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マレー半島モンスーン寄稿
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クオリティーに見合わない高額な宿が多いシンガポール、毎回どこに泊まろうか?と頭を悩ませてしまいます。
条件として部屋はコンパクトでも清潔で快適であること。できれば至近距離に美味しいお店や屋台街やコンビニもある、と言うのが条件のひとつです。
更にワガママを言えばNHKも見られるでしょうか?

今まで泊まってみて上記の条件を満たし、シンガポールの中では比較的リーズナブル(115000円前後)で女子の独り旅でも楽しめるホテルをご紹介したいと思います。

ひとつは女子旅に大変人気が高いチャイナタウンにあるスカーレット。
1868年に建てられたショップハウスと1924年に建てられたアールデコのビルディングをくっつけて改造したお洒落なブティックホテルです。

外から見るとこんな感じで1階にはお店も入り、まさかここがホテルとは思えない坂道に沿った細なが~い造りになっています

部屋までの廊下は、このようにちょっと妖しげな色をした長い廊下が前後左右に延々と続いており迷子になりそうでした。しかも坂道!

部屋はカテゴリーによって大きさもデザインもかなり違い、中には窓の無い部屋もあるようです。宿泊した部屋はアースキンロードに面したバルコニー付きの部屋で、大きなトランクを2つ置くと少し窮屈でしたが、なかなか雰囲気があってステキでした。     
(上記写真ホテル
HPより)
バルコニーからの眺めは残念ながら駐車場のビルディングでしたが、早朝バルコニーでのティータイムは気持ちが良かったです。
シャワールームも天井から床まで大きな窓があり、光が降り注ぐ明るい造りとなっています。


しか~し!!この部屋にはマラッカ同様、ひとつだけ難点がありました。週末になると付近のクラブからの爆音が夜中まで聞こえてきて眠れぬ始末。ホテルに苦情を言ってもどうしようもなく、、、、1日は泣き寝入り状態で過ごすことに。金曜、土曜に滞在する人はバルコニー無しの内側に面した静かな部屋をおすすめします。


ちなみにホテルの内側にあるジャグージー・スペースからの眺めはこんな感じです。
低層階のホテルなのにチャイナタウンが一望できるのには驚きました。


週末の騒音を除いては、このホテルの良さはフレンドリーなスタッフと、そして何と言っても立地のすばらしさ。マックスウェル・フードセンターはホテルのほぼ前、コンビニもホテル前の坂道を下ればすぐの所にあり、サウスブリッジ・ロードに出れば正面にはパワースポットの佛歯寺や、エッグタルトの老舗・東興
(トンヘン)やチャイナタウンコンプレックスも至近距離。早朝から夜中まで楽しめる本当に便利で見所満載、食い倒れにも嬉しい立地です。
ところでエッグタルトの東興ですがモダンに改装されてしまい、以前のようにコーヒーショップを思わせる古き良き時代の雰囲気が無くなっていたのは残念でした。


シンガポール在住時にはあまり食指が延びなかった皆さん大絶賛のエッグタルトですが、こちらにはエッグタルトなんかよりも、ずっ~と美味しいものがあるのです。それはカリーパフ


小ぶりながらもズッシリと重たく、クリスピーな皮の中には中国風に味付けされたカレーに刻んだゆで卵や具材がぎっしり詰まっており、単なるカレーパフを超えたひとつで充分満足できるボリューミーな美味しさ!これをテイクアウトして平岡シェフと何度ホテルの部屋で食べたことでしょう。
フレッシュなココナッツがたっぷり入ったココナッツ・エッグタルトもおすすめです☆

もう一つ、
ホテル前の坂を途中まで下れば直ぐに到着するマックスウェル・フードセンターの穴場グルメもご紹介しましょう。それはPopo & Nana's Delights

ユーラシアン料理とニョニャ料理を兄弟で営む大変珍しい屋台です。


Popo(お婆さまの意味) のレシピを受け付いたNo MSGの家庭料理が味わえます。メインディシュは日替わりで数種類からチョイス。どれも迷ってしまうほど魅力的なメニューです。

ユーラシアン・ビーフボールシチューとアヤムブアクルアという全く違うテイストの
2種類を頂きました。屋台で食べるブアクルアは初めてでしたが、しっかり濃厚でブアクルアにも身が詰まっていて手抜き無し。ハーブの繊維質を残したざっくりとしたルンパーは家庭料理ならではの味わいでした。ビーフボール・シチューはセージとオレガノがきいていてちょっぴりイタリアンテイスト。  
ボリュームたっぷりで、同じテーブルの人がそれ美味しそうね~!と、のぞき込んでいました。セットにするとその日のお薦めのおかずがついてくるのも嬉しいです。

もうひとつ、
マックスウェルと言えばいつも大行列の有名な天天チキンライスがありますが、天天の行列に並ぶ気のない方には、同じ並びにあるAh Tai(アータイ)」もおすすめです。元はと言えば、天天で働いていたシェフが天天のご主人と決裂して出店したアータイ。天天同様、クセがまったく無く、大変食べやすい海南チキンライスです。 (次回に続く)


 


■東興(Thong Heng285 South Bridge Rd.


Popo & Nana’s Delights  Maxwell Food Centre, #01-70


 www.popoandnanadelights.com  11am~3pmまで (土日休)


Ah Tai Hainanese Chicken Rice Maxwell Food CentreNo.07(火休)


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2019年☆


新年おめでとうございます。


旧年中は大変お世話になりました。


本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


いつもマラッカの定宿はこちらのブログでも何度か紹介しているHotel Puriでしたが、たまには浮気をしてみようと、以前内部の見学をさせてもらったHeeren Palm Suitesに平岡シェフと宿泊してみました☆


場所はPuriからも近く、かつてのBaba Hotel(改装後はどうなるのか?まだ不明です)やPeranakan Association Malacca の並びという好立地。


このお宿は以前DBS Bankが所有していたこともあるプラナカン屋敷を改装したもので、
   このように間口が狭く一見通り越してしまいそうになりましたが中は別世界。お屋敷2つ分をくっつけてあり、大変明るく広々とした印象を受けました。


中庭からフロントデスクを望むとこんな感じです。


らせん階段に鮮やかなタイルといったプラナカン屋敷ならではのデコレーション。奥行きは多分80メートルくらいはあるでしょうか?中庭が2つ、簡単なプラナカンの展示室やキッズ・ルームなんかもあります。さらにその奥の裏庭部分にはキッチンと朝ごはんを食べるカフェテラスがあり(宿泊客のみ利用可)表から裏道へと通り抜けできる造りになっていました。
週末はこの裏通りにマーケットがたち、マラッカで長い間変わることなく絶品タンドーリチキンを提供し続けているPak Putraにも裏口から出れば至近距離!というのは嬉しい限りです。


部屋は全部で10室。すべてがテイストの違う内装になっています。実際の建物は3階建ですが、こちらの表示では1階がグランドフロアー、2階がファーストフロアー、3階がセカンド~となっていますので要注意です。上の階に行くにつれ、裏庭部分の建物が無いためにコンパクトになり、部屋数が少なくなっています。私たちは「隣どうしの部屋」をリクエストしていたので、3階(表示ではSecond Floor)の301と302号室に宿泊。 この部屋にたどりつくまでに急な階段を上らなくてはならず、毎回はぁ~はぁ~と息切れしてしまいましたが、もちろん大きな荷物などは全て運んでくれます。ちなみにフロアマップに記載されている303と304号室は私たちの部屋とはまた違う階段を上るので同じSecond Floorでも廊下ではつながってはいません。こんなところがお屋敷ホテルの面白さです。


こちらが私の宿泊したヒーレンストリートに面した301号室。 モダンな家具が配置された3人くらいは優に泊まれる広い部屋でした。このホテルはHotel Puriの別館にあるPuri Suites(昨年1月にブログで紹介)のようにプラナカン屋敷の内装を忠実に再現したものとは違い、内部は比較的モダンな作りになっています。水回りも一面大理石に覆われて周りは全てガラスでできたシースルー状態。 (透け感は内側のブラインドで調整できます)


窓を開けるとショップハウスの街並みが一望でき、朝晩と暮れゆく古都の風景を眺めているだけでも飽きませんでした。


 


こちらが平岡シェフの宿泊した302号室。301に比べて落ち着いた雰囲気です。

階段側から撮った部屋はこんな感じです。
左側にあるガラス張りがバスルーム。モダンな水回りは同じ造りで、数段上った扉を開くと中庭に面したバルコニーがありました。 灼熱の太陽が燦さんと降り注ぐバルコニーでのんびりお茶~など暑すぎて到底出来ませんでしたが、プラナカン屋敷の入り組んだ造りが分かる内側の眺めもなかなか面白く、個人的にはこちらの部屋の方が好みでしょうか。


プラナカン屋敷の雰囲気を味わいつつ、モダンな良さも取り入れたHeeren Palm Suites。立地の良さ、部屋の広さに対して値段も比較的リーズナブル、スタッフもフレンドリーでしたので女子の独り旅にもおすめです。


ヒーレンストリートに面した部屋の利点はチャイナタウンの家並みを眺められる事ですが、夜中になると表を行き交うトライショーが流す音楽が気になりました。(特に週末)静かで落ち着いた部屋をご希望の方は中庭に面した部屋をリクエストされると良いと思います。


 


■Heeren Palm Suites


155 Jalan Tan Cheng Lock


https://www.facebook.com/heerenpalmsuites

 話題性ばかりを狙ったインスタ映えの料理には日々辟易としていますが、先日マラッカで美味しく、かつ盛り付けも美しい、居心地の満点のお店に行って参りましたのでご紹介したいと思います。場所はニョニャバスケットの達興や潮州粥で有名なカンポンパンタイの並びにあるショップハウス。



ひっそりと佇むワイルドコリアンダー。日本で仕事経験もある店主。



間口の狭い入り口からは想像がつきませんが、中は観葉植物とアンティークに囲まれた天井の高い広々とした空間が広がっています。


奥行きのある店内をズンズン奥へ進むと裏口はマラッカ川に面しているという貴重な建物です。川沿いのテーブルで食べることもできます。



こちらのお料理は、オーナーご夫妻のルーツであるババ・ニョニャやクリスタン、中国やインドなどの料理に独自のアレンジを加えたローカルアジア料理。
まるでマラッカの縮図のような、多民族の良さがぎゅっと詰め込まれた魅力的なメニューが並んでいました。
普段、クリスタンやニョニャ料理は全部の料理が茶色や黄色になりがちで、味は良いのに見かけが残念!という料理が多いのですが、こちらの料理はお皿にも盛りつけにもオーナーさんのセンスが光る工夫が凝らされた美味しいお料理ばかりでした。

まず最初はこちらのシグネチャーディシュであるワイルドコリアンダー・スペシャルセット。


4種類のごはんは、青いのがバタフライピー、黄色いのはターメリックを入れたナシクニ、ココナッツのナシルマ、プレーンライスの4種類。おかずにはしっかり煮詰めて凝縮したグレイビーが美味しいビーフルンダン、アチャーなどが美しく盛り込まれています。

川沿いで撮影した料理の中から、

写真の真ん中は、シンプルな茄子のサンバルがけのようなお料理ですが、食べてみると他のどこにも無いユニークで味わい深いソース。聞いてみると、インドの血が入った奥様の家に代々伝わるレシピだそうで、隠し味に漢方薬にも使われるインドのハーブを使っているそうな。唐辛子の辛さが全面に出ること無く、独特の香りとコクを楽しむ料理でした。

左奥はロジャ。
個人的に甘ったるいロジャは苦手なのですが、こちらのロジャは大ぶりに切られた野菜やフルーツがゴロゴロ。シャキシャキのバンクワンに、爽やかな酸味のスターフルーツやグリーンマンゴーなど、香り高いジンジャーフラワーをたっぷり使ったロジャソースとともに、サラダ代わりにモリモリ食べられてしまうフレッシュ感あふれるロジャでした。

フレンドリーなサービスも心地よいワイルドコリアンダーには、この他にもラクサやミーシャムなど食べてみたい料理が満載なのですが、自家製のケーキも超おすすめです。


中でも塩卵で味付けをしたカスタードクリームをたっぷりはさんだ珍しいレイヤーケーキを是非!


何とも愛らしいこの姿。上にはグラムラカもかかっています。塩卵入り?と敬遠するなかれ、甘いもののアクセントに塩は最強のコンビネーション。カスタードクリームも卵から出来ているのですから相性が良いのです。味はというと、ほんのり茹で卵の風味を加えたような濃厚なカスタード。しっとりとしたスポンジにも味がよくなじんでいる他では滅多に味わえないユニークなスイーツです☆

そのほか、日替わりで様々な種類が登場する自家製のニョニャクエもほっとする素朴な味わいですので、是非召し上がってみてください。

居心地満点、料理もスイーツもおすすめできるワイルドコリアンダー、マラッカに行く時には必ずリピートしたいお店となりました☆


 


Wild Coriander


40, Jln Kampong Pantai, Melaka


水曜休み、12:0023:00


https://www.facebook.com/wildcoriandermelaka/


1年を通して酷暑のマラッカ。短い滞在の場合、オランダ広場やチャイナタウンの街歩きがやっとのことだと思います。特に強い日差しが降り注ぐランチタイムに歩き回るのは大変です。そんな時には観光名所から至近距離、雰囲気抜群Casa del Rioのプラナカン(ニョニャ)のティフィン・ランチがおすすめです。

以前こちらのブログでも紹介させていただきましたが


マラッカ川とマラッカ海峡を眺めながら、優雅にご当地名物を頂くランチタイムはCasa del Rioならではの醍醐味。シェフはBabaのウィリアム・シェフ。
 

お婆様とお母様から伝授されたニョニャのレシピで料理を提供されています。

メニューは日替わりとのことでしたが、訪れた日はこんなメニューでした。


●Fish Maw Soup(魚の胃袋のスープ)


(ティフィンに入っているのは以下の4品)


●Ikan Gerang Assam(ニョニャ風タマリンド・フィッシュ)


●Prawn with Pineapple(エビとパイナップルの煮込み)


●Pongteh Chicken(ニョニャ風肉じゃが)


●Chicken Roll(五粉粉をきかせた鶏肉の巻き上げ)


(ご飯のお皿)


●Acar Timun Nanas(キュウリとパイナップルのピクルス)


●Fish Cracker and Steamed Rice


デザートはChendol


まず最初にスープ。この日はニョニャ料理のスープの中でも高級とされるHee Piow(魚の浮袋)のスープでした。通常は透き通ったスープであっさりとした味わいのものが多いのですが、こちらのHee Piowはご覧の通りのブラウンカラー。



鶏や魚介から出たものすごく濃厚なダシがきいており、同行した平岡シェフが「しっかりダシを取るとこんなにも味わい深い美味しいスープになるのね~」と感激した様子。しかもかなりのボリュームです。


そしてティフィンの登場☆


4段重ねのティフィンを、ひとつひとつ開ける楽しみは格別です。


魚料理はIkan Gerang Assam。これはタマリンド(Assam)をきかせたニョニャ風の魚と野菜の煮込みで、スパイス・ペーストをたっぷりきかせたトロミのある濃厚な魚料理です。オクラの食感、トマトの爽やかな酸味がアクセントになっています。


魚介料理はエビとパイナップルの煮込み。日本の方々に人気のニョニャ料理のひとつです。フレッシュなパイナップルの旨みがたっぷりトロけた甘酸っぱいグレイビーには、大振りの海老がゴロゴロ入っていました。


肉料理の一品は鶏肉に五香粉をまとわせた揚げ物。Ngo HiangChicken Roll)。あっさりとしたお口直しの一皿です。


もう一つはニョニャの家庭料理の定番、アヤム(チキン)ポンテ。


ニョニャ風の肉じゃがで、本来は豚肉を使用しますが、こちらではキチン。


じっくり炒めたシャロットの甘味と、ニンニク、タオチオ(豆味噌)の豊かな風味が、ポテトとチキンにたっぷり染み込み、どこか懐かしい味わいも醸し出しています。甘辛の絶妙な加減にご飯が進んで止まりません。


ティフィンに入った4種類のお料理は、それぞれ甘さ、辛さ、酸味、塩気、黒醤油のコクを活かしたどれも違う味わいで、前回同様とてもよく工夫されたメニューでした。


シメのデザートはチェンドル。

マラッカ名物の黒砂糖グラムラカがた~っぷり入ったヒンヤリデザートは火照った身体に染みわたる美味しさ。


そしてこの日はあと2品、シェフのおすすめ料理が登場しました!


そのひとつがシーフードラクサ


この写真ではわかないかもしれませんが、中には海老やホタテ、魚がたっぷり隠れています。8種類のフレッシュハーブを使い、さらにスパイス・ペーストをきかせた香り高いスープは後からジワリと心地よい辛さが広がります。ホテルならではの上質な素材を惜しげもなく使い、ボリューム感のある魚介のスープを存分に楽しめる高級ラクサでした。


そしてこの日のもうひとつの白眉はウィリアム・シェフがアラカルトメニューから持ってきて下さった「Curry Deval」。マラッカに行ったら必ず味わいたい料理のひとつにクリスタン(ユーラシアン)料理がありますが、その代表格がこのカレー・デバル。


私たちのブログにも何度か登場しているデバルですが、堂々たる一皿をご覧ください。


プチプチと口の中で弾けるマスタードシードにお酢をきかせた複雑でスパイシーなグレイビーに、一同唸る美味しさ!


辛い料理の代名詞にもなっているカレー・デバルですが、ホテル仕様は上品で爽快な辛さの中に、ハーブと西洋料理のコクが同居した、もう一度食べたい!と思わせる愛してやまないCurry Devalでした。是非とも味わっていただきたい名物料理です。


最後にメニューで目をひいたのがグラムラカ・コーヒー。現地ではコーヒー・シュガーとしても使われることもある椰子から抽出した黒砂糖のグラムラカ。カプチーノの上には、これでもか!とばかりに削ったグラムラカがかかっています。



コーヒー豆の煎った香りと苦みが、こんなにも黒砂糖と調和するとは新しい発見でした。


Casa del Rioのカフェはランチやディナーだけではなく、お茶にも気軽に立ち寄れる本当に便利な場所にありますので、是非お立ち寄りください☆


一年ぶりにマラッカへ取材旅行。現地ではChieさん、平岡シェフと途中から合流。
マラッカの友人たちからの接待もあるので、現地でのスケジュールは1時間単位でぎっしりでした。しかもマラッカならではの灼熱地獄の中を歩きまわり、もうヘトヘト。

そんなカオス状態の中でホッとできるのは、快適なホテルでの滞在です。

今回、マラッカ川と海峡が見渡せる、カサ・デル・リオ Casa Del Rioに滞在いたしました。
ヒーレンStやジョンカーから余裕の徒歩圏内の立地で、施設の整った高級大型ホテルといったら、ここだけ。


ポルトガルをイメージした南欧調の大型ホテルです。

Welcome home! おかえりなさい!がこのホテルのテーマだそうで、
スタッフがいつも笑顔で声をかけてくれるのには、感心しました。


客室のデザインも南欧調。女性好みの温かみのあるデザインです。
部屋に入るとすぐにNHKのテレビがついていました。気を利かせてくれているんですね。


ここの客室の特徴はなんといっても、広いバスルーム。バスルームだけで部屋の半分を占めているのでは?バスルームの窓を開ければ、浴槽につかりながらベッドルームからバルコニーまで見渡せます。
もちろん大きなバスタブとシャワー別。




水まわりがしっかりしているのは日本人には嬉しいところ。
アメニティーも充実していて、手前の箱に入っている手作りの赤い石けんを持って帰る人が多いそうな。この赤はオランダ広場をイメージしているのかな?


   
各客室にはバルコニーが。マラッカ川沿いの部屋なら、オランダ広場から海峡の方まで見渡せます。夜にはランタンに灯がともされ、ロマンティックな雰囲気に。


屋上にあるインフィニティ・プール。夕焼け、朝焼けを眺めながら、リラックスできます。
プール脇には設備のととのったジムも。


そしてもうひとつ宿泊客に評判なのが、川沿いでの朝食。
涼しい朝なら、こんな屋外テーブルですよね。



ビュッフェ式で洋食、ローカルともに充実しており、サラダ・バー、フルーツ、パン各種、麺類やお粥などのほかに、肉や魚料理などのメインディッシュが並びます。

   
あれ、卵料理がないな?と思っていたら、これはアラカルトでオーダーします。
別料金ではありませんので、ご安心を。
スクランブル、オムレツ、目玉焼きなどいろいろありますが、ポルトガル・ベイクド・エッグというのが珍しいのでオーダーしてみました。卵の上にサルサとチーズをかけてオーブンで焼いたもので、なかなか美味しかったです。

カサ・デル・リオではババ・ニョニャ・ヘリテージ・ミュージアムなどとのコラボイベントなどもあり、プラナカン・テーマのプロモーションなどに力を入れているそうで、そのひとつがニョニャ料理が味わえるティフィン・ランチ。

これは次回あらためて紹介いたしますね。


カサ・デル・リオ
Casa Del Rio Melaka
88, Jalan Laksamana, Taman Kota Laksamana, 75200 Melaka
Tel: 06-289 6888

私たちがお世話になっているカメラマン阿部雄介氏の写真展とトークイベントのお知らせです。


阿部さんは過去にマレーシア・サバ州のサバ・ツーリズムアワードで海外記事部門で最優秀賞を受賞したボルネオ写真の第一人者。ソトコトやANAの機内誌での迫力満点の写真はもちろん、毎回おしゃべりが猛烈に楽しい阿部さんのトークショーは大人気です。


以前伺ったトークショーでは、ボルネオの樹木、わずか1本に数千もの生物が生息していると聞きビックリ仰天したことを覚えています。


今や熱帯雨林のボルネオよりも確実に暑い日本の夏。虫の音やボルネオの生い茂る樹木でいっぷくの涼をお取りになっては如何でしょうか。


下記、阿部氏の告知からそのまま添付いたします。


 


8/19(日)に開催されるのは、


板橋区の、ごみ焼却熱を利用した熱帯温室「板橋区立熱帯環境植物館」での、


夏休み期間の、昆虫ネタのスライドトークショーです。


ボルネオの自然と、すごい昆虫たちの写真をスライド上映で、解説しながらお見せします。


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8/19(日)14:00-15:00 板橋区立熱帯環境植物館 (小中学生は入館料無料)


「ボルネオの森の昆虫たち~擬態する虫、カッコイイ虫、大きい虫~」


講師:自然写真家 阿部雄介


http://www.seibu-la.co.jp/nettaikan/event/20180703173202.html


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8/24(金)からは、世田谷の馬事公苑の片隅にある「食と農の博物館」で開催される、200点近い巨大パネル写真の展示で、かなり大規模な展覧会です。


こちらは、僕が20年来撮り続けているボルネオの熱帯雨林の自然がテーマです。


9月末にはトークイベントもあります。


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824()108(東京農業大学「食と農」の博物館


特別展 阿部雄介写真展「生命の楽園ボルネオ ~メガダイバーシティの森~」


http://www.nodai.ac.jp/campus/facilities/syokutonou/exhibits/yusuke_abe2018/


 


【会 場】東京農業大学「食と農」の博物館 1階企画展示室AB


【会 期】平成30824日(金)~108日(月)
【開館時間】10001700
【休  日】月曜日(※9/172410/8は開館し翌火曜休)、月末最終火曜日


【入  料】無料

【トークイベント】「ボルネオ熱帯雨林の魅力」
 日 時:2018929日(土)14001530
 ゲスト:島 泰三(動物学者)×阿部雄介(写真家)
 司 会:江口文陽(「食と農」の博物館館長)
 会 場:「食と農」の博物館 1階映像コーナー 


東京都世田谷区上用賀2--28


 ☎:03-5477-4033



 


 


前回に続き、後半のご紹介です。

こちらはニョニャ料理の定番、ご飯のおかわりが止まらないバビ・ポンテ。


定番のアヤム(鶏)ではなく、ニョニャ本来のポンテは豚を使ったもの。やはり豚を使うと味に濃くが出て美味しいものですね。ジャガイモと干しシイタケにシャロットとタオチオの甘辛い味がたっぷり染みこんでいて、しみじみ美味しいお料理だと再確認しました。


お次はシンガポールで大流行の「塩卵」のペーストで炒めたイカ。

ほんのりとした甘みと共に、ちょっぴり硫黄のような卵黄独特の香りと濃くがクセになる味です。シェフは自家製の塩卵も作ることがあるそうです。
シンガポールに行った時も、セブンイレブンのレジ横やエアポートでも塩卵味のポテトチップスやフィシュ・スキンチップスがズラリと並んでいました。スーパーマーケットでは塩卵のペーストも売っていました。


こちらはレジ横で売っていた塩卵味のチップス。美味しいので是非!個人的にはポテトがお薦めです。


そしてお次はこの日のメインともいえる3種類の麺料理!



まずは、サラワク・ラクサ。マレーシア中にある様々なご当地ラクサの中でも、これが1番好き!と言う人もいるほどの隠れた??人気の麺料理です。
味はシンガポールやマラッカでイメージするココナッツミルクたっぷりの濃厚なラクサとは違い、かといってタマリンドたっぷりのペナンのアサム・ラクサとも違う、ちょっぴり漢方薬のような中華風の独特の香りがするラクサなんです。胡椒やチリ、ゴマやナッツ、ブルージンジャーなど様々なハーブやスパイスが複雑に絡みあい、後からピリリとした辛さが押し寄せます。アルデンテの麺は細めのビーフンです。

シンガポールに住んでいた時に、サラワク・ラクサを売りにしていた屋台が好きで通っていたのですが、ある日突然「ラクサの素が無くなったから営業休止します」と貼り紙がしてありビックリした事があります。サラワク・ラクサはラクサの素が無いとできないのか??自家製のペースト作りは難しいのか?と疑問に思いながら、今回頂戴したラクサのペーストも業務用にも卸しているものだそうですので、サラワク・ラクサ作りには各社秘伝のペーストを使うのがポピュラーなのかもしれませんね。

もうひとつ、こちらも日本ではなかなか味わう事のないミージャワ。

この麺料理の特徴はジャガ芋やさつま芋を使ってトロミをつけたグレイビーに、トマトを加えたもので、イメージとしてはマレーシア風スパゲティートマトソース??みたいなものなのですが、平岡シェフのバージョンは、ジャガ芋の変わりにサツマイモやカボチャを入れて甘みを活かしたポタージュのように上品なグレイビー。そこにMee Jawaの素を加えたものですが、見た目からは想像もつかないスパイシーな味わいに皆さんビックリ!!太めの卵麺が濃い目のソースとよく絡み、とっても美味でした。

サラワク・ラクサもミージャワも、大満足の逸品だったのですが、シェフ曰く、味の決め手は何といってもベースとなるスープ・ストックにあり!とのこと。肉や魚介を合わせて真面目に取ったダシさえ使えば、市販のペーストでも大変美味しく仕上がるというのが良く分かりました。


3番目の麺はおなじみのミーゴレン。

細かく刻んで揚げたポテトが一緒に炒めてありますが、これはペナンのインディアン・ムスリムの屋台で食べた時に感動した味だそうで、ダシにはスルメの戻し汁を使っているそうです。どおりで香ばしいこと!!色こそ濃いですが味はまろやかでうま味がたっぷりです。


と、ここまで来ると皆さん胃袋が破滅寸前!そろそろデザートへ、、ということで、自家製のチェンドルが登場です


チェンドルの上から、かき氷マシーンでつくったふわふわの氷をかけてもらうと極上のデザートに!一同、満腹至福の時間を過ごさせていただきました。


 


どのお料理ひとつを取っても、現地のシェフや家庭で伝授いただいたものや、数百にもおよぶ料理本を研究したあとに、試行錯誤を重ねて自分の料理としてきた平岡シェフ。料理の一皿一皿にシェフが長い間歩んできた歴史を感じることができる貴重な食時会でもありました。次回は是非クリスタン料理三昧をしたいものです☆☆


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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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Miki & Chie
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女性
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シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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