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マレー半島モンスーン寄稿
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クオリティーに見合わない高額な宿が多いシンガポール、毎回どこに泊まろうか?と頭を悩ませてしまいます。
条件として部屋はコンパクトでも清潔で快適であること。できれば至近距離に美味しいお店や屋台街やコンビニもある、と言うのが条件のひとつです。
更にワガママを言えばNHKも見られるでしょうか?

今まで泊まってみて上記の条件を満たし、シンガポールの中では比較的リーズナブル(115000円前後)で女子の独り旅でも楽しめるホテルをご紹介したいと思います。

ひとつは女子旅に大変人気が高いチャイナタウンにあるスカーレット。
1868年に建てられたショップハウスと1924年に建てられたアールデコのビルディングをくっつけて改造したお洒落なブティックホテルです。

外から見るとこんな感じで1階にはお店も入り、まさかここがホテルとは思えない坂道に沿った細なが~い造りになっています

部屋までの廊下は、このようにちょっと妖しげな色をした長い廊下が前後左右に延々と続いており迷子になりそうでした。しかも坂道!

部屋はカテゴリーによって大きさもデザインもかなり違い、中には窓の無い部屋もあるようです。宿泊した部屋はアースキンロードに面したバルコニー付きの部屋で、大きなトランクを2つ置くと少し窮屈でしたが、なかなか雰囲気があってステキでした。     
(上記写真ホテル
HPより)
バルコニーからの眺めは残念ながら駐車場のビルディングでしたが、早朝バルコニーでのティータイムは気持ちが良かったです。
シャワールームも天井から床まで大きな窓があり、光が降り注ぐ明るい造りとなっています。


しか~し!!この部屋にはマラッカ同様、ひとつだけ難点がありました。週末になると付近のクラブからの爆音が夜中まで聞こえてきて眠れぬ始末。ホテルに苦情を言ってもどうしようもなく、、、、1日は泣き寝入り状態で過ごすことに。金曜、土曜に滞在する人はバルコニー無しの内側に面した静かな部屋をおすすめします。


ちなみにホテルの内側にあるジャグージー・スペースからの眺めはこんな感じです。
低層階のホテルなのにチャイナタウンが一望できるのには驚きました。


週末の騒音を除いては、このホテルの良さはフレンドリーなスタッフと、そして何と言っても立地のすばらしさ。マックスウェル・フードセンターはホテルのほぼ前、コンビニもホテル前の坂道を下ればすぐの所にあり、サウスブリッジ・ロードに出れば正面にはパワースポットの佛牙寺や、エッグタルトの老舗・東興
(トンヘン)やチャイナタウンコンプレックスも至近距離。早朝から夜中まで楽しめる本当に便利で見所満載、食い倒れにも嬉しい立地です。
ところでエッグタルトの東興ですがモダンに改装されてしまい、以前のようにコーヒーショップを思わせる古き良き時代の雰囲気が無くなっていたのは残念でした。


シンガポール在住時にはあまり食指が延びなかった皆さん大絶賛のエッグタルトですが、こちらにはエッグタルトなんかよりも、ずっ~と美味しいものがあるのです。それはカリーパフ


小ぶりながらもズッシリと重たく、クリスピーな皮の中には中国風に味付けされたカレーに刻んだゆで卵や具材がぎっしり詰まっており、単なるカレーパフを超えたひとつで充分満足できるボリューミーな美味しさ!これをテイクアウトして平岡シェフと何度ホテルの部屋で食べたことでしょう。
フレッシュなココナッツがたっぷり入ったココナッツ・エッグタルトもおすすめです☆

もう一つ、
ホテル前の坂を途中まで下れば直ぐに到着するマックスウェル・フードセンターの穴場グルメもご紹介しましょう。それはPopo & Nana's Delights

ユーラシアン料理とニョニャ料理を兄弟で営む大変珍しい屋台です。


Popo(お婆さまの意味) のレシピを受け付いたNo MSGの家庭料理が味わえます。メインディシュは日替わりで数種類からチョイス。どれも迷ってしまうほど魅力的なメニューです。

ユーラシアン・ビーフボールシチューとアヤムブアクルアという全く違うテイストの
2種類を頂きました。屋台で食べるブアクルアは初めてでしたが、しっかり濃厚でブアクルアにも身が詰まっていて手抜き無し。ハーブの繊維質を残したざっくりとしたルンパーは家庭料理ならではの味わいでした。ビーフボール・シチューはセージとオレガノがきいていてちょっぴりイタリアンテイスト。  
ボリュームたっぷりで、同じテーブルの人がそれ美味しそうね~!と、のぞき込んでいました。セットにするとその日のお薦めのおかずがついてくるのも嬉しいです。

もうひとつ、
マックスウェルと言えばいつも大行列の有名な天天チキンライスがありますが、天天の行列に並ぶ気のない方には、同じ並びにあるAh Tai(アータイ)」もおすすめです。元はと言えば、天天で働いていたシェフが天天のご主人と決裂して出店したアータイ。天天同様、クセがまったく無く、大変食べやすい海南チキンライスです。 (次回に続く)


 


■東興(Thong Heng285 South Bridge Rd.


Popo & Nana’s Delights  Maxwell Food Centre, #01-70


 www.popoandnanadelights.com  11am~3pmまで (土日休)


Ah Tai Hainanese Chicken Rice Maxwell Food CentreNo.07(火休)


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  • 無題
Miki 2019/01/28(Mon)17:29:08 編集
クオリティーに見合わない高額な宿が多い、にワラってしまいました。そのとおり、特にマラッカやペナンのブティック・ホテルのクオリティーからすると、うーん、ですね。

カリーパフおいしそうだけれど、こんなもん食べてたらお腹いっぱいで超危険!
  • 無題
Chie 2019/01/28(Mon)17:44:24 編集
Mikiさん

そうなんです。シンガポールは毎回マレーシアの後に滞在しますが、マラッカやペナンの宿と比べると本当にがっくり来てしまいます。
日本のビジネスホテルの方がお値段が安く、しかも部屋の利便性にも工夫を凝らしていてレベルは遥かに高いと思います。
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