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マレー半島モンスーン寄稿
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新宿伊勢丹にプラナカンをコンセプトとしたスイーツブランド「Li Pore」がお目見えしました。
また、カヤを使ったスイーツがならぶ「アジアの力特集」も同時開催です!

2月15日(月)~22日(月)の8日間、新宿の伊勢丹百貨店にてココナッツのジャム「ニョニャ・カヤ」が地下の様々な店舗でコラボレーションするという画期的な試みと、様々なアジアン・フードが実演販売される「アジアの力特集」が催されます。新しく誕生するスイーツブランド「Li Pore」のご紹介とともに一足お先にブログでお知らせします!

新宿伊勢丹のデパ地下は、日本全国だけではなく世界からも注目を浴び続けている時代の最先端を行く特別な場所。海外からグルメの友人が来ると、まず伊勢丹の「デパ地下詣」を薦めている私たち。そこでとうとうプラナカンという名前がクローズアップされるのですから、感激もひとしおです。

まず「アジアの力特集」の内容を簡単にお知らせしましょう。

カヤジャムを使用した創作スイーツと、シンガポールやマレーシア、タイ、インドネシアやヴェトナム、トルコやインドなどの食が楽しめるようになっています。カヤをコラボしたお店は、<木村家のカヤジャム・コッペ>、<六本木クローバーのカヤジャム・シュー>、<シェシーマのクレームアンジェ・カヤ>、<エディアールのピエノワ・カヤコロネ>、<円果天のカヤの月餅>、<ロリオリ365のカヤ・パンナコッタ>、<ミセスエリザベスマフィンのカヤ・マフィン>、<ISSUIのココナッツプリン&カヤ>、<JUNOのカヤジャム・ベーグル>など。個人的にはカヤジャム入りのコッペパン、カヤのシュークリームなどを試してみたい気が。

料理の出店はシンガポール・カヤトーストの名店「ヤクン・カヤトースト」の焼き立てほやほやが、「シンガポール・シーフード・リパブリック」からは名物のチリクラブが登場!「シンガポール海南鶏飯」ではおなじみのハイナニーズ・チキンライスを、「シンガポール・マジック」からは日本人の大好きなペーパーチキンが。そのほかタイ料理の「マンゴツリー」からはスパイシーな鶏のグリル・ガイヤーン、「マレーチャン」からはナシゴレンなどが登場します。地下の食品売り場がアジアの香りでいっぱいになるのが今からとても楽しみですね!

さて、今回の「アジアの力特集」にはもうひとつ、アジアン・ビューティー&ヘルシーなスイーツブランドが初めてお目見えするのも話題になっています。
それがプラナカンをコンセプトとした「Li Pore(リーポール)」。

お芋や豆、米、ココナッツといったプラナカンのスイーツの素材に、日本の食材やフランス菓子の技法を取り入れ、新しい世界観を伝えていきたいという想いから生まれたという「リーポール」。
名前の由来は明王朝時代にマラッカに嫁いだといわれた伝説の王女、ハン・リーポーから。彼女の「リーポー」という名前にシンガポールの「Pore」をコラボして「Li Pore」と名付けたのです。なんともチャーミングな響きですね。

パッケージも素敵でした!水色にパステル・ピンク、ライムグリーンといったプラナカン・カラーをふんだんに使い、プラナカンの優美さと愛らしさを巧みに表現したラッピングはさすが伊勢丹さん!婦女子の心を射止める的を外しません。今まで日本にありそうでなかったこの色の組み合わせは、遠くからも目を引きました。3種類のプラナカン色のポーチもありましたので、おすすめです。
リーポールの生菓子は東西折衷のエレガントな雰囲気を醸し出し、焼き菓子は手作り感がいっぱいの普段着のおやつ風になっています。どちらも毎日食べても飽きのこないナチュラルでヘルシー、甘さを極限まで抑えた味つけになっていました。和菓子にも洋菓子にもない「モチモチ、むにゅむにゅ、ぷりぷり、かりかり」とした食感が楽しめるようになっているのも特徴です。
生菓子のアイテムはまずカヤ・モンブランから。

カヤジャムと日本の和栗をあわせたモンブランは、ボリューム感のある栗に、ほんのり香るパンダンリーフが絶妙の味加減。洋菓子のモンブランは濃厚すぎて、ひとつ食べるとダイエットが頭をよぎる、和菓子の栗ものはちょっと胸やけしそう・・・。そんな栗づかいを一新させたモンブランでした。これならペロリといただけます。


アジアン・スイーツに欠かせないマンゴープリンは、マンゴーの甘さだけではなく酸味もしっかり押し出したフレッシュ感あふれるもので、リーポール自慢の1品。そのほかにはパイナップルの繊維と食感を残したパイナップル・レアチーズケーキなどもおすすめです。

飾らない素朴な焼き菓子の中では、「ライチとカヤのルクム」を是非。

ルクムとは中近東などで食されるマシュマロ風のお菓子。現地のものはかなり激甘なのですが、そこは伊勢丹さん甘さを抑え、泡のようにふわふわのルクムの中に、カヤジャムをしのばせた心憎い演出が。親指ほどの小さなルクムは、いつでも手元に置いておきたい癒しのスイーツでした。

*リーポールの出店期間は、地下一階「マ・パティスリー」にて、今のところ2月15日~3月2日までとなっていますので、期間中是非足を運んでみてください。
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  • 行ってきました!
おひるねさん 2010/02/17(Wed)00:48:13 編集
早速伊勢丹に行ってきました。
LiPoreはパッケージがすこぶる美しかったです!もうこれだけでプラナカンってスゴイ!と思いました。カヤのモンブランは食べやすく、どちらかというと和の感じかな?マシュマロ風の焼き菓子は今までにない不思議な食感で楽しめました。
これからはもっと現地のスイーツも並べばいいなぁ~~と思ったりもしましたが、今後がたのしみです。
  • 無題
Chie 2010/02/17(Wed)03:43:34 編集
おひるねさん

早速お出かけいただいたんですね!
パッケージは可愛かったでしょう☆
私もプラナカンをコンセプトとしたスイーツなら、オンデ・オンデのような生菓子もあってもいいな!と思いましたが、これからに期待したいところです。いつもブログを見て下さり、本当にありがとうございます。
  • 無題
Miki 2010/02/17(Wed)11:49:31 編集
ある意味、本場にはない洗練度ですよね。

オンデオンデなどの生菓子は現地から持ち帰りができないので(日持ちがしないため)、東京でも本物のクエが買えるようになるといいと思います。
  • 無題
Chie 2010/02/18(Thu)01:25:19 編集
Mikiさん

そうですね、洗練度はさすが伊勢丹さんです。

今後何かの形でクエの登場(オンデオンデのファン多し!)を願っています。
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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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