忍者ブログ
Admin*Write*Comment
マレー半島モンスーン寄稿
[120]  [119]  [118]  [117]  [116]  [115]  [114]  [113]  [112]  [111]  [110
プーケットのババに出会うには、プーケット・タウンへ。

IMG_7470.jpg街中央のタラン・ロードやディブック・ロードなどはマラッカのヒーレン・ストリートのような通りなのです。この周辺はペナンやシンガポールでよく見られるようなプラナカン様式(Straits Chinese Style)のショップハウスやテラスハウスがずらりと並んでいます。しかしタイではこれを「Sino Portuguese Style」と呼んでいます。私はプラニー先生に「これをポルトガル様式と呼ぶのはおかしい。あきらかにStraits Chinese Styleだ」と言うと、「バンコクの建築家が勝手にSino Portugueseって名付けてそれが定着してしまった。その建築家のワイフはマカオ出身だからね、ポルトガル式だって言い張ってんのよ」と。プーケットにある建築様式はあきらかにペナンから輸入されたものであり、オランダ後期からイギリス時代のスタイルでポルトガルは関係ありません。たしかにタイにポルトガル人がいた時代もありますが、プーケットではポルトガル時代の建物はほとんどビルマ侵攻時に破壊されたのだそうです。

Soi Romanee(ロマニー通り)

そんなプーケットタウン、まだまだ街並的にはごちゃごちゃした感じはありますが、タイは観光局や市当局も大変協力的であり、街並の修復やプーケットのババ文化のプロモーションに力を入れ始めています。タランロードの路面にはイギリス風のフロアタイルが埋め込まれていたり、昔売春街だったというロマニー通りもきれいに修復されて趣味のよいパブやカフェなどができています。ただタイ特有のあの醜い電柱・電線だけはどうにかしてもらいたいです。とても低い位置に電線が垂れ下がっているので、建物の撮影には必ず入ってきてしまいますし、とにかく見苦しい。プラニー先生いわく、「これについてはもう100回以上話し合っている」とのことでした。

IMG_7564.jpgIMG_7575.jpg タランロードのおすすめは、チャイナ・インというレストラン。雑貨の販売もしています。ここへはスウェーデンの国王もやってきたとか。アンティーク好きのオーナーがお金をかけて修復したショップハウスのセンスの良さは、「さすがタイ」と思わせるもので、料理の盛りつけもセンス溢れるものでした。このお店はMust!!です。




IMG_7590.jpgもちろんちゃんと見所もあります。タランロードをMontri Rdの方へ歩いていくと左手に観光局本部があり、ここにいくと山ほど地図や資料が用意されています。特にタウンの歴史的街並について案内しているPhuket Town Treasure Mapという地図を入手すれば、名跡がどこにあるかすぐわかります。旧タイホワ小学校を利用した博物館や、とくにババのお屋敷を公開しているチンプラチャー・ハウスは一見の価値があります。チンプラチャー・ハウスの隣には同じタン一族が所有するチンプラチャー・マンションがあります。現在は賃貸に出しているそうで(しかもそのテナントが留守中とあり)、一族の方と一緒でも中に入るのはかないませんでした。
このほか、タランロードの63番の家は修復されてハウスミュージアムとしてオープンする予定もあり、プラナカン協会もババ文化を紹介するミュージアムを作りたいと話をしていました。

IMG_7486.jpg あとはタラン・ロードをただプラプラ歩くのもおすすめ。プラナカン協会会長はお医者様で、このタランロードの31番にJaroen Clinicを開いています(センスのよい受付。まったりしてしまいそう・・・)。その斜め向かいあたりにチャイナ・インがあり、そのすぐとなりはプーケットで一番古い漢方薬の店、そのとなりにWilaiという地元の人に人気のコーヒーショップがあります。ここでは洋食も出していますが、ちょっとしたババ料理が手軽に食べられます。オーナーのおばさんは英語の堪能な方で、もともと講師をしていた方だそうで、どうりで知的な感じ。ここのお店にはちょっとした秘密があり、トイレのある奥を突き抜けていくと、四方を建物に囲まれた道教寺院に出るのです。この寺院は表通りからは見えないかくれた場所にあり、なんか秘密の場所を見つけた感じ。この通りにはババだけでなく、インド系やイスラム教徒が営む生地屋さんや裁縫道具のお店、タイ舞踊の衣装を売る店などが並んでいます。

(写真:Wilaiの毎週火曜日のみに出すババ風チキンカリー、タイカレーに飽きた人におすすめ)

タラン・ロードにはタラン・ゲストハウスという、バックパッカー向けの安宿もありますが、ドミトリーだけでなく個室もあり、ショップハウスの雰囲気を楽しむにはおすすめ、と観光局のスワライ局長が言っていました。

一本裏のディブック・ロードにはショップハウスではなくテラスハウスが多いのですが、なかなかきれいな家並みです。ここにもディブック・レストランというこじゃれた店があり、タイ料理とフランス料理を出しています。雑貨店などもあり、この通りもぶらぶら探検してみるといいでしょう。

ラノーン通りには市場がありますが、現在改築中。通りの向かい側に移転しています。鶏の唐揚げなどを売る屋台を通り過ぎてずんずんいくと左手に市場が現れます。この市場は夜もやっていて、なかなか面白いですよ。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メール
URL
コメント
文字色
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
  • ABOUT
プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
  • プロフィール
HN:
Miki & Chie
性別:
女性
自己紹介:
シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
  • 便利ツール
私たちの本や参考図書をご紹介
  • 最新コメント
[06/21 hermes kelly bags fake]
[06/07 imitation bracelet cartier diamant]
[06/03 faux van cleef bague]
[05/31 replica van cleef clover necklace]
[05/31 montre rolex daytona 1992 replique]
  • ブログ内検索
  • カレンダー
05 2017/06 07
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
  • 最新トラックバック
  • バーコード
  • カウンター
  • アクセス解析
Copyright © マレー半島モンスーン寄稿 All Rights Reserved.*Powered by NinjaBlog
Graphics By R-C free web graphics*material by 工房たま素材館*Template by Kaie
忍者ブログ [PR]