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マレー半島モンスーン寄稿
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もうひとつ、移転のお知らせです。

私たちの著書でも紹介している、大好きなお店、カサ・ボン・ヴェントも移転して、今は観光客にも便利なラッフルズホテルの裏、Seah St.にあります。

ここは奥さん(残念ながら今年亡くなられました)がニョニャで、ご主人がユーラシアンという家族経営のレストランで、ニョニャ料理とユーラシアン料理の両方が一度に味わえる貴重なお店でした。
私の親戚の友人ということで初めて食べに行ったのは12年前。その頃は私もニョニャもユーラシアンもよく知りませんでしたが、「奥さん(チー夫人)の料理好きが嵩じて」という言葉通り、出てくる料理には愛情が感じられるほど、丁寧に作られたもので、とても印象に残りました。その後、ニョニャ料理の本質とは何かを知るようになって(手間ひまを惜しまない料理、ということ)、なるほど、さすがニョニャだ、と納得した次第です。チー夫人はその後癌を煩い、残念ながら今年他界されてしまいましたが、最近食べに行った人から、「味はかわってない」とのことです。

ここのおすすめはユーラシアン料理の代表、カリー・デバルです。ポルトガルや南インドなどが融合した、日本には絶対にない、きっとびっくりする味だと思います。また、ニョニャ料理のアヤム・ブアクルアも大変いいお味です。ブアクルアの殻に身を詰めたものは入っていませんが、ソースにブアクルアのうまみがいっぱい。とても濃厚です。この他のおすすめは、ペナンのニョニャ料理風四角い豆のサラダ、カチャン・ボトル・サラダや塩魚とベリンビン(すっぱい実)の温サラダ、ボリュームもたっぷりのオックステイル・シチュ−などです。

グルメな方へ。シンガポールにいらしたら、こんな珍しい料理を試さないのはもったいないな〜、と思う私です。しかもおいしいし。

Casa Bom Vento
32 Seah Street
Tel:6346-8433
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  • このお店はマスト!です
Chie 2007/08/20(Mon)23:34:09 編集
シンガポールへ行ったら、必ず食べなくちゃいけない料理に南インドの料理と、このカサ・ボン・ヴェントのユーラシアン&ニョニャ料理があります。
(その他、潮州魚頭火鍋など・・・・・)
私は滞在中、必ず2回は訪れています。

お値段も良心的、しかも大変手の込んだ料理で、日本では絶対に食べられないのメニューの数々に、
毎回、どれを頼もうかと迷ってしまうほど美味ぞろいです。

特に、カチャン・ボトルというほろ苦くてイガイガの、細なが~~いお豆のサラダは絶品!

ユーラシアン風ビーフシチューや、お酢のきいたカリーのヴィンダールー、その他、カシューナッツのソースで煮込んだチキンなど、どれを食べてもハズレがありません。

新しい場所になっても味が変わってないといいのですが、なにしろこのお店はシンガポールでも一押しのお店です。

ここの料理を味わうと、屋台でチキンライスやホッケンミーを食べている場合ではない!
と思うこと間違いなしです。
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