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マレー半島モンスーン寄稿
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中国の月暦カレンダーでちまきの季節となりました。

その昔、楚の愛国者だった政治家で詩人の屈原が入水自殺した後、屈原を慕う民衆が弔いのため、魚が屈原の亡骸をつつかないよう、笹の葉で包んだ米の飯を川に投げ入れたのが起源なのだそうです。

日本では台湾式ちまきなどが食べられると思います。ちまきも地域によってかなり異なるのですが、シンガポールやマレーシアでは福建式のちまきが主流です。うちの主人は広東系ですが、その彼もちまきだけは福建式がいい!広東式、香港式は好かん!と言います。

さて、今年は食べるだけでなく、料理上手な一家として有名な、ペナンのバリク・プラウのThorさんファミリーにちまき作りを教わりに行きました。


主な材料です。餅米、栗、干しエビ、にんにく、豚肉、そして下のオレンジ色はアヒルの塩卵の黄身です。


6キロくらいあるという豚肉の山。これをかき混ぜるのは至難の業です(私には無理でした)。でもここのおばさんは何でもないかのように肉を炒めていました。


肉が炒まったら、水を加えて煮込みます。うーん、この段階でも美味しそう。


肉を煮ている間におばさんは餅米の準備に。干しエビとニンニクを炒めたところに餅米を加えてしばらく炒めます。


しょうゆ2種類、塩、砂糖、五香粉、コショウなどで調味。
ペナンでは写真のような豆を入れる家が多いです。
シンガポールではあまり見たことがありません。


お肉にはしいたけも加えられ、グツグツ…。もうそろそろOKです。


具の準備が終わったら、笹の葉に巻く作業の始まりです。
これが彼らのワークステーション!


餅米を少し入れて豚肉やしいたけ、栗などの具をのせます。
ここんちの豚肉の何と大きいこと!


さらに餅米をかぶせて、包み始めます。


紐できつく結んで出来上がり。この紐を結ぶのが結構むずかしい・・・
あとは蒸すだけ。


蒸し器から出てきたばかりのホカホカをいただきました。
もちろん、美味しくないわけがありません!

驚いたのは、この調理の間、おばさんは一度も味見をしませんでした。大雑把に、塩、砂糖、醤油、スパイスを放り込んで、どんどん調理していく。でも味つけはバッチリきまっているのです。すごい、これが年季というものですね。

さらにここんちではちょっとヘルシー・バージョンとして日本米のちまきも作ります。日本米の方が餅米よりも糖質が低いのでね。

といっても、ドリアンまで食べるのだから、糖質も何もあったもんじゃないのですが??
ま、それは指摘しないであげようと思った私でした。

近所の農家でもたくさん作って売っているのですが、「1個5リンギ(150円ちょっと)もするんだよ!」と言うThorさん。あの〜、ジョージタウンじゃ具もケチケチのマズイのが1個8リンギもするんですけど…。日本だったらいくらでしょうかね?これだけの具が入ってるのだから、800円くらいでしょうか?「日本だったら、最低でも1個20リンギで売れると思う」と言ったら、Thorさん一家、大笑いしていました。
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  • 無題
Chie 2015/06/18(Thu)19:13:46 編集
Mikiさん

具だくさんでなんと贅沢な粽でしょう!
肉と干し椎茸のうまみがぎゅっと詰まってツヤツヤと輝くもち米!さぞ美味しかったことでしょうね☆
日本米で作るバージョン?それも興味があります。
マラッカで教えて頂いた冬瓜の砂糖漬けなどが入るニョニャの粽とも全然違いますね。

日本で中華街などで売っている粽は、なんとなく食指がのびず食べたことはありませんが、結構なお値段していたと思います。
  • 無題
Miki 2015/06/19(Fri)13:21:20 編集
ちえさん

日本米バージョンも美味しいですが、やっぱりもち米にはかないませんね。

ニョニャ粽はペナンではほとんど食べられませんし、ちょっとスパイスの使い方が違ってて、個人的にはマラッカの方がずっと美味しいと思います。コリアンダーを効かせるのですよね。来週マラッカだから、久しぶりに堪能したいと思います。

あとミニサイズのキーチャンもここのうちでごちそうになりました。キーチャンの方が包むのが難しいそうです。ペナンではグラメラカソースを付けて食べます。
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