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マレー半島モンスーン寄稿
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一年数ヶ月ぶりでしたが、、久しぶりに平岡シェフの料理クラスに行って参りました。

クエラピス(インドネシアのレイヤーケーキ) を自分で焼いてみたい!と長い間切望していた友人がおり、やっと平岡シェフのレシピが完成しGoサインが出たのです。

バウムクーヘンのように幾重にも層をなすクエを家庭で焼くのは至難の技?いったい何時間かかるのかな?と、時間に余裕をみて大和までお邪魔しました。

大量のバターと砂糖と卵 (黄身と卵白は別立て) に粉とスパイス、ブランデーを合わせて生地を作ってしまったら、あとはひたすら一段につき約8分ほど焼いては生地を流し、上を平らに~を繰り返すこと十数回。



冷めたあとに層が剥がれないように一段焼き上がるごとにたっぷりバターを塗るレシピもあるようですが、今回はシンプルにそのまま生地を重ね焼きしていきました。

8分毎に作業があるとはいえ、その間お喋りに花が咲き、オマケで教えてくださった福建麺を頬張りながら、あっという間?に焼き上がってしまった気がします。




今回はアクセントとして、層の中段にプルーンを散りばめて焼いてみました。
砂糖がたっぷりのクエラピスには甘酸っぱいドライフルーツを入れると相性が良いそうですが、これが大正解!

卵とブランデーの甘~い香りが漂うキッチンで、しっとりフワフワの焼きたてをいただきましたが、一同美味しい!!  としか言葉が出ず、市販品とはまるで別物でした。

これを食べてしまったら日持ちをさせるために、得体の知れないオイルがたっぷり入った市販のクエラピスはもういただけないかも?というのが正直な気持ちです。

贅沢にも「おこげ」ならぬ、カリッと焼けた端っこも試食。
ちょっぴりほろ苦いソフトクッキーを食べている感じです。これをさらにカリカリにして、ラスクのようにして食べても格別だそうです。



もちろん焼き菓子ですから、焼いたその日より暫くして味がなじんだ方が更に美味しいはず。

2日後、大切 に持ち帰ったラピスをいただいてみました。甘さとスパイスがまろやかになり、あまりの美味しさについ1切れが2切れに~と手がのびてしまいました。

冷蔵庫に保管すれば1ヶ月持つと言われましたが、残念ながらわずか3日で胃袋に収納。

焼き立てから刻々と変化する贅沢な味わい方を楽しませていただき、本当に感謝です!




次回は色々なクエラピスをご紹介したいと思います。
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  • 無題
アンティヒロ 2012/07/24(Tue)13:11:54 編集
皆様本当にお疲れ様でした。
アレンジを加えると楽しいクエラピスが出来ます。
これからも深く料理を探求いたしましょう!
  • 無題
Miki 2012/07/25(Wed)23:19:46 編集
クエラピスって、バターを使うものじゃないと思ってた。これは美味しそう!
  • 無題
Chie 2012/07/26(Thu)16:18:30 編集
アンティ・ヒロさま

時間があっという間に過ぎましたね!本当に美味しかったです☆ありがとうございました。

Mikiさん
昔ながらのレシピだと本当はバターではなくマレー半島ですとマーガリンなんでしょうね。でも市販のクエラピスってココナッツを使ったような香りがプンプンしますよね。一切れ手にしただけで、指先がオイルでべたべたになるものも多いです。
  • 無題
Miki 2012/07/26(Thu)17:10:39 編集
そう、ギトギトですね!
はっきりいって当地で使われている油脂というのは、正体不明のものが多いんですよね。かなりヤバいんじゃないか、と。

だからスーパーとかで売られてるクエラピスなんて、とても食べる気になれません。

それはともかく、バターで作ったクエラピスは風味がよさそう、さぞおいしいでしょうね。
  • 無題
Chie 2012/07/26(Thu)18:10:55 編集
Mikiさん

おっしゃる通りです!あの油脂はスゴイですもの。
だからスパイスを沢山入れて匂いを紛わせているのかもしれませんね。
  • 無題
2012/08/29(Wed)10:54:50 編集
クエラピス!!おいしそう~~!またお伺いして、平岡シェフの華麗な技を間近でみたいです。
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