イポーには客家の人たちも多く住んでおり、客家の麺や塩蒸しした丸ごとチキンなどの名店があります。
しかし、客家と言えば私たちの大好物『雷茶』を食べないわけにはいきません。
以前イポーに滞在中、街中の何気ない屋台で雷茶を食べたのですが、その時『スープは売りきれたけど、ご飯だけはあるよ』と言われて食べた具沢山のごはんの美味しさが忘れられませんでした。私たちは美味しい雷茶はどこで食べられるのか?持ち前の食いしん坊根性で街中のお店で聞きまくりました。タクシーの運転手さんにも聞き込み。
しかし、『らいちゃ』という発音がまったく通じなかったのです。『はっからいちゃー』と言ってもチンプンかんぷん。
おかしいな〜?と思いながら、ホワイトコーヒー店をハシゴした後、2人でふらりと立ち寄った老舗の乾物屋さんで、雷茶〜雷茶〜知ってますか〜?と聞いたところ、やはりわからず、漢字で書いてみたら、「あ、ルイ・チャー!」と発音を直されたと同時に「GreenTownにあるMaxis(携帯電話の会社)の真ん前にあるお店がおすすめだよ!」と言われたのです。
はてGreenTownとはどこぞや?と聞くと、ちょっと離れている、と言われ、これは無理かなぁ〜と思っていたら、何と私たちが宿泊していたシュエン・ホテルから徒歩5分の、なかなかイポーにしてはお洒落なお店が立ち並ぶ一角でした。
で、やっとありついたのがこの写真。
それぞれにしっかりと味付けした野菜(青菜、くこの葉、インゲン、インゲン豆、チャイポーという漬け物など)がご飯の上にたっぷり。あと、ピーナッツもおいしい。これをまぜまぜして(上右の写真)食べるだけでも至福!
そしてスープはハーブの豊かな香りとともに、ほんのりとした甘味と上品な濃くがあり、いったいスープのベースは何なんだろう?と気になったら、いても立ってもいられなくなる性分で、即座に聞き込みです。
素菜がベースの雷茶ですから、チキンなどの動物系のスープを使っているはずがありません。お店の人に、このスープのダシは何を使っているんですか?と大きなお鍋の中を覗かせてもらうと、たぐり寄せたおしゃもじの中には大根みたいな輪切りの野菜が。ちょっと食べてみていい?と手を伸ばして味見をしてみると、蕪のようにやわらかな繊維の食感。平岡シェフも呼び、皆で手を伸ばして白い野菜を味見しました。蕪か?バンクアンか、コールラビか? お店の人は英語があまりできず、かといって、漢字で書けといっても書けないという・・・
でも上品なスープの元はこのお野菜と大豆のようです。
このスープベースにバジルやミントなどのハーブ類がつぶされて入っています。この店のはバジルの味が強く、まるでイタリアのペストに近い味のするスープで、苦みも少なく、とても美味しく味わえます。
雷茶って本当にヘルシーで美味!と感激しながら、あっという間に完食。
この雷茶屋が入ってるフードコートはどのお料理もレベルが高く、ハーバルスープ麺(写真)なんかも、あっという間に胃袋に収まりました。
GreenTownを教えてくれた老舗の乾物屋さんのオジサンに感謝です。
ちなみに乾物屋さんではダシを取るのに最高のイカンビリスを購入しました。イカンビリスもクオリティーはピンからキリまであり、値段も高いものはすごい。姿も形も透き通るように美しいのです。マレーシアのパンコール島産のものが最高級品と教えてもらいました。
ダシを取るのに適したものから、炒めものに良いもの、丁寧に頭と内臓を取り除いてあるものなど様々で、日本人が鰹節にこだわるように、マレーシアではイカンビリスに色々なこだわりがあるんだ〜と、乾物屋さんから学んだ楽しい出会いでした。
こんな素敵な発見があるから街歩きはやめられませんね!
Jeram Wah Chai Lui Cha
Tel: 012-5818392
場所はMaxis Centreの向かいにある GT Kopitiam。
Maxis Centreの住所は
No.1 Persiaran Greentown 8,
Greentown Business Centre
しかし、客家と言えば私たちの大好物『雷茶』を食べないわけにはいきません。
以前イポーに滞在中、街中の何気ない屋台で雷茶を食べたのですが、その時『スープは売りきれたけど、ご飯だけはあるよ』と言われて食べた具沢山のごはんの美味しさが忘れられませんでした。私たちは美味しい雷茶はどこで食べられるのか?持ち前の食いしん坊根性で街中のお店で聞きまくりました。タクシーの運転手さんにも聞き込み。
しかし、『らいちゃ』という発音がまったく通じなかったのです。『はっからいちゃー』と言ってもチンプンかんぷん。
おかしいな〜?と思いながら、ホワイトコーヒー店をハシゴした後、2人でふらりと立ち寄った老舗の乾物屋さんで、雷茶〜雷茶〜知ってますか〜?と聞いたところ、やはりわからず、漢字で書いてみたら、「あ、ルイ・チャー!」と発音を直されたと同時に「GreenTownにあるMaxis(携帯電話の会社)の真ん前にあるお店がおすすめだよ!」と言われたのです。
はてGreenTownとはどこぞや?と聞くと、ちょっと離れている、と言われ、これは無理かなぁ〜と思っていたら、何と私たちが宿泊していたシュエン・ホテルから徒歩5分の、なかなかイポーにしてはお洒落なお店が立ち並ぶ一角でした。
で、やっとありついたのがこの写真。
それぞれにしっかりと味付けした野菜(青菜、くこの葉、インゲン、インゲン豆、チャイポーという漬け物など)がご飯の上にたっぷり。あと、ピーナッツもおいしい。これをまぜまぜして(上右の写真)食べるだけでも至福!
そしてスープはハーブの豊かな香りとともに、ほんのりとした甘味と上品な濃くがあり、いったいスープのベースは何なんだろう?と気になったら、いても立ってもいられなくなる性分で、即座に聞き込みです。
素菜がベースの雷茶ですから、チキンなどの動物系のスープを使っているはずがありません。お店の人に、このスープのダシは何を使っているんですか?と大きなお鍋の中を覗かせてもらうと、たぐり寄せたおしゃもじの中には大根みたいな輪切りの野菜が。ちょっと食べてみていい?と手を伸ばして味見をしてみると、蕪のようにやわらかな繊維の食感。平岡シェフも呼び、皆で手を伸ばして白い野菜を味見しました。蕪か?バンクアンか、コールラビか? お店の人は英語があまりできず、かといって、漢字で書けといっても書けないという・・・
でも上品なスープの元はこのお野菜と大豆のようです。
このスープベースにバジルやミントなどのハーブ類がつぶされて入っています。この店のはバジルの味が強く、まるでイタリアのペストに近い味のするスープで、苦みも少なく、とても美味しく味わえます。
雷茶って本当にヘルシーで美味!と感激しながら、あっという間に完食。
この雷茶屋が入ってるフードコートはどのお料理もレベルが高く、ハーバルスープ麺(写真)なんかも、あっという間に胃袋に収まりました。
GreenTownを教えてくれた老舗の乾物屋さんのオジサンに感謝です。
ちなみに乾物屋さんではダシを取るのに最高のイカンビリスを購入しました。イカンビリスもクオリティーはピンからキリまであり、値段も高いものはすごい。姿も形も透き通るように美しいのです。マレーシアのパンコール島産のものが最高級品と教えてもらいました。
ダシを取るのに適したものから、炒めものに良いもの、丁寧に頭と内臓を取り除いてあるものなど様々で、日本人が鰹節にこだわるように、マレーシアではイカンビリスに色々なこだわりがあるんだ〜と、乾物屋さんから学んだ楽しい出会いでした。
こんな素敵な発見があるから街歩きはやめられませんね!
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場所はMaxis Centreの向かいにある GT Kopitiam。
Maxis Centreの住所は
No.1 Persiaran Greentown 8,
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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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