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マレー半島モンスーン寄稿
こちらはまだゴーストフェスティバルの真最中ですが、まもなく中秋節がやってまいります。
シンガポールではチャイナタウンのライトアップのみならず、街中が販売商戦で盛り上がりますね。

一方、ペナンはあんまりたいしたことなくて。広東系が少ないから?
それに…。味しくない。月餅の有名店、という話も聞きません。

というわけで、この季節はシンガポールに行きたくなる私です。
誰か行くとすれば、買ってきてもらいます。

先月末に用事があったためシンガポールに行きましたが、さすがに早くて高島屋催場の月餅会場はありませんでしたが、馴染みの老舗の大同餅店で買いました。ここの蓮の実餡は手作りで、濃厚で美味しいんです。ブンガワンソロあたりの工場生産のものと食べ比べてみれば、全然違います。ま、ブンガワンソロでもペナンのよりは数倍マシですけどね。


そんな中、主人がイポーへ行く用事ができ、「広東人の多いイポーなら、期待出来るかも」と思いついた私は、早速イポーの人気店をチェック。何軒かある中で、ミンユエという店の月餅が美味しそうなのです。

そして買ってきてもらいました。それがこれ。

  

White Lotus Paste Single Yoke 1個 RM9なり

月餅はアズキ餡ではダメ!アズキ餡など安物なのです。蓮の実100%でなくては。
注意されたいのは、Lotus Pasteでは小豆が入っているんですね。White Lotus Pasteと書いてあるものが蓮の実100%なのです。値段が全然違うんですよ。

さすがイポー、なかなかのお味です。これ買うのに2時間並んだそうです。平日ですよ。
しかも1人一箱まで!

皮は薄く、餡がぎっしり。
白いのはパンプキンシード。プチプチ食感がたまらないです。

黄色いのが塩卵の黄身。この塩っぱさと餡の甘みがたまらない。この組み合わせ、本当に天才的と言わざるをえません。身悶えるほど美味。

本当はこの店、金華ハムとナッツがごっそり入った金腿(キムトィ)が名物だそうです。残念ながら平日には無いそうで、買えませんでした。

ううん、でも、このWhite Lotus Pasteだけでも大満足。もう一箱買えれば尚よし。

一年で一番、中華菓子職人が力を込めるのが月餅。
この季節、カロリーは気にせず、美味しい月餅を味わいましょう。




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先日シンガポール人の友人が来日し、あまりの東京の暑さに「外を歩けない」と言っておりましたが、今年の日本の夏はマレーシアやシンガポール以上の酷暑となりました。のどの渇きを癒すのは必須の毎日。そんな時に思い出すのがマレーシアで味わったユニークなフレッシュジュースの数々です。

まずは不思議な名前のKedondong(クドンドン)ジュースから。
マラッカで親しくさせていただいているプラナカン、チー・マンションオーナーが、ご自身が経営するホテルのレストランに新しく加えたジュースがあるから味見してみて、と言われたのが最初の出会いでした。

   

「ビタミンCが半端なく多く、食物繊維も豊富、血糖値も下げ抗酸化作用もある?など~体に良いことづくめ?らしい」、と言われて飲んだ時は、青臭く、少しざらりとした舌触りで独特の酸味(実際に干し梅を入れている)に「ナニこれ?」でしたが、慣れてくるとスイカの皮の部分のような清涼感のある風味と酸味が、灼熱地獄ともいえるマラッカで大変心地よく、それからというものあれば必ず頼むようになりました。
  

ペナンではアンブラと呼ばれて親しまれているkedondongジュースですが、ジョホールにあるミニミニ植物園でkedondongの樹を発見したとき、不思議な感動を覚え、思わずパチリ。
中国語では「人面子」と書いてありますね。なにやらすごい名前です。Kedondongの大きさは卵を一回り大きくしたくらいで、実を半分に割ると中は真っ白でした。

マンゴーと同じうるし化の植物だそうで、ロジャ(甘いソースで食べるごちゃまぜサラダ)の具材としても使われます。

そしてもうひとつはペナンのバリクプラウで飲んだフレッシュなナツメグジュース。

 

ナツメグといえば肉料理には欠かせないほんのりとした甘さを感じさせるスパイスですが、ペナンの名産としても知られています。
普段はスパイスとなる種の部分が有名ですが、スモモのような形をしたフレッシュなナツメグが豊富なペナンでは、実の部分をそのままミキサーにかけて飲ませてくれるのです。
漢方のような、ス~っとした独特の芳香がたまりません。
赤いのはナツメグの種の表皮についたメース。お菓子の香りづけなどに使われる少し高級なスパイスです。バリクプラウでは、メースを乾かしている最中でした。

用途の広いナツメグはペナンではシロップや軟膏にも加工され、そのほか赤や黄色などに色付けされ、プラス怪しげな甘味料?で味をつけた実も出回っています。

大変ご無沙汰しています。

ペナンも今年になってから観光客が増大し、賑わっております。街はまだ薄汚れてゴチャゴチャですが、おしゃれなカフェやホテルが増えました。

そんな風に変わりゆくペナンですが、まだ観光客、いえ、ペナンッ子ですら知らないところもたくさん残っています。

ペナン(マレーシアならどこも?)には看板のない名店がいくつかあります。聞いた話では、営業許可を取らなくても、看板すら出さなきゃ問題ないとか。看板も出して商売して、それで営業許可取って無い場合は、当局に踏み込まれる、と聞きました。

ですので、これから紹介するお店は営業許可はないということでしょう。

日本、シンガポールでは、「ありえない!そんな店に行くなんて!!」ということになるでしょうが、こちらでは、営業許可のない食品販売など、珍しくもなんともありません。営業許可のあるレストランですら、食中毒になることも少なくありません。とにかく、こちらでは、食中毒も自己責任です。アンラッキーだったね、で片付けられてしまいます。同じものを食べても大丈夫な人もいますので。

ちなみに、数ヶ月前に私の車が路上で思い切りこすられました。方向を無視して逆走してきた車にです。運転手は酒気帯びでした。目撃者も確保しています。100%あちらの落ち度です。でも、未だに警察は調査結果を保険会社に出してくれません。ローカルの友達などは、「諦めるしかないね」という反応です。

さて、脱線しましたが、糖質制限中の私。お菓子や米は我慢できます。でも、どうしてもやめられないのがこれ。

インドのスナック、トセー Thosai です。




トセーはシンガポールでもマレーシアでも珍しくないインド系スナックで、私もこれまであちこちで何回か食べましたが、あんまり好物ではありませんでした。

しかし、いつも私が前を通りかかる看板のない店。客はインド系のおじさんばかり。女の人の姿は見たことありません。言葉もマレー語とタミール語オンリー。というわけで、日本で女一人で牛丼屋に入る以上に、入りにくい店です。でも、ここのトセーは絶品だと近所の人に強く勧められて行ったところ、本当にびっくりするほど美味しかったのです!

トセーは米粉を溶いて伸ばしたクレープのようなもの。パリパリ、サクサクの部分としっとりした部分、そして、ちょっとツブツブの残る食感が人気です。ただ、普通そこらの店で出すものは、添えるチャツネーやカリーがイマイチだったのです。しかし、この店のカリーはどれも美味。それに加えてココナッツ・チャツネーはもう極上のうまさ。チーズのようなコクがあり、スパイスとハーブが絶妙なコンビネーション。まさにDivine!!な旨さです。


<夢にみるほど旨い、ココナッツ・チャツネー>

クリスピー感を楽しむためには、プレーンがおすすめ。

でもこれ以上にうまいのが、ギー・トセー。インド版バターであるギーを使って焼き上げたもの。クリスピー感が増すのです。それと、乳製品ならではのコクと風味が加わります。


<絶品のギー・トセー>

タマネギをたっぷり載せて焼いたバワン・トセーもお勧めです。おじさんは注文の度にタマネギを刻むので、新鮮です。

まさか日本人だとは気づいていないでしょうが、いつも娘と連れ立ってやってくる私をお店のおじさんやお客さんも温かく迎えてくれます。おじさん、私は糖質制限中なの。でも「コソン」といっても、ティーにはお砂糖が入ってくるのね。「砂糖はダメ!!」と何度もお願いして、ようやく砂糖無しのお茶にありつけるようになりました。それでも、砂糖無しが理解できないらしくて、お砂糖を持ってきて、入れろ、って言うんです。たしかにトセーに甘いお茶はよく合いますしね。

トセーは通常朝食か夕食に食べるもの。従ってこのお店はランチはお休み。
場所は秘密にさせてください。ローカルの人たちのための憩いの場です。でも根性のある食いしん坊の人はがんばって探しましょう。自己責任で。アルメニア通りのそばです。この辺でトセーが食べられるのは、ここだけ。看板はありません。隣に新しくできたブティック・ホテルがあります。

ちなみに、すぐまたそばに、バナナ・リーフの名店もあります。これはもっと見つけにくいはず。看板はもちろんありませんし、入り口からしっかり覗かないと、中が食堂になってるとは通りすがりでは気がつかないのです。ここも私は週2以上のペースで来ています。基本のベジタリアン・セットに、揚げ魚3匹、豆腐のマサラを食べて、なぜかRM5。最初来た頃はRM7だったのに、どうして安くなってるの?・・・ま、いっか。ここは昼から午後3時くらいまでしかやってません。

そのうちおじさんたちに「私は日本人だよ」と告白して、驚かせようと思っています。
 大和Makan Makanオーナーシェフ平岡さん宅で4月から開始予定の
「アジアン・アフタヌーンティー」の試食に行ってきました。

お茶を飲みながら、ゆったりとしたひと時を過ごして欲しいと自らも大のアフタヌーンティー好きである平岡シェフ。 シンガポールやマレーシアはもちろん、日本国内でも様々なアフタヌーンティーを試してきた人です。
その結果、甘いものには塩系のものが必ず必要。スイーツばかりでは楽しめない、
小腹対応もあればさらに良し、ということで試食メニューはまるでランチか早目のディナーか?という品ぞろえになっていました。

これは蒸し上がったばかりのアンクークエ。



福建語で亀の形をした赤いお菓子という意味を持つ、本来お祝い用のお菓子でしたが、今ではシンガポールやマレーシアのあちこちで普通に食べられているポピュラーな餅菓子です。中身は緑豆餡やら胡麻餡、ピーナッツ餡といろいろありますが、味はまるで日本の和菓子。
こんなキュートなアンクークエを日本で再現できるのも平岡シェフならではでしょう。
これが1品あるだけでお皿に可愛らしさが加わります。

その他の甘いものとして、さつま芋の蒸しケーキにサンザシ・ケーキ、杏仁豆腐がありました。
さつま芋の蒸しケーキはマレーシアのビンカ・ウビを意識して作ったものですが、日本では生のタピオカが手に入らないため、さつま芋で代用。ココナッツの甘い香りとさつま芋の風味が良くマッチし、芋ようかんの東南アジアバージョンといった感じでしょうか。
サンザシのレイヤーケーキはシェフ自慢のオリジナル。こっくりとした甘さの中にサンザシの甘酸っぱさが顔を出すどっしりとした焼き菓子です。アフタヌーンティーはお茶がメインですから、こういったどっしり系のスイーツも必要。あとはさっぱりとしたグラスデザートでお口直しを。

そして何とも嬉しいのはお料理の数々。この日は押豆腐が入った揚げ春巻きが2本、台湾風の焼きビーフン、ニョニャ風ドレッシングで和えた野菜サラダにアチャー!どれもちんまりとした事がキライな平岡シェフらしく量もたっぷり。
メニューはその日によって変わるそうですが、麺などのご飯系があるのは嬉しいしですね。
女性の心をがっちりつかみそうなメニューでした。



[ アジアン・アフタヌーンティー ]
4月半ばから~金・土のみ開催予定
時間12:00~17:00
料金:2000円 (中国茶またはコーヒー付き)
問い合わせ: Makan 046-264-0004
Cendol.jpg東南アジア各国にさまざまなカキ氷系デザートがありますが、マレーシア、シンガポールを代表するものといったら、アイスカチャンとチェンドルでしょう。

アイスカチャンはスイートコーン、あずき、ゼリーなどの具が入ったカキ氷に赤や緑のシロップをかけたもの。

チェンドルはあずきと緑色のチェンドルというゼリーの具が入ったカキ氷に、パームシュガーの黒蜜とココナッツミルクをかけたもの。

チェンドルはプラナカンのデザートとしても有名で、マラッカの名物でもあります。
マラッカ名産のグラメラカ(パームシュガー)の香ばしい甘さとココナッツミルクが混ざった味がいいですね。観光名所などに有名店がありますが、ニョニャ料理レストランなどで食べるのがおすすめです。私のお気に入りは、ブンガラヤ通りにあるMing Chong Hygenic Cafeという、おんぼろな、失礼、レトロな食堂です。ここに日本から来たスイーツ専門の出版関係者を案内しましたが、彼女もここが一番おいしい、あずきの具合もいいわ、とのことでした。地元でも有名なお店です。

ペナンでもチェンドルが有名で、ジョージタウンの裏道に人だかりのできるチェンドル屋台がありますが、正直そんなに大騒ぎするほどかな・・・?ペナンはチェンドルよりも、アイスカチャンのほうが断然おいしいと思います。

ペナンのアイスカチャンがよそのと違うのは、それはSarsiフレーバーだから、なのです。Sarsiとは、マレーシアやシンガポールで人気の炭酸飲料で、ドクターペッパーやルートビアをもっと甘くしたようなもの。日本人でこれが好きという人はあまりいませんし、私自身好きなほうではありませんが、ペナンのアイスカチャンの味はすきなのです。また、エバミルクも入っているのでマイルドな味なのもいいです。

ペナンのアイスカチャンの有名店というと、コムター向かいのペナン通り沿いにあるKek Sengというコーヒーショップ、Lorong Selamatの中ほどにあるコーヒーショップなどがありますが、私が一番好きなのはLorong Swatowの屋台村の一角にある店。さまざまなフルーツののった豪華版もあり、甘さ加減もちょうどいいのです。トラックバック先のKim Cafeさんご紹介のガーニープラザの地下フードコートの店もショッピングのあとによく立ち寄っています。ここのはボリューム満点で食べきれないんですよね。おじさんがなかなか印象に残る方なんです。 → http://kimcafe.exblog.jp/

お腹の弱くない方はいろいろ試してみてください。
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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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