忍者ブログ
Admin*Write*Comment
マレー半島モンスーン寄稿
[7]  [6]  [5]  [4]  [3]  [2]  [1
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

KuehBangkit.jpgパイナップル・タルトに続き、中華正月に欠かせない菓子の中に、私たちの大好物「クエ・バンキッ(Kueh Bankit)」という卵ボーロによく似たお菓子があります。

中国名で萬吉とも呼ばれる一口サイズのこのお菓子、口の中に入れるとココナッツの風味を残しながらすぅーっと溶けていきます。その形がさまざまで実に愛らしいのです。 ペナンにある老舗ニョニャ料理店「Dragon King」では、毎年中華正月前になると干支の形やプラナカン好みの花や蝶々などに焼かれた小さな萬吉のひとつひとつに赤目が入れられ、お目出度さを演出しています。

この菓子は特にペナンで作られているものがおいしいのです。それはなぜかというと、口の中でほろりとほどける独特のテクスチャーはペナン名産の「葛粉」を炒って使用しているからです。ほかではサゴ粉などを使うところも多いようですが、手間がかかることから正月菓子の中では断トツの高値をつけているのも、この萬吉です。萬吉専用の「菓子型」もペナンに行くと可愛いものが沢山あります。是非見かけたら食べてみてください。

シンガポールではパイナップル・タルト同様、「大同餅家」がお正月の前にだけほんの少し焼くレアものの萬吉も、これまたすこぶる美味ですよ。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メール
URL
コメント
文字色
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
  • ABOUT
プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
  • プロフィール
HN:
Miki & Chie
性別:
女性
自己紹介:
シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
  • 便利ツール
Amazon 私たちの書籍もアマゾンでお求めいただけます
  • 最新コメント
[02/25 Chie]
[02/24 らんこ]
[02/24 Miki]
[02/24 らんこ]
[01/22 平岡弘子]
  • ブログ内検索
  • カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
  • 最新トラックバック
  • バーコード
  • カウンター
  • アクセス解析
  • バーコード
Copyright © マレー半島モンスーン寄稿 All Rights Reserved.*Powered by NinjaBlog
Graphics By R-C free web graphics*material by 工房たま素材館*Template by Kaie
忍者ブログ [PR]