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マレー半島モンスーン寄稿
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6757c6de.jpeg福建省の旅のもうひとつの目的は、かねてから念願の「客家土楼」を訪れることでした。英語で「Earth Building」と書く土楼には、円形あり、方形あり、五画も八角も宮殿式やDの字型など約30種類以上もの形があり、中国全土に点在すると言われていますが、中でも福建省は客家の土楼がもっとも密集しているところなのです。
大好きな客家料理も是非客家の村で味わってみたい!と期待に胸は大きく膨らみました。

アモイから観光ツアーも出ている比較的行きやすい土楼に、南靖(現在は土砂崩れのため道が普通)と、漳州の平和土楼などがありますが、これぞ!という客家の土楼を見るならば、ここは少し足をのばして「永定(ヨンディン)」に行かなくてはなりません。現在、世界遺産登録申請中という「承啓楼」や「振成楼」などを含めて、約2万件の土楼があると言われている「永定」。

DH000120.jpg今回紹介する「永定県」の土楼の起源は、唐の時代にまでさかのぼると言われていますが、定かではありません。今あるものの多くは、明~清の時代に煙草産業などで栄え、巨万の富を築いた客家の人々が華麗なる土楼を建立したところとしても有名です。
円形(現実には中が空洞の巨大な輪っか)でできた円楼は地震に強く、台風などの雨風にも強く、もとは福建の人が考え出した世界に誇れる建築物なのです。かつて福建省を大地震が襲った時、円楼だけはびくともせず残ったと言われています。
ほぼ昔のままの造りを残す巨大な円楼に、今も人々が暮らす風景、おいしい客家料理との出会いを5回に分けてご紹介しましょう。

アモイから車をチャーターし、いくつもの山々を越えて約3時間半。のどかな棚田風景が広がりはじめ、川が流れる肥沃の地に突如として現れる巨大な円楼。そこが「客家円楼の王様」として名高い「承啓楼」です。

入り口の大きさに目を奪われて足元を見ないでいると、庭を跳ね回るニワトリたちを踏んづけそうになるので要注意です。土を掘り返し、中でじっと卵を産んでいるニワトリもいました。皆、赤茶色の毛がふさふさで丸々と太っており、いかにもおいしそう・・・・。

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  • 無題
Miki 2007/06/01(Fri)19:37:27 編集
すごい、の一言です。しかしまあ、すごい計画性を持って建てたもんですね。こんなに一族がでかくなると予想しながら建てたんでしょうか、それともすでにそんな大所帯だったんでしょうかね?
世界遺産に申請中ですかあ。私だったら、ヘリテージ・ホテルにしたいな。だけど糞壷じゃあ、死ぬね。
  • 客家土楼
Chie 2007/06/03(Sun)01:33:16 編集
そう、この承啓楼の唯一の弱点は「糞尿」です。ここさえクリアすれば世界遺産として世界中から人たちを呼べるでしょう。ヘリテージ・ホテルも夢ではありません。
一族がでっかくなっていったのか?そこに住み着いた住人は皆、同じ名字にすること、と決めたのか?時代によって違うと思いますが、流浪の民であった客家の謎でしょうかね。
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