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マレー半島モンスーン寄稿
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日本とボルネオを行き来し、ビジネスを展開している友人から大変貴重なお塩を頂きましたのでご紹介したいと思います。その名は「バリオ・ソルト(Bario Salt)」。
 
「バリオ」ときいてピンと来た人はかなりの食通か、マレーシアの達人でしょう。

バリオが有名なのはイタリアのスローフード協会も認めている東南アジアで最高級ともいわれているお米の「バリオ・ライス(Bario Rice)」。

バリオ・ライスが獲れるのはサラワク州にあるバリオ高原で、ボルネオ島の北東部、カリマンタンとの国境に近い場所。パイナップルや高原野菜などが有名な所で、こういう土地ではオーガニックというのは日常的にごく当たり前のことで、毎年バリオ・フードフェスティバルも開かれる食材の豊かな土地です。

さて、そのバリオのお塩はこんな形をしています。


長さ20センチほどの円柱形の固まりとなり、丁寧に葉っぱでぐるぐる巻きにしてありました。
色は少し灰褐色がかったまばらな色合い。 このお塩は厳密にはバリオ近郊のクラビツ(Kelabit)高原に、太古の地形から湧く塩を含んだ湧き水から採取されるもので、海の塩や岩塩などと比べるとはるかに塩味が淡く、実にまろやかで甘味があり、舌に塩味が残らずさっと溶けてしまいます。
初めて味見をしたときは、その柔らかく上品な味に驚きました。聞くとミネラルが豊富だとか。

このお塩はぐつぐつ煮込むお料理よりも、むしろ天ぷらのツケ塩や、サラダの仕上げ、焼き物の味の調整などに適しているのではないでしょうか?

美味しいお塩はダシを使わなくてもお湯で割るだけでお吸い物になる、と聞いたことがありますが、バリオ・ソルトはまさにそんな感じのお塩でした。

このお塩を使ったクラビツやバリオのお料理は、きっとスパイスなどを使わなくても、素材をサッと炒めたり煮たりするだけで美味しいものが沢山できるのでしょう。

作り方や詳細はSarawak Bario Saltで検索すると色々出てきますのでご興味のある方はどうぞ。

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  • 無題
miki 2016/01/25(Mon)11:22:58 編集
こういうものって当地ではほとんど知られていないことが多いです。危険な食品が公然と出回る昨今、私などは伝統食材、民間療法に強く関心を持っていますが、ローカルの人たちの関心の薄いこと。

ま、プラナカンですらわたしたちが調べ始めた頃は誰も見向きしてませんでしたよね。

外国人の方が良く知ってたりすること、とても多いです。

それにしても、この天然塩の形、まるでこちらのすりこぎみたいですね。これでトントン、ハーブペーストを潰せそう(笑)。
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