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マレー半島モンスーン寄稿
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チャイナタウンやオランダ広場から至近距離、マラッカ川を目前に臨む抜群のロケーションにある高級ホテルCasa del Rioにランチに行ってきました。



こちらでは月~土のランチにプラナカンのシェフが腕をふるうTingkat Lunchがあります。ティンカとはお弁当箱Tiffinのこと。

メニューは日替わりのようで2種類あり、平岡シェフとお邪魔した日はこんなメニューでした。

 

それぞれのメインにはアヤム・ポンテ(鶏とポテトの醤油煮込み)とイカン・チリ・ガラム(揚げ魚のフレッシュチリがけ)。

それにもれなくスープとニョニャ・チャプチャイ(野菜の炒め煮)やチンチャーロ・オムレツ、ご飯にアチャーとデザートが付きます。ここは是非2人以上で出かけて2種類の料理をシェアして召しあがる事をお薦めいたします。


4段重ねのティフィンをひとつひとつ開けていくと中はこんな感じに。


イカン・チリ・ガラムは、香ばしい揚げ魚に、ぎゅっと絞ったライムをきかせた爽やかなチリソースとのコンビネーションが抜群。こんなにたっぷりチリがかかっていて大丈夫?と思うでしょうが、辛さの中に塩気も酸味もきいているので意外とあっさり食べられます。

アヤム・ポンテも炒めたオニオンの甘さと黒醤油の旨味が存分に生かされ、一口で丁寧に作られたものと分かりました。


ニョニャ・チャプチャイはレストランで食べると野菜の具材が少なく、その分キャベツと春雨でかさを増している寂しい炒め煮が多いのですが、こちらは金針菜などもきちんと入り具材も豊富です。味の濃いメインディッシュに対し、やさしい味のチャプチャイは良い箸休めにもなりました。


チンチャーロ・オムレツも同じで、外で食べると異常に塩辛いか、逆に味が無いか、と、なかなかバランスの良い味に巡り合えない料理なのですが、こちらのオムレツは塩加減も絶妙でした。


胡麻と砕いたピーナッツがたっぷり入った芳ばしいアチャーもシェフのお手製。



ピクルスといえども手間暇かけるのがプラナカン。丁寧に作られた濃厚なアチャーとともに、ご飯がいくらでも食べられてしまうティフィン・ランチでした。


デザートにはココナッツ・アイスクリームの載ったチェンドル。そこにマラッカ名産の芳ばしい黒砂糖がたっぷりかけてありました。

せっかく行くならば、マラッカ川をのんびり眺められるテラス席でいただくことをお薦めします。


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シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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