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マレー半島モンスーン寄稿
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マラッカでは、ローカルチャイニーズを味わうのも楽しみにしている私たち。(以前にもブログで紹介しておりますが)なぜならば私たちがリストアップしたニョニャ料理店がことごとく却下・黙殺され続け、その結果、KLともシンガポールとも違う、洗練とはほど遠いけれど味わい深くて工夫が凝らされたマラッカ・チャイニーズを味わうことができるからです。


カレー風味やサンバルにタマリンドやブラチャン、などなど~~様々なローカル素材を取り入れながら仕上げる中華は興味深いものばかり。


今回も沢山連れていっていただきましたが、観光客でもアクセスしやすい市内にあるお店を3軒、それぞれの名物料理をざっとご紹介しましょう。


 まず最初は、パンプキンライスが有名なこちらのお店。中国語名は「我家飯店」と、なんともほほえましい名前です。


プラナカンご夫妻の友人たちも別のグループで大きなテーブルを囲んでおりました。
名物のパンプキンライスがこちら。


ローカルのカボチャを丸ごとくりぬき、その中にスパイスで味付けをしたお米などを入れ、そのまま蒸し焼きにしたものでしょうか?器であるカボチャの内側もこそげ落としながらいただきます。日本のかぼちゃのように甘くてホクホクのタイプではなく、甘さ少なめのねっとりタイプのカボチャが、エキゾチックな香りを漂わせるパラパラのご飯とよく絡んで、ピラフやビリヤニを思わせる味わい。平岡シェフがとても気に入っていました。
もうひとつの名物が2種類のホームメイド豆腐


左はディープフライド、右はスチームと結構な大きさです。


揚げ豆腐の外側はカリッと、中は柔らかくトロンとしており、まるで卵豆腐のようなテクスチャー。そのほか塩卵味の豚の唐揚げやチーズ味のソートン(イカ)など、スープも忘れてはいけません。  


どれも気取らない料理が味わえるその名の通りアットホームなお店でした。


Restoran Sedap Dan Murah「我家飯店」
No. 42, Jalan KLU-1,
Taman Kota Laksamana Utama,
Tel: 016 649 1123



お次は、ぐつぐつ煮えたぎった魚頭の土鍋スープがおいしいお店。





このお店に伺ったのはすでに何軒も制覇した後の夜ご飯。弱りかけの胃袋を配慮してのお店のチョイスでしょうか。こちらのお店「営業していますか??」と心配するくらい外観も内装も地味でそっけなく、椅子とテーブルが雑然と並ぶだけのお店でしたが味は確かです。


シンガポールで味わうフィッシュヘッドの煮込みよりもずっ~とワイルドで、私たちの大好きな魚の胃袋や皮、唇、湯葉なんかもどっさり入っています。中身がよく見えるのがこちら。

            
味付けのアクセントは棗やクコなどの漢方食材に加えて、ピリリときいた胡椒がたっぷり!パンチのきいたスープに胃袋が爽快になり、また食欲がわいてきました。


 
もうひとつの名物が塩卵とカボチャの自家製豆腐。

 
鮮やかな黄色はカボチャのソース。コクのある塩卵とかぼちゃの甘辛さが絶妙なアンサンブルで全員箸が止まりません。


そのほかローカルバジルをどっさり載せた鶏の土鍋煮込みや、ホクホクとしたヤム芋とスペアリブの煮込みや黒醤油で味付けをした福建スタイルのビーフンなど、どれも素朴で味わい深い料理ばかり。   
 
       
 
       
こちらのお店は家族経営のようで、奥さんと小学生くらいの小さなお子さんが宿題をテーブルに置きながら一生懸命手伝いをしていました。こういう風景はシンガポールでは滅多に見なくなりましたので嬉しいですね。


◆Great Wei Restaurant   住所が見つからず、電話番号がたよりです。

        


 


3軒目は以前こちらのブログでも紹介したことのある「チーズビーフン」が食べられるお店、「Aunty Fatso」。「太っちょのオバちゃん」という名前のSeafood店ですが、数年前に移転してモダンにキレイになっておりました。


すでに6食を食べ、その後にもう一回チーズビーフンを食べてみたいという平岡シェフのリクエストで連れて行ってもらいましたが、夜9時半を回った頃でも広い店内は満席でした。チーズビーフン一皿だけでもOKというので早速注文。


主役であるチーズについて聞くと、チェダーチーズを使用しているとか?蝦の殻から取ったダシとチーズの風味が口の中に広がります。あらかじめ炒めたビーフンにチーズソースを絡ませているのは大量のオーダーでもビーフンが柔らかくならず、アルデンテをキープできるという工夫でしょうか?見た目ほど味はコテコテではなく、あっさり食べることができます。イタリアンのチーズ味とも違う、いろいろな風味が混ざり合った摩訶不思議なチーズ味。作れそうでなかなか再現できないこの味を、次回平岡シェフの料理教室でリクエストしました。


お店は激混みのことが多く、オペレーションもまちまち。予約したほうが賢明です。


Restoran Aunty Fatso


No. 13-15, Jalan KLJ 1B, Taman Kota Laksamana Jaya, 75200 Melaka


+60 12-611 6996


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アンティヒロ 2018/01/19(Fri)17:49:18 編集
今回のマラッカでは、塩卵、カボチャ、この素材にノックアウトされました。
  • 無題
Miki 2018/01/19(Fri)18:11:40 編集
こういうお店をこちらでは煮炒レストランとよんでいますが、マラッカはこの手のエアコンのきいたこぎれいなお店が多くて羨ましいです。
ペナンは屋台と変わらない設備のお店ならある程度で、お客さん接待にはちょっと使いづらいですね。味は悪くないのだけど…。
  • 無題
Chie 2018/01/20(Sat)21:24:49 編集
アンティヒロさん、Mikiさん

一見地味に見えるマラッカのレストランですが、侮れないお店が多いですね~
私はMuar料理にノックアウトされました。
次回は思い切りニョニャ料理を試してみたいんですが・・・
シェフが変わって味が落ちた店もあるでしょうし、新しくて頑張っているお店もあるでしょうから。
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