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マレー半島モンスーン寄稿
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イカロス出版から出ている雑誌、『羅針』の特選ムック号で「週末アジアの過ごし方」という特別号が出るのですが、この号で私のプラナカンに関する記事が掲載される予定です。

『週末アジアの過ごし方』というテーマのわりに、私のプラナカン記事は結構ディープに書かせていただきました。普通、日本の雑誌とかは「あんまり専門的なことは書かないでくださいね。一般読者がさらっとカンタンに読める記事にしてください」ってところが多いのに、イカロス出版は「専門的な内容の方がいいです!」とのこと。過去に専門的にプラナカンを紹介した雑誌記事というのは日本にはないと思いますが、多分この先もこんな記事を書かせてくれるところなんてないのでは・・・。非常にありがたい機会をくださったイカロス出版に感謝感謝です。

記事はシンガポール案内のページの一部となるようです。
2009年6月30日発売の予定となっておりますので、ご興味のある方は是非・・・。

人生を遊ぶおとなの旅の
羅針NAVI

http://www.rasinnavi.com/
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私Mikiも日本にやってきました。 入れ違いでチエさんは6月頭はマレーシアにいっておりましたが、お戻りになられて著者2名日本に揃いました。

今回、前から気になっていたトイカメラを購入しました。
次回の本などで使えるかどうかまだわかりませんが、一眼レフでの撮影以外にもトイカメラで遊びの写真も撮ってみようかなと思い・・・

しかし。やっぱりストレスたまります。
思う所にピントを固定できないのが一番イライラしますね。
なので思うような構図が決められないです。
ちょっとコツをつかむまで訓練が必要そうです。でも予想がつかないのがトイカメラの醍醐味なのかもしれません。

PICT0007.jpg















でも色合いは面白いかな?

PICT0008.jpg

















PICT0012.jpg


撮影場所は実家から自転車でも行かれる距離の向島百花園です。カルガモの親子がおりました。
日本は草花が綺麗です。












シンガポールにもロモグラフィー愛好家は結構います。そういうネットワークがありますが、撮ったものを見せていただくと、なかなかセンスの良い写真が多いですよ。シンガポーリアンってセンスいい人はセンスいいんですよ。
新型インフルエンザが世界的に広がりつつある中で、毎日小まめに手洗いをし、外出したらうがいをするなど、日々の予防が欠かせなくなりました。目に見えないウイルスの防御に、最近私たちのお気に入りは、薬草がたっぷり?入ったインドの石鹸です。

P1001156-1.jpg免疫力をつけたり細菌を除去するなど最近注目を浴びているハーブ、ニーム(Neem)が入ったものです。

いかにも「薬草」という香りのするニームですが、インドでは古来より、さまざまな効能のあるハーブとして広く用いられてきました。

例えば、歯周病予防のデンタルケアに欠かせないハーブとして、歯みがき粉やマウスウオッシュなどにもニーム入りが。

皮膚の炎症をおさえるのにも用いられ、ニーム入りのニキビ用クリームがあるほど。
そのほかにはモイスチャーライザーとしてお肌を保護する。また虫除けとしても、ニーム入りの天然の防虫剤があるなど、身の回りのケアに欠かせないニームの利用法は数限りなくあると言われています。

そのように優れ物のニームですから、インドの石鹸にはその名もズバリ、ニームと大きく書かれたものや、評判の高いヒマラヤ・ブランドもニーム&ターメリックの石鹸を出しています。

メディミックスも、素晴らしい成分が18種類も入った人気のアーユルヴェーダ石鹸ですが、これも主成分はニームです。

石鹸に含まれた含有量で、どれほど予防効果を期待できるかはわかりませんが、気持ちだけでもニーム石鹸で、インフルエンザ予防を心がけています。

シンガポールではリトル・インディアにあるムスタファ・ショッピング・センター1階、奥の石鹸売り場に、ニーム石鹸がたくさん並んでいます。

匂いもスゴいので、お買い求めの際は、それこそマスクが必要かもしれませんよ(笑)
ペナンにはおいしい屋台料理がたくさんあります。

チエさんいちおしはペナン・ラクサ(アサムラクサ)ですが、私はチャークエイティヤオです。

米の粉でできたちょっと幅広麺をエビ、もやし、ラプチョン(腸詰め)などと一緒にちょっぴりスパイシーに炒め上げたペナンの名物料理です。

これはシンガポールにもマレーシアの他の地域でもありますが、ペナンのは別格のおいしさなのです。

初めてペナンに行く前にシンガポールのプラナカンの友人たちに「あまりにもおいしくて2皿おかわりしちゃった。おかげで他のもの食べられなくなった」とさんざん聞かされていましたが、本当にそのとおりだと思いました。

シンガポールのは黒くてあま〜い醤油で炒めるため、日本人には苦手な人も多いです。しかしペナンのは甘くしません。辛いのが苦手でなければ好きになる人は多いでしょう。

それでも、やはりおいしい店を見つけることは大事です。
ペナンでは地元の人たちの間でどこの店がおいしいかでよく論争になっています。

IMG_1083.jpg  

私が好きなこの店は、「シンガポール人が大行列するから値段が高い、オバさんが無愛想」でガンガン文句言う人がたくさんいます。でも、とあるペナン人のサイトで「でもやはり味は良いのではないかしら?」と書かれていたのと私は同感で、たしかに高いし、無愛想だけど、味は他よりいいと思うのです。

この料理で大切なのは、炭火の強火で炒めること、一皿分ずつ炒めること、です。
このオバさんのは、それをちゃんと実行してます。だから麺は本当にアツアツだし、Wok Hei(鍋のおこげの風味?)がちゃんと付いてます。Wok Heiの香りのしないチャークエイティヤオ、これだけは認められません!

もう一軒有名なシスターズ・チャークエイティヤオ(姉妹でやってるからその名がついた)には、日本人に連れられていったからでしょうか、4人分をまとめて調理して出してきたので、全然おいしくありませんでした。

あとDato Kramat通りにある亜龍、という店も地元ッ子お薦めですが、ここは具にエビの他にもシャコを加えるのですごく高いと聞きました。私はほかにSiam Rdにあるお爺さんの屋台が好きです。

実は今回無愛想オバさんの店を取材しました。
オバちゃんは強烈な入れ墨眉毛と赤い布袋さんみたいな帽子がトレードマーク。いけばすぐにわかります。
たしかにオバちゃんもその娘だか親戚だかしらない人たちも全員愛想というものがまったくありません。
ところが!今回の取材では話をするうちに皆ニコニコ。
これは、100年に一度見られる笑顔かも???

世界初公開!オバちゃんの笑顔


愛想がないのは確かですが、でもだからといって、意地悪なこと言われたり、されたりといった不愉快な経験は私個人はありません。愛想がないだけだと思うんですけど・・・・
ここだけの話ですが、値段が高いだけですべてを否定したがるアンフェアな人ってシンガポールやマレーシアにはとても多いんですよ。そう、ケチで負けず嫌いなんです。

味はいつものとおり。おいしかったです。
取材だからって、特別扱いもなく。ちゃんとお代も取られましたし。

最近はオバちゃんも自分のお店を持つようになりましたので、行列しなくても、
店内で座って料理を待つことができます。
オバちゃんもお金いっぱい稼いだんでしょうか?ペナンで大御殿を見るたびに「オバちゃんの家だったりして!」とチエさんといつもふざけてます。

ものは試しに一度トライしてみてはいかがでしょう。
一皿RM5〜です。(ペナンでは普通RM3ぐらいなので、高いと言われます)

オバちゃんのお店はコムターからまっすぐ伸びるMacalister Roadを行き、Lorong Selamatを右折します。100メートルほど行ったあたりで店の前に屋台が出ています。赤い帽子を探してください。
シンガポールで史上空前の大ヒットとなったTVドラマ『リトル・ニョニャ』。

その後主演のジャネット・オウちゃんはCMや広告に引っ張りだこ、だとか。

そのジャネットちゃんに実は先週会いました。
衣装合わせのために、ペナンのクバヤ・テイラー、キムさんの付き添いとしてです。

実は先週末、シンガポールのインドア・スタジアムでリトル・ニョニャのミュージカルがあり、その舞台で着る衣装をオーダーするため、ペナンのキムさんにジャネットちゃんが直々にお電話で注文していたのです。ジャネットちゃんは4月に行われたプラナカン博物館1周年記念のフェスティバルでキムさんの作品を見て一目惚れ、だったそうです。

1年ぶりくらいに見たジャネットちゃんは、「え?こんなに小柄だったっけ?」というほど小柄で、子供が来たのかと一瞬思ってしまいました。こんなに小柄な人ならアンティークのクバヤも着れるわけです。
ほとんどスッピンに近い感じで、とってもカジュアルな服装での出で立ちでしたが、クバヤを着せ写真を撮ると、ほれ、このとおり、フォト・ジェニック!



「日本では放映予定ないのですか?」と聞くと、
「あなたがプロモートして!!」と逆にお願いされてしまいました。
日本のテレビ局、どこかありませんかね?
ドラマの筋的には、「おしん」みたいな感じですから、
ハマる人はハマると思うのですが。

ミュージカルの方は私も招待券をもらい、行ってきましたが、中国語で字幕なしですから、ちょっと飽きました。
ストーリーはドラマのとはかなり違うのと出演者も違うのでがっかりした人も多かったようです。
舞台に登場したのはジャネットちゃんと日本人の山本君役の俳優、それからお婆ちゃん役の方のみ。

後日地元の新聞で「歌は口パク。福建語の俗語が多くて下品。ストーリーも稚拙」とさんざんこき下ろされていました。
私的にはクバヤの着方が一番気になりましたが。

でも、今の時代、こういう万人向けのミュージカルやお芝居にしないと、プラナカンに興味を持つ人は増えないでしょう。会場にはサロンクバヤ姿の人がたくさんいました。顔なじみのプラナカン演劇の人たちにも会いました。この人たちがどういう感想を抱いたかなあ、とそれが気になりました。プラナカンの人たちがやってる演劇ではここまで集客できないのは事実です。たしかに問題は多いけれど、あまり見た目のよろしくないオバちゃんたちばっかりが出てる劇よりも、きれいな若い女優さんたちの方が人を惹き付けますよね。たしかにすらりとした若い女性たちがクバヤで勢揃いはなかなか見事でした。しかも歌もミュージカルのプロですからうまいですしね。

ま、あんまりハナから否定せず、建設的に考えて協力しあっていったら良いのでは、と思いました。
マラッカではHotel PuriやBaba Houseを定宿にしている私たちですが、
今度利用してみようかなと思っている宿が登場しました。

それはなんとあのババ・ニョニャ・ヘリテージ博物館に併設されているのです。
博物館の隣にある1511カフェはオーナーの息子さんのコリンさんが経営しています。建物のこの部分はかつて使用人たちが住んでいたそうで、若干狭いのですが、豪華な装飾も残っています。



この4月、コリンさんがそのカフェの2階部分をB&Bにしてオープンさせました。

部屋は全部で4室しかありません。安宿としてオープンさせたので部屋も狭いのですが、これが安宿というにはなかなかインテリアも凝っているのです。もちろんエアコン付き。
通り沿いの部屋がおすすめです。あのゴージャスな窓枠が付いているのですから。



バス・トイレは共通ですが、綺麗なタイル張りでモダンないい感じ。
シャンプーやボディソープなども用意されていて、下手な安ホテルよりいいかも。

インターネットは無料で使い放題、朝食も付いており、下のカフェでラクサからパンケーキから好きな物が食べられます。(ここのラクサは結構おいしんです。なんとアサムラクサもあるんですが、これがなかなかのお味)

これでRM80〜とはお安い!
「ブティックホテルのような安宿!」と私たちの取材時に泊まっていたドイツ人が絶賛していました。

フレンドリーなオーナーのコリンさん、旅行好きで世界中を回られた方なので、旅行者のニーズはよく心得ています。ただこのお宿、泊まれるのは30歳以上のお方に限定されています。大人のための安宿なのです。
また室内はすべて禁煙です。もしも火事でこの家が焼けてしまったりしたらマラッカ、いえマレーシアにとっても、重大な損失になりますからね!

こちらでもいろいろな写真が見られます。
http://www.japanese.hostelworld.com/hosteldetails.php/Cafe-1511/Melaka/34700


Cafe 1511
http://www.cafe1511.com/
またまたご無沙汰しています。

取材でペナン、マラッカに長期で行っておりました。
どちらの街も倒れそうなぐらいの灼熱地獄、私などはまるでビーチに行ったかのように日焼けをしてしまいました。

その上、尋常ではない食わされぶり。ペナンではなんと一日15食、なんて日が続いてしまいました。
福建人の多いペナン、福建人は客もてなしがよいのだと聞きますが、本当にそのようです。

さて、あんまり本などで紹介したりはしないのですが、個人的に結構好きなこちら式のワンタンミーを今回ご紹介したいと思います。




ドラマ、「リトルニョニャ」の中でも何度か登場するTok Tok Meeとはワンタンミーのことです。

ワンタンミーとはワンタン麺、ですが、日本のものはもちろん、中国や香港あたりのものともかなり違うのがマレー半島式です。あまりにも違うので、あまり日本の方に薦めることはありません。かくいう私も最初シンガポールでワンタンミー食べて、テーブルひっくり返したくなったことがあるからです。私は香港のワンタン麺が好きなのでマレー半島式はとても許せるものではなかったのです。。

ワンタンは蝦と豚ひき肉をベースとした餡を小麦粉の皮に包んで茹でたもの(ペナンでは店によって揚げたものを入れるところも)。これは基本的には香港あたりと同じですが、香港の味を知っている人には物足りない出来と言わざるをえません。

でも、こちらのワンタンミーのポイントはワンタンではないと最近私は認識するようになりました。

こっちでワンタンミーというと、スープではなく、タレを和えて食べるのです。
タレはマラッカではチリソースが多いですが、ペナンでは黒い醤油ベースのタレが多いです。ペナンのこのタレが美味しくて、醤油ベースなのにしょっぱくない、甘くもない、絶妙な味なのです。
こちらのワンタンミーは、ワンタンよりも、麺の歯ごたえや、このタレやらチリソース味と麺との絡み具合がポイントだと思います。

初めて食べる人はワンタン麺という概念を捨てて、食べてみるとよいかも知れません。

私も香港のものとは別物、と思って食べるようになり、段々好きになってきました。
マラッカも行きつけに好きな店があり、そこで食べていたら街の人に目撃され、ババ博物館のオーナーのおじいちゃんにまで伝わってしまいました。翌日「あそこでワンタンミーを食べていただろう」と言われ、「もっとおいしいワンタンミーを食べさせてやる」と連れて行かれた店のが写真のものです(ワンタンの数は嘘です。おじいちゃんが「わしのも食え」といっぱいのせました)。

そのときにおじいちゃんが「香港のワンタンミーはひどかった」と言ってるのを聞いて、すごくびっくりしましたが、なるほど、本当に土地が変わると嗜好ってこうも変わるものなのだな、と再認識。

私はどちらも別物として好きですけどね!
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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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Miki & Chie
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シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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