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マレー半島モンスーン寄稿
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12月1日~25日まで開催されている横浜山手西洋館の「世界のクリスマス」。
毎年数十万人もの動員があるという人気のクリスマス・イベントです。

参加している洋館は8つ。それぞれのお屋敷が毎年ひとつの国を担当し、美しく飾り付けられコンサートや、ワークショップなどのイベントが行われます。

そのうちのひとつ、ブラフ18番館さんが、今回アジアを代表してシンガポール館としてお目見え中です。

もともとブラフ18番館は、関東大震災後に山手町に建てられた外国人住宅をイタリア山庭園の一郭に移築されたもので、戦後はカトリック横浜司教区の所有となり、カトリック山手教会の司祭館として平成3年まで使用されていたもので、白い壁に緑色の窓が美しいお屋敷です。

今年のクリスマスのテーマは全館を通じて「クリスマス、その語り継がれる憧憬~Christmas histories in your heart」。
それぞれの国の語り継ぎたい文化を伝えるということで、嬉しいことにブラフ18番館ではプラナカンにフォーカスをあててくださいました。

「海を臨むクリスマス~東洋の貴婦人と共に~」と題して、シンガポール政府観光局後援のもと、ラッフルズホテルをイメージした白亜のお屋敷の中に、シンガポールの国花である蘭の花が美しくアレンジされ、プラナカンをイメージした鮮やかなドレスや工芸品、エキゾチックなバーカウンターなど、異国情緒を醸し出しております

ちょうど先週末、MakanMakanの平岡シェフのニョニャ菓子を頂きながらプラナカン文化を知っていただくティーサロンが催され、Chieもお話をしてまいりました。
おかげ様で入場制限をするほど沢山の方にお越しいただきましたこと、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

メインである平岡シェフのニョニャ・クエはシンガポールの大ヒットドラマ
「リトル・ニョニャ」にも登場したルンパ・ウダン、そしてスパイスのきいたニョニャ風パイナップル・タルト、縁起物のアンクークエの3品。盛り付けられるとこのように大変鮮やかです。


当日、ホールはプロのアーティストによって美しく飾られ、ニョニャの陶器や著書とクバヤも展示させていただきました。




ティーサロンをさらに味わい深くして下さったのが、元町孫悟空さんのお茶。プラナカンのふるさと福建省にこだわった黄金桂という、まろやかな飲み口の烏龍茶は、ニョニャのお菓子にぴったり!

社長さんとともにティーマスターまで来館し、こだわりのお茶を美味しく入れて下さいました。


そしてさらに美味しいサプライズが、孫悟空さん秘伝の自家製パイナップルクッキー!!
香ばしい生地はサクサク、中の餡はパイナップルの酸味がしっかりきいて絶品!買いたい!という人の声に思わずChieも手をあげてしまいましたが、残念ながらこの日のためにわざわざ作って下さったものでした。

館内のディスプレイもフラワーアーティストの手による見事な蘭の花、バティックをアレンジしたゴージャスなドレス、平岡シェフお手持ちのニョニャバスケットとクバヤのアレンジ、プラナカンビーズの下山田先生による美しいナプキンリングなど、エレガントな美しさはプラナカンならではです。





会期中、12月31日までは日没後~23時まで光のファンタジーと題した西洋館のイルミネーションもあり、また12月20日(土)には日没~19:00まで、ブラフ18番のあるイタリア山庭園が2000個ものキャンドルで彩られる「キャンドル・ガーデン」になります。
それはそれはロマンチックで、寒さも忘れる美しさだと思います。
この機会に是非、横浜山手西洋館「世界のクリスマス」に足をお運びください。

特設サイト www.xmas-yamate.yokohama
ブラフ18番館:JR石川町駅から徒歩約6分(会期中は休館日なし)
http://www2.yamate-seiyoukan.org/




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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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