忍者ブログ
Admin*Write*Comment
マレー半島モンスーン寄稿
[218]  [217]  [216]  [215]  [214]  [213]  [212]  [211]  [210]  [209]  [208
4月15日から17日の3日間、東京・大阪・岡山にてメディアと旅行業者を招き、マレーシア政府観光局主催のイベントがありました。

スパやショッピングなど、マレーシアの魅力を紹介するイベントの中でマレーシアが誇る伝統衣装のひとつ、ニョニャ・クバヤの紹介とクバヤ刺繍のデモンストレーションが観光局のご協力を得てこのたび実現しました。

帝国ホテルにて盛大に行われた東京のイベントで、デモンストレーションのお手伝いしてきましたのでお知らせします。



実演はもちろん日本で初めて。デモンストレーションをしてくれたのは王室御用達のクバヤテイラーであり人間国宝リム・スウィーキムさんのお嬢さんコイド・ブン・イエンさん。私たちの本での取材をきっかけにイエンさんと呼んで親しくさせていただいている彼女は、東京の文化服装学院卒業の日本語ペラペラの女性です。


とってもひょうきんなイエンさん

当日は実演だけではなく、ペナンから運んだキム・ファッションのカラフルなアンティーク・クバヤや、純白のクバヤ・レンダなどを巻きスカートのサロンと合わせてディスプレイ。ニョニャ・クバヤのコーディネートに欠かせないビーズ・サンダル、クロサンと呼ばれるブローチなどのアクセサリーも美しいバティックと共に飾りました。
また可愛いミニ・クバヤや、キム・ファッションが取材協力をしたニョニャ・クバヤの世界的名著 『The Nonya Kebaya』 も陳列。



クバヤの刺繍にはアンティークのミシンを使います。イエンさんが使用しているのはジャノメの足踏みミシン。テーブルは木でできているものでした。
様々な機能を持つ電動ミシンとは違い、直線縫いしかできないアンティーク・ミシンで、手を小刻みに動かしながら一ミリ単位のジグザグを縦横無尽に描くのは熟練の技を要します。そして何といってもクバヤ刺繍の圧巻は、蜘蛛の巣をはり巡らしたような穴!この穴が多ければ多いほど手間がかかるため値段が高くなるそうです。

もとはフランスやイギリス刺繍から来たテクニックだそうですが、モチーフの輪郭を縫い上げたら、専用のハサミで中を切り取り、何もない穴の中を糸を往復させ、その糸の上をジグザグ縫いでかがってゆくのです。言葉では説明しつくせませんが、すべてがミリ単位の緻密な作業に、見学の人たちも皆さん『うわぁ~こうやって穴ができていくんだ~』と驚きの声がとびました。百聞は一見にしかずとはよく言ったものですね、お手伝いのはずが自分もすっかり魅入ってしまいました。電動ミシンではできない技だそうですよ。


刺繍のモチーフは花模様を中心に、キム・ファションの代表作といわれる風水を意識した愛らしい金魚、鮮やかな孔雀、ドリアンやバナナなど様々なフルーツをちりばめたものなど、どれもニョニャ・クバヤならではの遊び心あふれる自由な絵柄と豪華な刺繍に目を奪われました。ディスプレイをしながら思わず自分が着たくなるクバヤばかり!


初めて見るニョニャクバヤの刺繍にびっくりの皆さん。興味津々です

そんなご要望に応えるため、この度キム・ファションの東京窓口を開設し、ニョニャ・クバヤのオーダーメイドが日本でも可能になります。また、近々クバヤ刺繍の教室も始める予定ですので、その時はあらためてブログでご紹介をさせていただきたいと思います。

キム・ファション東京窓口の公式ホームページも出来上がりましたので是非ご覧ください。
http://kimkebaya.hahaue.com
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メール
URL
コメント
文字色
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret
  • 無題
Miki 2010/04/21(Wed)10:42:24 編集
イエンさんの日本での活躍、とても嬉しいです。ニョニャ・クバヤは参加者の皆さんの目にどう映ったのでしょうか。
四季のある日本で、夏にしか着られないクバヤがどうなじんでいくのか、イエンさんの頑張り次第ですね。でもとても華やかなものですので民族衣装という位置づけではなく、パーティードレスとして着る人が増えるといいです。パンツに合わせてもとても素敵なのですから。
  • 無題
Chie 2010/04/21(Wed)22:03:48 編集
Mikiさん

透けてみえる生地のクバヤは夏だけか?と思われたかもしれませんが、当日イベント会場ではセーターの上から素敵に羽織っている人を数人見かけました。
アンダーが無地のものでしたら、以外とクバヤは合わせやすいですね。
最近日本は寒暖の差が激しくて大変なのですが、黒いタートルネックの上からクバヤを着て出かけてみましたらまったく違和感がありませんでした。
ただ、日本の人が好む色合いや柄というのはあると思います。
また、大阪と東京でも色の好みが違い、関西は派手目な色と柄、東京ではシックで大人っぽい控えめな色合いが好まれたようです。
これを機会に、クバヤに興味を持つ人が増えていただければとても嬉しいです。
  • 無題
おひるねさん 2010/04/22(Thu)23:43:10 編集
一般の人は見れない会だったのですね?残念です。
是非一度見てみたいです。

プラナカンのビーズとクバヤは素晴らしく綺麗ですもの!!シンガポールに行った時高くて買えませんでした。次回、マラッカで購入を考えておりましたが、ペナンまで足を延ばす価値ありですね~~
  • 無題
Chie 2010/04/23(Fri)00:51:33 編集
おひるねさん

いつもコメントをありがとうございます!
今回のイベントは残念ながらご招待の方のみでした。夏頃には一般の方向けのイベントがあると思いますので、その時はブログで前もってご紹介させていただきます。

シンガポールでクバヤやビーズサンダルをそろえたら、多分マレーシアの2倍以上はすると思います。
是非マラッカやペナンでお気に入りを探してみてください。
  • 無題
katsura 2010/06/02(Wed)14:40:08 編集
わ、クバヤ。
GWにインドネシアに行き、クバヤを購入してきました。
日本で買えるなら、見にいきたいです。
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
  • ABOUT
プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
  • プロフィール
HN:
Miki & Chie
性別:
女性
自己紹介:
シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
  • 便利ツール
私たちの本や参考図書をご紹介
  • 最新コメント
[06/21 hermes kelly bags fake]
[06/07 imitation bracelet cartier diamant]
[06/03 faux van cleef bague]
[05/31 replica van cleef clover necklace]
[05/31 montre rolex daytona 1992 replique]
  • ブログ内検索
  • カレンダー
05 2017/06 07
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
  • 最新トラックバック
  • バーコード
  • カウンター
  • アクセス解析
Copyright © マレー半島モンスーン寄稿 All Rights Reserved.*Powered by NinjaBlog
Graphics By R-C free web graphics*material by 工房たま素材館*Template by Kaie
忍者ブログ [PR]