & Chie
性別:
女性
自己紹介:
シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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