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マレー半島モンスーン寄稿
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前回からの続き、後編です。
スカーレットホテルの裏手にあるAnn Siang RdからAnn Siang Hillにかけて、このあたりには中国の同郷会館や時代を感じさせる様々な種類の建物が並び、見て回るだけでも楽しい通りです。  


その一角にナシルマの名店The Coconuts Clubがあります。  ナシルマと言うとフードコートなどでちゃっちゃっと食べて帰るものと思われがちですが、こちらはお洒落なカフェ風レストラン。 昔ながらのショップハウスを改造した小ざっぱりとした内装になっています。
店名にもなっているとおり、ココナッツのクオリティにこだわりぬいたお店です。  
看板商品となっているナシルマですが、ナシルマ作りの命とも言えるココナッツミルクはマレーシアのペラ州で収穫された特別なココナッツのみ。しかも収穫してから48時間以内のものを絞って調理しているそうです。 採ってから日にちが経った古いココナッツはミルクを絞っても直ぐに酸味が出てしまうとか。新鮮なココナッツミルクは上品な甘さとナッツのような香ばしさが特徴で、ナシルマのお値段としては12.8シンガポールドルと、かなり高めの設定ですが食べてみれば納得のおいしさです。   


付け合わせのフライドチキンは地鶏を使用。レモングラスやジンジャーなどのハーブをきかせたジューシーなモモ肉がドーンと載っています。自家製のサンバルに、イカンビリとカリカリのピーナッツ、揚げ卵との絶妙なハーモニーにご飯がすすんで止まりません。お腹に余裕があれば日替わりの野菜炒め(この日はインゲン豆)や、ココナッツミルクをたっぷり使ったスパイシーなオタオタも是非。

もちろん
 デザートにはチェンドルもお忘れなく!フレッシュなココナッツミルクならではの香りと甘み、濃厚な椰子砂糖の風味がダイレクトに楽しめる逸品です。 
毎日厨房で手作りしているニョニャ・クエも食べていただきたいマストアイテムです。
  
ホテルから徒歩3分ほどのテロック・エア・ストリート(Telok Ayar St)に出れば、個人的にシンガポールで一番好きなフィッシュヘッドカリーのお店Ocean Curry Fish Headがあります。 


土鍋でぐつぐつ煮込まれたフィッシュヘッドは、スパイスが口の中でストレートに弾けるインド風でもマレー風でもない、酸味を巧みにきかせた中国風(ニョニャ風とも言える)。 辛くて甘くて微かにブラチャンの風味も広がるココナッツミルクベースの濃厚なカレーです。揚げ茄子やトマトの旨味がトロけたグレイビーは病みつきになる美味しさで、この味に魅せられた人たちでランチタイムは道路にまでテーブルが並ぶ激混みのお店ですので、早い時間の入店をおすすめします。  
また、斜め前には観光客はあまり行かない地元の人たちで賑わう「アモイストリート・フードセンター」があり、そちらも素通りはできません。黒酢とニンニクをたっぷりかけて食べるドロドロのあんかけ麺「源春のローミー」も見逃せませんが、行列しているお店に並んでみると確実においしいものにありつけますよ。  


そのままTelok Ayar St.を北上すると、1840年に建立されたシンガポール最古の中国寺院、観光名所でもある「シアン・ホッケン寺院(天福宮)」が現れます。
ティータイムには寺院に隣接したプラナカン・タイルギャラリーの中にあるChong Wen Ge Cafe(崇文閣)」もお薦めです。




店内はこのように可愛らしい内装。

ショーケースからカラフルなニョニャ・クエを何品かオーダーして一服するも良し、ラクサやミーシャムなどの軽食も食べられます。


カフェの中にはプラナカン・タイルのお土産店もあり、迷ってしまうほど沢山の模様を見比べながらコースターを購入しました
 


眺めの良いカフェでのんびり、マッタリしたい人にはPS Cafe Ann Siang Hill店」は穴場です。Ann Siang RdAmoy StからAnn Siang Hill Parkへの坂道や階段(入口が分かり難いので要注意)を上りきった丘の上にあるカフェでは、ボリューム満点のスイーツやお料理がお洒落な空間で楽しめます。カフェに到着するまでの小道、密集するショップハウスを眼下に望みながら、金融街の眺めが一望できるのはこちらならではの醍醐味でしょう。 


ホテルから至近距離のSouth Bridge Rd.に出れば佛牙寺の並びに日本では決して味わえないシンガポールのローカル料理を精進料理にアレンジしたファイン・ダイニングEight Treasures Vegetarianもあります。

以前ブログでも紹介しましたが、バラエティーに富んだメニューの中で、
Creamy Pumpkin Vegetarian Prawnという海老に似せた蒟蒻?のようなものに香ばしいカレーリーフの風味を活かしたカボチャのソースが載ったお料理や


肉無しでも充分濃厚で美味しいベジタリアン・カレー(写真右上)などを味わってみてください。
おしまいに、この近所で美味しいお土産ならば日本にも上陸したBak Kwaこと、ポークジャーキーがおすすめです。個人的にはチャイナタウン・コンプレックスから直ぐの1938年創業「林志源」のものが肉の柔らかさ、スパイスの味加減が好みです。 春節前にはアッと驚く大行列で、あまりの行列に思わず並びのお店(至るところに支店がある違うブランド)で買ってしまいそうになりますが、普段はそんなに混んでいないので大丈夫。海外土産用にしっかりとパッキングしてくれます。


ちょうど今頃、チャイナタウンでは2月5日の春節に向けて街全体が赤や金色に輝き大変な賑わいを見せている頃でしょう。


ホテルを拠点にチャイナタウンだけでも数日、徒歩で様々な料理にチャレンジできるグルメ体験ができますよ   



■The Scarlet Hotel



https://sg.thescarlethotels.com/



 



■The Coconuts Club(ナシルマ)



http://www.thecoconutclub.sg/home.html



 



■Ocean Curry Fish Head (フィッシュヘッドカリー)



http://www.oceancurryfishhead.com.sg/



■Amoy St. Food Centre7 Maxwell Rd



 



■Chong wen ge Cafe(崇文閣)



https://www.facebook.com/chongwengecafe/



 



■PS Cafe Ann Siang Hill



https://www.pscafe.com/pscafe-at-ann-siang-hill-park/



 



■Eight Treasures Vegetarian



http://www.8treasuresgroup.sg/about-us/



 



林志源(ポークジャーキー)



http://www.limcheeguan.com.sg/#ourproducts



 





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シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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