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マレー半島モンスーン寄稿
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14dacb6c.jpegアモイの名物料理といえば、誰もが口にする「沙茶面」を書かないわけにはいきません。すりつぶしたピーナッツがたっぷり入った、甘くてほんのりスパイシーなスープに、丸太のイエロー・ミーが入った麺料理です。具は選べますが、厚揚げや海老、イカげそ、レバーなどの臓物類が色々入ります。

 

コクのある独特のスープは各店で秘伝なのでしょうが、サテーソースとしておなじみの沙茶醤にピーナッツをたっぷり加えたスープとでも言えばいいのでしょうか、シンガポールやマレーシアにおける「ラクサ麺」のようになくてはならない存在がこの「沙茶面」なのです。街中のいたるところで看板を見かけます。その中で、観光客でも食べ歩きをしやすい中山路近辺で4件食べ歩いてみました。

 

DH000024.jpg個人的なイチオシは「大中沙茶面」(写真上&左)。中山路を海側から歩き、少し行った左側の路地にあります。4件紹介する中で、ここのスープは一番濃厚なタイプ。ピーナッツの香りやゴマの風味、理解不能なスパイスなど、ラクサ麺のように複雑な味がたのしめます。すりおろしたニンニクも載せてくれ、スープに絡めて食べるともう止まりません。麺もスープも一気に平らげてしまいました。量が少ないのでお腹が空いている人は軽く2杯は食べられるでしょう。ここで出す「面線糊」もおいしそうでした。

 

お次は同じ中山路にある有名なピーナッツ・スープの店「黄則和花生湯店」で。ここで沙茶面などちょっと邪道か?と思いましたが、的中。スープは薄くてコクがなく、トッピングも寂しく、やたらと量だけは多かったです。やはりここでは花生湯や、オイスターオムレツ(レジのすぐ横で焼いています)芋包や甘いもの類がおすすめのようです。お正月にしか食べないと思っていた「年糕(ニャンガオ)」が沢山売られていたのは嬉しい驚きでした。

DH000180.jpg中山路から2つ北を平行に走る庶民的な雰囲気のある「大同路」にあるアモイ小吃の老舗「呉再添」。アモイの小吃のほとんどを食べられる便利なお店ですが、ただ、料理の名前を知らないと注文が難しいので食べたいものの名前くらいは中国語で覚えていって方が良いです。ここの「沙茶面」は食べ歩いた4件の中で一番個性的でスパイシーな味付け。五香粉や、かすかにカリー粉のような香り、ほどよいコクがあって美味でした。ただ麺がゆるゆるなのが残念。ここの沙茶面を食べると、いったい何でダシを取り、どんなスパイスを入れているのか?知りたくてたまらなくなります。

 

DH000184.jpgもうひとつ、あふれんばかりの人々が軒先まではみ出して沙茶面を食べていた

「(又欠)(又欠)」(又へんに欠のつくり)住所は「定安路8」

中山路と思明南路の交差する一歩手前を右に折れたところ。角にある大きなスーパー「多好又多」の横の道にあります。中山路にあるプランタン百貨店の裏にも同じ店があるようで、緑色の看板が目印です。ここの「沙茶面」はスパイスのバランスがとても良く、コクがありながらもさらりとしたスープが印象的。麺のゆで加減も絶妙でした。毎日食べても飽きない味の沙茶面でしょう。

 

今回お店の前まで行って売り切れ終いしていたのが有名な「烏糖沙茶面」。民族路の醤油工場わきにあるお店で、評判を聞いて足を運んでみましたが、時すでに遅し!次回のたのしみにとっておきましょう。

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  • 沙茶が先?サテーが先?
Miki 2007/05/27(Sun)12:17:59 編集
中国の沙茶の味って、シンガやマレーシアのと結構違うと思うんですが、どんな味でしたか。カリーミーに近い味?

さて今若いプラナカンの間で論争をかもしているのが、マレー人のルーツについて。とある学者がマレー人なんて人種はもともと存在せず、アラブ人と中国人の混血にすぎない、という発表を。マラッカ王国成立よりもはるか昔の古代から中国人が東南アジアに渡っていた痕跡が見つかっており、反対に中国国内に、中国のものではない、スマトラ島のなんとか族の工芸品にそっくりなものが出土されたり、という事実はあるようです。中国の沙茶もそういう意味で、もしかしたら、中国の沙茶がオリジナルで、それがインドネシア、マレーにサテーとして伝わった可能性もないわけではないかも。それとも南洋移民たちが近年故郷福建に伝えた味なのでしょうか?あるいは太古に渡っていた中国人が持ち帰ったかもね??

でも、中国人たちは「中国の秦の始皇帝が長寿の薬を探すために送った中国人たちがそのまま日本に居残って王朝を築いたもの」とも言うんですよ。そんな話、日本ではまったく知られてないけど、多くの人が「そうだよ、知らなかったのかい?」とマジな顔で言います。
ちょっと中華思想バリバリすぎじゃない?と思うところもあり、マレー人種ルーツの論争も冷めた目で見ている私ですが・・・
  • 無題
Chie 2007/05/28(Mon)01:56:35 編集
カリーミーのようにスパイスの風味が勝つというより、ピーナッツやゴマの香ばしさ、そこに五香粉や蝦醤の香りが加わると言った複雑な味わいです。店によって味がそれぞれなので一概に「こういう味」と言えないところが、複雑な味を醸し出すラクサ・ヌードルと共通しているような気がします。ただ、マレーシアやシンガポールのサテーソースよりも甘みは少ないです。
サテーといえば、マレー料理の代表のように思われていますが、沙茶醤の材料を考えると、もしかして福建省が発祥かも???とか思えてしまいます。だって5香粉に蝦醤、干し貝柱とか・・・・・
マレー半島に渡ってさらに甘みとスパイスが加わり、土地の味に変化した、ということも考えられるかもしれませんね。

論議をかもしているマレー人のルーツもおもしろいですね~~
どなたか、プラナカンは紀元前からいた、という説を唱えた人もいましたが、それはあまりにもお笑いですが、マラッカ王国成立よりもはるか昔から中国人がいたという説は有りだと思いますよ。
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