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マレー半島モンスーン寄稿
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恭喜發財


Selamat Taon Baru 2015



新年あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします。

ペナンはいつもより静かなお正月を迎えています。景気が悪いのか、爆竹の音も花火の音もあまりしません。今までで一番静かで、街中もあまり渋滞なくスイスイ。

でも、きっと福建人にとって一番大切なJade Emperor Birthday (拝天公、今年は26日?)と最終日Chap Goh Mehは盛り上がるのかなと思います。

毎回日本のガイドブックで執筆するときに、私がひっかかるのは、「旧正月」という言い方。中国系の人にとっては、西暦の正月は正月ではなく、月暦の正月を「旧正月」と呼ぶこと自体おかしく、こちらこそが正しい正月であるので、私は「中国正月」と記載するのですが、必ず日本の校正者に「旧正月」に直されてしまいます。日本人にとっては旧暦でも、月暦に従って暮らしている人たちには「旧」ではないのに。ま、読者が日本人だから仕方ないか?

先日もこちらの人に、「なぜ日本人は西暦に従うのか?」と真顔で質問され、頭をかしげられたくらい、不自然なことなのです。

そんなときに、NHKの番組で明治時代に日本は急に西暦に切り替え、大混乱になったことがあると知りました。農業も漁業も月暦のサイクルに従って行っていたためです。

中国系の人たちの間では、今でも月暦に従うのが「自然」であり、私もシンガポール、マレーシアに暮らして20年あまり、月暦の方がしっくりくると感じることが多いのです。

歳がバレますが、私はこれまで未年生まれだと思って生きてきましたが、正しくは午年でした。月暦で数えるとそうなると知り、ちょっとショックでした。十二支の考え方が中国から来たものならば、その数え方も月暦に従うのが正しいというものではないでしょうか?

皆さんの本当の年は何でしょう?
西暦12月〜2月生まれあたりの人は新事実にびっくりするかも?
ここで簡単に調べられます↓
http://koyomi8.com/i/i9reki.cgi


ちなみに日本には「皇紀」というものが通用していた時代もあったんですね。先日私が修復した日本軍占領時のペナンの資料に「Nipponese Governemnt」というハンコが押されていて、そこに書いてあった日付が皇紀に基づく年代でした。

こちらにいるとイスラムのヒジュラ暦などもあるので、カレンダーもいろんなのがあるんだな、と思いながら暮らしております。
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  • 無題
Chie 2015/02/21(Sat)23:44:10 編集
Mikiさんのことですから、美味しいお正月料理をたらふく召し上がっていることでしょう!!

本年もどうか宜しくお願い申し上げます。
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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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