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マレー半島モンスーン寄稿
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マラッカへ行くと毎回知り合いからランチ&ティー&ディナー攻めにあいます。嬉しいことではありますが、時にはホテルでのんびり寝ていた~~い!なんてことは決して許されません。特にローカルの人が連れて行ってくれるお店はガイドブックには載らない興味深いお店が多く、一日に何度食べようと胃袋が許す限り決して断らないのがMikiさんや平岡さんとの旅。もちろん帰国後は戻らなくなった体重と格闘することになるのですが、、、、、

そして面白いことにプラナカンの人たちはめったな事でもない限りニョニャ料理屋さんには連れて行ってくれません。「我が家の料理が一番」というプライドがあるので、ニョニャ料理はわざわざ外で食べるものではないという気持ちがあるのでしょう。フレイバーズというニョニャ料理店を経営しているババ・ニョニャ・ヘリテージのお爺さんだけは別ですが、それでも毎回「ママの料理が一番!」と86歳になられても言っているのですから、いかにニョニャ料理というのが家族の絆を深めるために大切なものだったか、というのがマラッカに行くたびに痛いほど分かります、素晴らしいことですね。

そんなこんな毎回連れて行ってもらう面白いお店の数々、まったく英語の通じない店も多くメニューもお任せなので記録できないままに終わっている事もしばしばでしたが、今回それぞれ違う友人に同じ店に連れて行ってもらうハプニング??がありました。しかも食べた料理がほとんど同じ!というのですからお知らせしなくては、です。

店の名前は「 Golden Mansion 」。すごい名前ですがこんな店構えです。場所はブキチナ。



P1310093.jpgどのテーブルも注文するのがオイスター・ヌードルのようで真っ先に麺が出てきます。一見味が濃そうですが見た目よりもずっとあっさりでニンニクがたっぷりきいた香り高い麺でした。



















P1310091.jpgお次はタロ芋のバスケットに入った酢豚。酸味はお酢とタマリンドで出しているのでしょう、ジューシーな豚肉にフルーティーな酸味と甘さが広がる濃厚な酢豚は大変美味でした。



















P1310265.jpgそしてこれも誰もが注文していた大きな器をロティで覆った包み焼き☆ロティ・チャナイ風の生地を開いてみたらこのとおり、中身は卵とジャガイモがゴロゴロ入ったカリーでした。

さすがマレーシアのチャイニーズ、辛さもしっかりスパイスたっぷりのお味。蓋や器に張り付いた香ばしいロティをカリーにひたして食べることもできます。激辛カリーを大きなパンで覆ったイポー名物「麺包」みたいな料理ですね。














P1310263.jpg他には春菊風の野菜とガーリックのスープでいただく牛肉のしゃぶしゃぶ風鍋(写真左)や、歯ごたえ抜群の野菜料理などもをたっぷり頂きました。2日間ほぼ同じ料理を食べることになったお店でしたが飽きることなく地元ならではの中国料理としてお薦めです。

















もう一軒のお薦めはこちらも賑わっていた「Good New World Restaurant(好世界酒家)」。ここでは春節の時に食べるイーサン・フィッシュ「魚生」が始まっていたので迷わずリクエスト!

P1310042.jpgP1310039.jpg






















イーサンとはお刺身を極細の線切りにした野菜や着色したフルーツの皮や海草、ベビースター麺のようなものなど得体の知れない色とりどりの千切りグッツにピーナッツと揚げたワンタンの皮などを散らし、上から油と甘いプラムソースと五香粉風のスパイスをかけてごちゃ混ぜにして食べる、この時期にしか登場しないシンガポールやマレーシアの春節料理なのですが、イーサンに絶対に欠かせない具材がポメロ。グレープフルーツを甘くしたような房の大きなポメロが入らないとイーサンの味は決まりません。甘くてぐじゃぐじゃの料理がポメロの爽やかな酸味と上品な甘味で引き締まるのです。「イーサンは残すと縁起が悪いわよ、高く上げれば上げるほどいい!と言われ、全員立ちあがってそれぞれの願い事を言いながらご覧の通り刺身はいったいどこに消えたか!というほどこっぱみじんにして食べます。刺身はシンプルが一番という日本人が食べたら卒倒しそうな味かもしれませんが、これが不思議と癖になる強烈な印象を残すんですよね。

P1310037.jpgイーサンですっかり盛り上がった後はローカル・チャイニーズでよく登場する魚のすり身と豆腐を合わせた揚げ豆腐と蒸し魚。中でも特に気に行ったのはマンゴー風味のチキン。からりと揚げた鶏肉がフレッシュなマンゴーソースで和えてありました。南国ならではのはっきりとした味つけのお料理です。

















もう一軒、数年前に移転した在住日本人にも大人気のチャイニーズ「北桟BeiZhan」というお店があります。




体育館のように広いお店なのですが毎回大賑わい。ここも誰かが必ず連れて行ってくれるお店のひとつです。マラッカにしてはお洒落で明るい内装で、ものすごい種類のメニューがありますよ。

ニョニャ料理やチキンライス・ボールだけではなく、マラッカならではのローカル・チャイニーズも大変美味ですので是非試してみてください。

●Golden Mansion Restaurant
3&5, Jalan Bukit China ☎06-283-8193

●Good New World Restaurant
131-134,Taman Melaka Raya ☎06-284-2528

●Bei Zhan(北桟)Restaurant
43 Janan Kota Laksamana2/17 Taman Kota Laksamana ☎06-281-2684
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  • 無題
Miki 2011/03/11(Fri)15:45:25 編集
想像はしていましたが、また食べさせられましたね〜〜〜
もう見ているだけでゲップがでそう・・・というか、もうトラウマになりつつありますよ!!写真見てるだけでお腹が苦しくなってきました!!半端じゃないもんね、いつもいつも!!

同じ店に連れて行かれ、ほとんど同じものを食べる。断りにくいんですよね〜、向こうは善意だから。

それにしても、牛肉しゃぶしゃぶの野菜の上にのってる黒っぽいものは何?

ゴールデンマンションのオイスターミーも美味しそうですね?潮州料理屋のとどっちが美味しいと思いました?

ペナンのは黒醤油を使わないので白っぽい。いずれにしろ、福建人の多い土地らしい料理ですね。
  • 無題
Chie 2011/03/14(Mon)02:58:57 編集
オイスターミーは個人的には甲乙つけがたい美味しさでしたよ。でも潮洲料理店のほうが幾分濃厚だったでしょうか?両方ともガーリックが死ぬほどきいており、最後には何味だかわからなくなるくらい(笑)、この牛肉鍋も上に載ってるのはカリカリに上げたニンニクとブラチャンだったと思います。
何といっても、一回目は「猛烈ガーリック・ファミリー(もう誰だかわかりますよね)」のお坊っちゃま君の誕生日で行ったので各自の小皿にはたんまりと生ニンニクが盛られていました。Mikiさんはすでにご存じの光景が思い浮かぶでしょう。
  • 今晩は
多摩 URL 2012/12/11(Tue)21:32:40 編集
ブログ拝見しています。ガイドブックには載っていない、貴重な情報。私も香港に5年半住んでいましたので、中華料理は大好き。マラッカ・ペナンは歴史探訪の街歩きもさることながら、食事も楽しみです。参考にさせていただきます。

今回は時間節約のためKLは入国した晩、1泊に留めマラッカからバスでペナンに直行いたします。いろいろとありがとうございました。
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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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