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マレー半島モンスーン寄稿
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神奈川県大和市にある、日本で美味しいニョニャ料理をいただける貴重なお店、
「アジアの台所 マカン マカン」さんに、ニョニャ料理を習いに行ってきました!

P7020056.jpgかねてからニョニャ料理は大変手間がかかるもの、おまけに日本では難しい食材のオンパレードとあって、家で作るのは無理かな~~と思っていましたら、オーナーシェフの平岡弘子さんからお声がかかり、念願が叶い日本で初めてニョニャ料理の教室を体験してきました。
習いたいものをリクエストOKと言われましたので、早速ニョニャ風チキンカリー「カリーアヤム」とタマリンドに漬け込んだイカ焼き「アサム・ソートン・ゴレン」、ニョニャの定番サラダ「サンバル・ティムーン」をリクエスト☆

当日はどれほど時間がかかるのか?覚悟してまいりましたが、あれよあれよと見事なニョニャ料理が出来上がっていきます。
a0116e7bjpeg69c318efjpeg本来石臼ですり潰す作業などは、今はフード・プロセッサーがやってくれますし、揃えづらい材料も日本で手に入る範囲で工夫されていました。たとえば、日本には無いインドネシアのキャンドル・ナッツはマカデミア・ナッツを代用。同じくインドネシアの甘い醤油「ケチャップ・マニス」や中国の「スイート・ソヤソース」の代用には黒砂糖と刺身醤油を合わせる、手に入りにくいフレッシュ・チリはドライを戻して、さらに赤ピーマンを少し加えるなどなど、これはニョニャ料理をはじめ、東南アジアの料理を日本のもので美味しく代用する平岡さんの何十年にもわたる研究があったからこそ成り立つもの。
かといって、決して「なんちゃってニョニャ料理」ではなく、しっかりブラチャンは炒って使う、辛いものも手加減せずより本場の辛さに、最近のヘルシー志向にならいオイルをほんの少し!なんてのも許されません。
本場の味により忠実に、もしかしたらもっと美味しいかも(これ、本当です)に仕上げるのがマカンの平岡さんの腕前です。
(写真左サンバル・ソートン、写真右ソートン・アサム・ゴレン)

2855ac20jpeg複雑な味が特徴のニョニャのカリーも思ったより簡単にでき、しかも煮込みの時間もわずか。インドカリーとはまったく違う香りを放つニョニャのカリーは、後から辛さがじわり。
マラッカ名物、タマリンドに漬け込んだイカ焼き「アサム・ソトン・ゴレン」は甘酸っぱいグレイビーがたまらなく美味で、クラスをご一緒した方々もカリーとともに「おいしい!」を連発していました。



05752eebjpegきゅうりが美味しい季節にもってこいの「サンバル・ティムーン」は、水々しく歯ごたえ抜群のきゅうりに、塩漬けした豚のほどよいこってり感とスパイシーなチリと蝦味のブラチャンがからみあった、風味抜群のサラダでした。




マカンさんの料理教室はニョニャ料理だけではなく、シンガポール名物の海南チキンライスなど、シンガポールを中心とした東南アジア料理のクラスを不定期に行っており、ホームページ上でお知らせがあるそうですので、ご興味のある方はマカンさんのHPを小まめにチェックしてください。
またリクエストがあれば4人以上で受付可能だそうです。将来お店を開きたいという、プロを目指す人も大歓迎のクラスだそうです。

「アジアの台所 マカン マカン」
http://www.info@makanx2.com
連絡先 046-260-7010
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  • 無題
Miki 2008/05/29(Thu)22:25:31 編集
おいしそうですね。

平岡さんは良い意味でも悪い意味でも職人肌の方。プラナカンのご老人たちも感心するほど究めています。少なくともそこらのなんちゃってニョニャ料理店よりおいしいです。

でも、なぜイカの料理ばかりなんでしょうね。あ、誰かさんがエビ食うと腹壊したりするからか・・・。

アサム・ゴレンは同じやり方でエビや豚肉でも美味しいんです。
  • 無題
2008/05/30(Fri)05:10:43 編集
おいしそうですね

カレーに興味しんしんです
  • 楽しそうで
kayo 2008/05/30(Fri)07:58:17 編集
美味しそうです~☆
ニョニャ料理、食べてみたいです!!
平岡さんは他国の料理なのに、代用の食材を研究されていて、料理に対する愛情が文章から伝わります。
人の情熱って素晴らしいですね~♪
  • 無題
Miki 2008/05/30(Fri)10:20:22 編集
大さん

インドカリーっても、いろいろあるんだよ、って思ってませんか(笑)。ニョニャ料理のカリーも元々はインド発祥のものです。
こちらではチキンにじゃがいもの組み合わせが定番です。ライスももちろんですが、フランスパンで食べるのも人気です。

Kayoさん
ニョニャ料理は好き嫌いもあるでしょうが、コクがあって濃厚な煮込み料理から、さっぱりとしたスパイシーなサラダ類までいろいろです。是非一度お試しください。あ、お試しになるときはご相談くださいね。へんなところでまずいものでも食べられると印象悪くなりますから。
  • 無題
katsura 2008/05/30(Fri)12:41:11 編集
実際に教えてもらえるのはいいですね。

私もキャンドルナッツの代わりにマカデミアナッツやカシュナッツで代用していました。

ABCのケチャップマニスは食料品チェーン店のカルディで取り扱うようになりましたよ。
瓶が大きいですが・・・。
  • 大さん、Kayoさん、Katsuraさん ありがとうございます
Chie 2008/06/01(Sun)04:13:06 編集
大さん
スパイスの専門家の方に是非食べていただきたい逸品です。このカリー以外にも、以前ブログに載せたカリーデバル、カリーカピタンなど各国混合の味そのもので大変興味深い料理です。そう、ヴィンダールーまであるんですよ。
また先日、Mikiさんから三鷹にある2000年前のインド料理を習う、という超レアなクラスを大さんのブログで知りました、と教えていただきました。時間が許せば、必ずや足を運んでみたいと思います!いつもありがとうございます。

Kayoさん
うれしいメールをHPのほうにもありがとうございました。今後ともどうか宜しくお願い申し上げます。京都にも1件、マレー料理を教えていらっしゃる方がいらっしゃいます。ご興味がおありでしたらご紹介させていただきます。

Katsuraさん
普段からキャンドルナッツを使用するお料理をおつくりになるとは、素晴らしいです☆
カルディでケチャプ・マニス買えるんですね!貴重な情報をありがとうございます。ABCの大瓶とはいえ、中国のスイートソヤソースの代わりにもなります。本当にありがとうございます!
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