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マレー半島モンスーン寄稿
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ご無沙汰している間に令和の御代となりました。


本年6月に開港160周年を迎える横浜。開港を記念して横浜ユーラシア文化館にて興味深い展覧会が開かれておりますのでお知らせします。




(下記、パンフレットの文章をそのまま拝借します)


 横浜では、1859年の開港以来、中国系の人びとの暮らしが営まれてきました。日本では幕末・明治・大正・昭和・平成の時代であり、中国では清朝、中華民国・中華人民共和国の時代です。この160年の歴史の中で、人びとの装いも変化しました。なかでも旗袍(チーパオ:チャイナドレス)の誕生は象徴的な出来事です。現在、中国系女性の民族衣装と考えられている旗袍は、1920年代に誕生した新しい服装です。清朝が崩壊し中華民国が成立した新時代の中で、より活動的な服装を求めた女性たちは、満州族女性や漢民族男性の服を参考に、ゆったりとしたワンピース型の新たな「旗袍」を生みだしました。本企画展では、旗袍の誕生と変化の歴史をひも解くとともに、幕末から現代までの横浜華僑女性の装いの変遷を、その衣装を身につけた人たちの横顔にも触れながら紹介します。


装いは歴史であり、人生なのです。


2016年に松濤美術館でプラナカンのサロン・クバヤ展が開催された際、ババの重鎮であり、バティックの世界的コレクターとしても知られるBaba Peter Lee氏の講演会において、ニョニャたちが身に着けていたサロン・クバヤについて、シンガポールやマラッカがそうであるように、「港町」というのが大切なキーワードで、様々な国が行き交うコスモポリタンな雰囲気が漂う港湾都市ならではの自由な装いがサロン・クバヤにも大きな影響を与え、独自のファッションが花開いていった~」と、仰っていた記憶があります。


日本を代表する港町横浜も同じように、華僑の人たちのアイデンティティを守りつつ、時代の流れや女性の社会進出などによって変遷していった装い。今回その貴重なコレクションを拝見できるのは大変興味深いことです。


こちらは松涛美術館で行われたPeter氏のコレクションにて中国服を取り入れたクバヤ「バジュ・ペギ」。 
清楚で可憐な美しさにMikiさんと目が釘づけになったのを覚えています。


こちらは今回のパンフレットに掲載されていた大変華やかな旗袍(チーパオ)。

どこかクバヤに似た雰囲気があり、実物は見てのお楽しみです。


すでに展覧会は始まっていますが630日まで開催しており、講演会やワークショップなどもありますので、ご興味のある方は是非足をお運びください。 


会場となっている横浜ユーラシア文化館は、かつて横浜市外電話局だった歴史的建造物を改装したもので、5つのカテゴリーに分けられた広大なユーラシア大陸の常設も興味深いものばかりです。 


 


装いの横浜チャイナタウンー華僑女性の服飾史
2019414日~630日まで


 


会場:横浜ユーラシア文化館3階(月曜休館)


http://www.eurasia.city.yokohama.jp/


 


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