日本アセアンセンターさんで行われましたプラナカン展、無事に終了いたしました。
毎日セミナーや料理教室、ビーズ教室と盛りだくさんだった3日間。シンガポール博物館で日本語のプラナカン・ガイドをしておられた方々がボランティアとして沢山加わって下さり、作品やプラナカンの説明など大変お世話になりました。
そして暑い中、毎日通ってくださった方、会場で流れていたMikiさん手持ちの古き良き時代のマレー音楽について熱く語って下さった方、福建語の研究をしておられた方にはプラナカンが話している昔の福建語のことなど、学ぶ事も多かった実り多い3日間でした。
沢山の方にお越しいただき、あらためまして心より御礼申し上げます。
Batikの城田先生のセミナーは、ご自身の貴重なBatikを目の前に細やかな説明が続きました。中でも、とってもレアな梅の模様のパギソレ模様のBatikは、左右の模様が上下で逆さになっており、朝と夜で巻きなおして使うというお話しなど興味深いものばかりでした。 .
あっという間に埋まってしまった平岡シェフの伝統菓子教室のメニューは、アンクークエと緑豆汁粉。できたてほやほやの温かいアンクークエには皆さん歓声があがりました。
こちらが型からぬいたばかりのアンクー、桃と亀の形の2種類です。
蒸し上がり
翌日の料理教室のメニューは、パイナップルカリーとサンバル・ブラチャンで和えたツナをはさんだサンバルツナ・サンドイッチ。
添えられていた手作りのニョニャ・アチャー(ピクルス)もおいしかった!
フレッシュなパイナップルを丸ごと使ったカレーは、ジューシーな甘みと酸味が絶妙で、パイナップル独特の歯ごたえも楽しめる逸品でした。
2日間行われた下山田先生のビーズ刺繍は3時間以上もの長い間、皆様熱心に刺繍をなさり、バラのモチーフのペンダントヘッドをお持ち帰りいただきました。
フォトグラファー阿部雄介氏のトークショーにはMikiさんも加わり、饒舌な2人によるマラッカやペナンの話しを美しい写真とともに聞くとこができ、とても楽しいトークショーでした。
お越しくださいました皆様、本当に有難うございました。
また次のイベントでお目にかかれます日を楽しみにいたしております。
- 無題
日本でこれだけ内容が充実し、プラナカンに特化したイベントは、皆さんのご協力なしには出来なかったと思います。しかも参加者は城田さん、平岡さん、下山田さんと、その道のプロ。コツコツと真剣に道を極められた方々、最強メンバーだったと思います。
JDの皆さんがいらしたからこそ安心して会場を任せられました。サロンクバヤ着用でイベントに華を添えていただきましたし、入場者の中にもサロンクバヤ姿の人多かったですね。次回はサロンクバヤ・コンテストでもやりますか?
シンガポールやマレーシアのプラナカンたちからも高く評価されました。また次回を期待する声も。さあ、どうしましょうかね、チエさん。
いずれにせよ、本当にご協力ご支援ありがとうございました‼️
- 無題
平岡シェフもニョニャ料理の研究に20年以上、私たちがまだひよっこに思えてしまうほど、皆さん長い間コツコツと研究を重ねていらした方ばかりです。
特にプラナカンの世界は人間関係が非常に複雑で、理解を要するには長い年月がかかりますし、研究するにはマラッカ、ペナン、シンガポールだけではなく、タイやインドネシアなど諸外国にもネットワークを張らなくては全容が見えないところもあります。本当に奥の深い世界ですね。だから面白い!
そして今回、ボランティア頂いた方々、日本アセアンセンターさんの多大なるサポートにも感謝です。
皆さんのサロンクバヤ姿、本当にキレイでしたね。
次回はもっと深く突っ込んだプラナカンの話しなどいたしましょうか・・。
あと、料理などの実践をもっと沢山の方々に参加していただきたかったです。
次回がまた本当に楽しみです。
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