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マレー半島モンスーン寄稿
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昨年暮れにオープンして以来、さまざまな方面に話題を振りまいている代官山T-SITE。

緑豊かな、ゆったりとした敷地内には、こだわりの書籍を取り揃えた「蔦屋書店」を中心に、音楽や無いものはないといわれる映画のDVDなどの映像コーナー、高級文具やライブラリーを配したカフェやラウンジなどTSUTAYAの集大成ともいえる大人が丸一日楽しめるお洒落な空間が広がり、今や代官山の新たな観光名所になっています。

  


光が燦々と降りそそぐ店内にはフロアごとに本を熟知したブック・コンシェルジュを配しており、旅本コーナーにはトラベル・デスクを置き、思い立ったら即旅行!?ができそうな至れり尽くせりのサービスもあるようです。

また、ウッディー調の落ち着いたラウンジでは懐かしい雑誌のバックナンバーや海外の貴重な雑誌が勢揃いし、早朝から夜中の2時まで食事もワインもお茶もできるという本好き、アート好きにはたまらない場所だとか!

そんな蔦屋書店に足しげく通い、様々な情報をキャッチしているちょっぴり年配のアート・プロデューサーから先日嬉しいお知らせを頂きました。

私たちのプラナカンの本が平積みにされていた上に、立てかけてあったそうです。
ブック・コンシェルジュさんに聞くと 「プラナカンを紹介する本は唯一これだけ。他に類書がない貴重な一冊です」 と言われたそうです。

新著の発売直後ならまだしも、普通本を立て掛け、さらに平積みにしていただく事はなかなかある事ではなく、短い間だったのかもしれませんが著者にとって本当に嬉しくありがたいことでした。

大変な苦労を重ねてプラナカンの本を世に送り出し早くも五年が経ちましたが、こだわりの本が集まる代官山の書店で、今また様々な業種の方に手に取っていただいていると知り、さぞ本も喜んでいることでしょう。

都会のオアシスとも言えるT-SITEで1日じゅう好きな本を読みふける夏休み、というのも素敵かもしれませんね。


●代官山 蔦屋書店
東京都渋谷区猿楽町17-5 
Tel 03-3770-2525
1F 朝7 時~深夜2時
2F 朝9 時~深夜2時
無休
代官山駅より徒歩約6分

http://tsite.jp/daikanyama/
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  • 無題
Miki 2012/08/03(Fri)12:09:19 編集
こんなスタイリッシュな書店さんで、新刊でもないのに平積みにされていたとは光栄です。

あれから5年ですか。日本の雑誌やテレビでは文章そのままパクられる、なんてことも何度かあったようですが、英語ですら類書は出ていません。当地でも今なお注目を集めている、画期的な一冊です。
  • 無題
Chie 2012/08/06(Mon)00:48:55 編集
Mikiさん

「類書が無い」ことから、そのまま本を写されましたか?という記述やセリフなど沢山ありましたね。
著者としては複雑な気持ちもありましたが、仕方が無いことかもしれません。本当に研究しようと思ったら日本にいては到底勉強できない文化ですから。

さて「蔦屋書店」に早速友人が足を運んだところ、今は2冊目の「マラッカ、ペナン~」の本が平積みにされているそうです。
  • 無題
アンティヒロ 2012/08/06(Mon)12:38:41 編集
私もとても嬉しいです!
あの美しい本が平積みされているのですね!!!
Chie,Mikiさんと知り会えた事が私の励みになっています。本物目指し日々コツコツと料理します。
蔦屋書店さんで一日中楽しもうかな。
  • 無題
Miki 2012/08/06(Mon)16:50:11 編集
チエさん

日本では無論研究のできない文化ですが、現地マレーシアでもかなり厳しいですよ。シンガポールはまだ図書館が充実しているので、さまざまな絶版書など、貴重な関係書をたどる事ができましたが、マレーシアの図書館事情は悪く、個人の研究家の蔵書をあてにするしかないです。それに加えていい加減なことを言う人たちがたくさんおりますね、こちらベースで研究していたら、今頃暗闇の中だったのでは、とぞっとしています。

アンティヒロさん
アンティヒロさんの情熱には頭が下がります。その情熱をもって、もっと突き進んでください。日本ではまだまだ知名度の低い食文化です。アンティヒロさんの実力が日本でも正当に評価される日が来るのを信じております。
  • 無題
Chie 2012/08/10(Fri)17:36:56 編集
Mikiさん

な~~るほど。両者ともどもシンガポールに住んでいたからこそできた研究だったのかもしれませんね。
マレーシアはオリジナルのものがあっても、それを保存したり見せたりするやり方がまだまだです。イイとこ取りは皆シンガポールに持っていかれてしまっているような気がします。クリスタンやチッティーの文化などこれからどうなってしまうのでしょうか。。。

アンティヒロ様
の作るニョニャ料理は現地でも出会えないくらい素晴らしいものです。1日じゅうキッチンで試作研究を続けているというヒロさんの料理をいただくたびに、マレーシアの料理って素晴らしい!フレンチにも負けない深い味!とうなってしまいます。
パリやNYの三つ星レストランを制覇してきたChieが言うのですから間違いありません。

先月還暦を迎えられたとのこと、これからもますます料理の深みを追及され、一人でも多くの方々がヒロさんのお料理を味わって下さる事を願っております。
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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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