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マレー半島モンスーン寄稿
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来月5日~日本アセアンセンターさんで開催されるプラナカン展ですが、おかげ様でニョニャ料理教室、伝統菓子を作る教室、ビーズ刺繍の教室はどの日もあっという間に満席となりました。
セミナーとトークイベントのお席もあと僅かとなっております。ご興味のある方は是非、お早目にお申込みください。


 

●8月5日(金)18:30~


「マレーシア / シンガポールのプラナカン~ババニョニャと呼ばれた人々~」


丹保美紀とイワサキチエが登壇いたします。今までプラナカンとは何か?ババニョニャとは何か?曖昧な知識でしかなかったものを、歴史的背景もふくめて明確に解き明かします。後半はプラナカンの美しい工芸品の話もする予定です。


 
●8月6日(土)


14:00~「プラナカンのバティック


Batik本のバイブルともいわれている「ジャワ更紗の旅」の著者でもあり、長い間クンプルというインドネシアの布地の研究会を主宰してきた城田杏子さんのセミナーです。今回、城田さんの膨大なコレクションの中から、目にも鮮やかな選りすぐりのプラナカン・バティックが展示されますが、インドネシア北岸、プカロンガンで作られたフェミニンで精緻なテクニックが魅力のプラナカン・バティックについて、現地に何度も足を運ばれ研究を重ねてきた城田さんの長年の情熱がぎっしり詰まったセミナーです。バティックに興味のある方のみならず、西洋のスタイルを取り入れた美しいデザインや模様について、より深く知りたい方にもおすすめです。


 
15:30~「ファインダーを通してみたプラナカンの世界」


私たちの著書でお世話になった写真家、阿部雄介氏のトークイベントです。


今回20点ほど展示する阿部さんの作品、その殆どが私たちの著書に掲載されたものとなります。例えばブルーマンションのミステリアスな螺旋階段、重厚なババニョニャヘリテージの内部、あっ、この写真本で見た!というものがズラリと並びます。トークイベントでは饒舌な阿部さんが大好きなマレーシアについて撮影秘話などを熱く語る楽しいトークショーです。


 


●8月7日(日)14:00~


ニョニャ料理の世界~マレー半島の歴史が育んだ折衷料理」


丹保美紀とイワサキチエの2人が登壇し、沢山の料理スライドとともにシンガポール、マラッカ、ペナン、それぞれのニョニャ料理の魅力や、おいしいお店などを90分間で一気に語り尽します。セミナーのあとには必ずやスパイスのきいたお料理を食べに行きたくなることでしょう。


 





 


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8月5日(金)~7日(日)の3日間、日本アセアンセンターさんが

マレーシア / シンガポールのプラナカン
                    ~ババニョニャと呼ばれた人々~」
 
というテーマで、プラナカン展を開催します。

3日間の間、様々なプラナカンの展示に加え、Makan Makan の平岡シェフによるニョニャ料理や伝統菓子を作る教室、下山田先生によるプラナカン・ビーズを体験するクラス、素晴らしいバティック・コレクションで知られる城田杏子氏(クンプル主宰)によるプラナカン・バティックのセミナー、阿部雄介フォトグラファーによるファインダーを通してみたプラナカンの世界、そして私たち2人によるプラナカンとニョニャ料理のセミナーなど、各ジャンルを通じ、その道のエキスパートが華麗なるプラナカンの世界を紹介する特別なイベントです。この機会に是非、アセアンセンターまで足をお運びください。
各セミナー、ワークショップは全て事前登録制になっております。
 
詳細は下記のサイトからご確認ください。

http://www.asean.or.jp/ja/tourism-info/20160528/


 


【日時】 201685日(金)~7日(日) 10001700


【場所】 日本アセアンセンター アセアンホール(御成門駅A4出口徒歩1分)


【入場】  無料 (セミナー・ワークショップは事前登録要
     申込サイトよりご登録ください


【主催】  国際機関 日本アセアンセンター


 


◆◆◆セミナー・ワークショップ日程◆◆◆


 ●85日(金)


18:30 セミナー 「マレーシア/ シンガポールのプラナカン ~ババ・ニョニャと呼ばれた人々」 


講師: 丹保美紀 シンガポール・プラナカン協会会員
      イワサキチエ シンガポール・プラナカン協会会員 


 


 ●86日(土)


10:0013:00 プラナカンビーズ教室


         講師: 下山田幸子 氏 ビーズワーク 


 11:0013:00  プラナカンの伝統菓子を作る


           講師: 平岡弘子 氏 「マカンマカン」オーナーシェフ 


 14:0015:30 セミナー「プラナカンのバティック」 


         講師: 城田杏子 氏 「インドネシアの布地」研究会 クンプル主宰 
           


 15:30~16:30 トークイベント「ファインダーからみたプラナカンの世界」
           講師:阿部雄介氏 フォトグラファー


 


●87日(日)


10:0013:00 プラナカン・ビーズ教室 


                     講師: 下山田幸子 氏 ビーズワーク 


 11:0013:00 ニョニャ料理教室 


          講師: 平岡弘子 氏 「マカンマカン」オーナーシェフ


 14:0015:30 セミナー「ニョニャ料理の世界~マレー半島の歴史が育んだ折衷料理」 


                       講師: 丹保美紀 シンガポール・プラナカン協会会員
                イワサキチエ シンガポールプラナカン協会会員


                       


 


福岡まで足を運べなかった方々には朗報です。


 


先日のブログでも紹介させていただきましたが、4月~6月12日まで福岡市美術館で行われているサロン・クバヤの展示が、7月26日~9月25日までの2か月間、今度は東京の松涛美術館で開催されます。




プラナカンきっての名家であるリー家のコレクションを中心に、サロンとクバヤ、インド刺繍のローブ、ニョニャが身につけたジュエリーやビーズのサンダルなど、約140点ものプラナカンのファッションアイテムが展示されます。
 
個人的には制作過程の秘密性と、緻密に描かれた模様、限られた数しか作られなかったことから「幻のBatik」ともいわれる「ホウコウカイBatik(カイン ホウコウカイ)」が見られるのが楽しみです。
このBatikは第二次世界大戦下、インドネシアにおいて日本軍政に協力した一部の人たちに「褒賞」として贈られたこともある、というもの。
「ホウコウカイ⇒奉公会」という言葉の裏には様々な歴史的背景が詰まっているようです。
その模様は桜や菊の花など、日本の友禅模様のモチーフがインドネシアの著名な作り手によって描かれたもので、精緻なテクニックと優美な色合いはBatikの最高峰といわれてもおかしくない珠玉の名品ぞろい。今回展示されるのはLee家所蔵のものですから必見です。
 


7月31日(日)には、福岡の時と同じようにピーター・リー氏による「サロンクバヤとシンガポール・プラナカンのファッション(仮題)」についてのレクチャーが行われます。

9月17日(土)には、いつもお世話になっているプラナカンビーズの刺繍家、
下山田幸子さんによる「プラナカンビーズ教室」もありますので、詳しくは松涛美術館のホームページをご覧ください。


 


http://www.shoto-museum.jp/exhibitions/169sarongkebaya/


新しい本ではありませんが、プラナカンの建築についての本が出版されました。
それがこちら:



Chieさん覚えてるかな?

アメリカ人の教授で著者のRonald Knapp氏と私たちはマラッカで会っています。
逗留先も同じホテルで、「君たちの本を買ったよ。これを見てこれからペナンまで行くんだ」とのことで、彼らの車をホテルの前から見送りましたね。
当時はまだプラナカンの取材ではなく、マレーシアの中国建築の本を出すための取材旅行に来ていた彼でしたが、数年後、このとおりプラナカン様式の建物の本を出版されたのです。

ああ、とうとう出したんだな、と思って、この本の存在は知っていましたが、
きちんと中を見ませんでした。

それが今日、たまたまフタを開けてちょっと嬉しい気分に。



ちゃんと参考図書の一覧に、私たちの名前を出してくれてましたよ〜。

いつかまたお会いする機会があるような気がしてなりません。

昨日熊本では震度7、九州全域で大きな地震があったばかりです。今もなお余震が続く中、被災された方々には心からのお悔やみと、お見舞いを申し上げるとともに、一日も早い収束を願ってやみません。

心が痛む中でのご紹介となってしまいますが、
福岡市美術館(Fukuoka Art Museum)にて、日本とシンガポール外交関係樹立50周年を記念し、プラナカン・ファッションの最高峰ともいえる品々を集めた展覧会が417日~612まで開催されます。

「サロンクバヤ:シンガポール麗しのスタイル、つながりあう世界のプラナカン・ファッション」 と名をうち、シンガポール国立アジア文明博物館および、プラナカンきっての名家であるリー家のコレクションを中心に、サロンとクバヤ、インド刺繍のローブ、ニョニャが身につけたジュエリーやビーズのサンダルなど、約140点ものプラナカンのファッションアイテムが展示されます。

初日の417日には、朝9時からオープニング・セレモニーが予定され、午後からは美術史家&本展覧会のゲストキュレーターでもあるピーター・リーさんによる講演会「サロンクバヤ:プラナカンのファッションとアイデンティティ16001950が開催されます(予約制)。


リー氏の講演会は以前シンガポール国立図書館などでありましたが、プラナカンを研究する上でファッションとそのアイデンティティという大変興味深い内容を日本で拝聴できるのはとても貴重なことです。


まず、リー家について簡単にご説明しましょう。
プラナカンの世界においてシンガポールのリー家というのは、マラッカのタン・チェン・ロック家と並ぶ名門中の名門です。
ちなみにタン・チェン・ロック家とリー家は親戚関係にあり、シンガポールのババ・ハウスに多額の寄付をしたタン・チェン・ロックの末娘アグネス・タンさんは、ピーター・リー氏の叔母さんにあたります。


今回キュレーターを務められるピーター・リーさんは数々の名著を執筆されているプラナカン研究の第一人者でおられ、またバティックの収集家としても世界的に有名な方です。そしてお兄様はなんと、著名なアーティストのディック・リーさん!(オープニング・セレモニーにはディック・リーさんも参加予定。)

また、お二人のお父様リー・キップリー氏は前シンガポール・プラナカン協会の会長さんを務められ、お母様はプラナカン料理の研究家という、栄華を極めたプラナカン・スタイルを今でも体現、存続させている名家なのです。

私たちの著書でも紹介させていただいておりますが、リー・キップリー氏にお話しを伺いにMikiさんとともに大きなプールがあるモダンな大豪邸に伺った時には、長~い廊下の一面に、代々続くご先祖様の等身大の肖像画が飾られていたのにはびっくりしました。また、床から天井まで本がぎっしり詰まったお父様のお気に入りの書斎では、プラナカンの話とともに私たちが日本人ということもあったからでしょうか?シンガポールが昭南島といわれていた時代の貴重な話なども聞かせていただきました。ピーターさんは奥の部屋でアンティークのバティックをずらり並べて研究されていらしたのを今でも覚えています。


代々続く伝統を守り、人並みはずれた審美眼を持つプラナカンの名家、リー家の所蔵品の数々はドギツイ色合いは一切なく、限りなくフェミニンで上品で、繊細な刺繍やサロンとのコーディネイトは、日本人の感性にもフィットするものばかりです。

期間も長いですので、ご興味のあるかたは足を運ばれてみてください。
決して期待を裏切らない素晴らしいコレクションを堪能できるはずです。


詳細は下記まで。


 


サロンクバヤ、シンガポール麗しのスタイル


  つながりあう世界のプラナカン・ファッション


Singapore, Sarong Kebaya and Style
   Peranakan Fashion in an Interconnected World



(会期)2016
417日(日)~612日(日)


      福岡市美術館にて www.fukuoka-art-museum.jp/


      開館時間:9:3017:30(入館は17時まで)月曜休館


 


 


女性の心をくすぐる様々なアイテムが魅力の通販サイトFelissimo(フェリッシモ)さんから、プラナカン・スタイルのビーズ刺繍が月に一回、自宅で体験できる通販手芸キットがお目見えしました。(写真は全てフェリッシモさんのサイトからお借りしております)




 フェリッシモさんの手仕事サイト「クチュリエ」では、「美しき刺しゅうの世界」というコーナーが設けられ、ハンガリー刺繍やイギリスの伝統刺繍、東北の刺し子など幅広く様々な刺繍が楽しめるようになっています。その中でプラナカン・スタイルのビーズ刺繍が登場。デザインや刺繍の手ほどきなどは東京でプラナカンビーズの教室をしていらっしゃる下山田幸子先生が監修。

作るものは用途のひろい「ポーチ」や「がまぐち」です。


時間はかかりますが、出来上がりはこんなに可愛らしくフェミニン♡♡



 


これと同じものをシンガポールやマレーシアで購入しようと思ってもありませんので刺繍好きの方は是非!
「手作りの本 クチュリエ」も書店に並んでいるそうです。

ご興味のある方はこちらまで。


felissimo.co.jp/couturier


 


 


 かつて長いこと北京に暮らし、中国の歴史や文化に造詣が深い友人のお知り合いが「ミャオ族の刺繍とデザイン」の出版を記念して展示会をなさる、という貴重な案内をいただきましたのでご紹介したいと思います。



 焼き物で有名な愛知県常滑市で苗族刺繍博物館の館長をされている佐藤瑞代さん、彼女は中国ミャオ族の刺繍を愛するあまり、貴州省に刺繍学校を私設で開校し、また日本では古民家を博物館にしてミャオ族の刺繍を広く紹介するなど、そのほとばしる情熱は日本女性の誇りともいえましょう。

今回、満を持して『ミャオ族の刺繍とデザイン』を出版され、その刊行を記念して本の販売と刺繍の展示イベントが西池袋ポポタムで行われます。

現在既にキャンセル待ちとなっておりますが、会期中はスライドを見ながらのミャオ族の世界や、ミャオ族の刺繍のワークショップなどもあります。

書籍のエッセンスを、苗族刺繍博物館館長佐藤さんの「ミャオ族の刺繍を育てる会」のホームページhttp://miao-japan.com/や、ポポタムさんのホームページより拝借いたしますと
(以下、写真も全て佐藤瑞代さんのホームページから許可を得て掲載させていただいております)

名もなき女性達が咲かせた、手技の華

<王侯貴族のためではなく家族のための途方もない手仕事>
 中国西南部に暮らす少数民族・ミャオ族は、綿花や麻、蚕を育て、糸からつむぎ、農作業の合間をぬって何年もかけて作り上げた服を身につける人々。あるときは愛しい人、あるときは生まれてくる子どもの魔除けのため、吉祥のモチーフを隙間なく刺繍したおぶいひも、など、民族の物語を伝えるバイブルとして代々残してきたのです。身のまわりの動植物や想像上のいきものを独自の目線で切り取り、天才的な配色と技術、そして想像を絶するほど根気のいる針仕事でつくられたさまざまな衣服たち。ミクロのスケールで表現された世界観。ミャオ族に魅せられた著者が現地で少しずつ蒐集した素晴らしいコレクションが『ミャオ族の刺繍とデザイン』(大福書林)という一冊の本になりました。
刊行を記念し、苗族刺繍博物館の所蔵品をお借りして展示を開催します。精緻な手仕事の美しさと芸術性を、手の届く近さで味わってください。少しですが展示と併せて、刺繍古布も販売予定。
『ミャオ族の刺繍とデザイン』苗族刺繍博物館・著
 B5判変型上製・160ページ・フルカラー 2800円+税
   3月中旬、大福書林より発行・発売
       

                            



 ため息が出るほど美しい写真と、丁寧な解説がちりばめられた素晴らしいホームページを読ませていただくだけでも大変勉強になりました。ニョニャのクバヤ刺繍とは違った重厚な質感や緻密さ、様々な種類のテクニック、生活する人々の世界観まで知る事ができます。
また、丹精込めて縫い上げる苗族の刺繍に対する考え、刺繍の腕が良い=能力が高く、根気強い、働き者=良い娘・良き妻、刺繍が上手な娘ほどモテる、という方程式はニョニャと全く同じ。忍耐のいる手仕事のあり方というのは万国共通なのかもしれませんね。
今までインドネシアのイカットや更紗展、ラオスの織物展示会などを紹介させていただきましたが、どの作品もそこに暮らす人々の営みや生命力、女性ならではのセンス、そして家族を守る祈りなど、1枚の布に込められた尊い思いが伝わってきます。
           

◆展覧会の詳細は下記まで

2016
48()13日(水)13:0020:00(最終日は17:00まで)
会期中無休 入場無料 

東京・ブックギャラリーポポタム http://popotame.net

東京都豊島区西池袋2-15-17 TEL:03-5952-0114(電話のみ)

◆ミャオ族の刺繍を育てる会&苗族刺繍博物館のホームページhttp://miao-japan.com/

 

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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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HN:
Miki & Chie
性別:
女性
自己紹介:
シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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