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マレー半島モンスーン寄稿
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ただいま東京神田、神保町の岩波ホールにて、珍しいイランの食卓を紹介した映画 「イラン式料理本」 が上映されています。

テヘランに住む監督の家族、親戚、友人などを通じて様々な年代の人たちが実際に家庭でどのようなお料理を作っているのか?その様子を、本人たちの会話をはさみつつ描いたドキュメンタリー映画です。

料理上手なお婆ちゃん、お母さんたちが時間をかけて作るラマダン中やラマダン明けの珍しい伝統料理の披露がある中で、料理が面倒な女性はレトルトパックで済ませてしまうなど、その家によって料理にかける手間暇の度合いが違うのは日本も同じ。現代のイランの人たちの家族観も垣間見ることができます。

登場する料理は、レーズンやピスタチオをふんだんに使った「宝石ピラフ」をはじめ、ブドウの葉っぱでご飯を包んだ「ドルマ」や、巨大肉団子の「クフテ」などの代表料理も登場します。

料理が好きな人だけではなく、普段はベールに包まれ気味のムスリム女性のたくましさを描いたヒューマン・ドキュメンタリーとしてもお薦めの作品です。

東京での上映は19日(金)までと残り少なくなってしまいましたが、随時いろいろな場所でも上映されるようですのでホームページを是非ご覧ください。
この公式HPもとっても可愛いです!
掲載されているレシピもおいしそうです。


イラン式料理本 http://iranshiki.com/



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クアラルンプール在住の友人が仕事で通うラオスに魅せられ、日々の生活の中で脈々と受け継がれてきた美しい織物と出会い、ついにラオスの織物の展示販売会を日本で開くことになりました。

インドシナ半島に位置するラオスは、東南アジアで唯一海に面していない森の国であり、国の北から南へと滔々と水を湛えた母なるメコン河が流れています。ついこの間まで鎖国状態にあったため、現代社会から隔絶された深淵たる山々に囲まれたラオスでは、今もなお日々の暮らしの中に「機織り」があります。

その機織りは女性のたしなみとして母から娘へと受け継がれ、器用さと忍耐を要するため、機織りの腕の良し悪しが結婚にも影響を及ぼしたと言われています。これはまるでプラナカンの刺繍の世界と同じですね!「娘の数だけ織機がある」という言葉もあるそうです。

その作業には気の遠くなるような段階を踏んでいます。桑の葉から育て、蚕から繭を取り、糸を紡ぎ、自然の産物で糸を染め上げ、機を織る~このような作業が今でも当たり前のように続けられているラオスの織物。彼らにとって「オーガニック」などという言葉はあまりにも当たり前すぎて、むしろ何それ??と言われてしまうほどだとか。

南国ならではの植物やフルーツ(たとえば黄色にはターメリックやジャックフルーツ、オレンジ色にはマリーゴールド)といった天然染色の糸で紡ぎ出される織りは、地にタテ糸とヨコ糸を織り込む「浮織」がラオスの織物の特徴で、モチーフには草木や動物のほか、空想上の生き物などがあしらわれています。                                                                                            
織物は全国各地で盛んですが、その多くは小規模な工房や農村地での耕作の合間に作られるため、計画的な大量生産は大変難しく、そのため海外での知名度はあまり高くはありません。しかし、全てが一点モノで大変質の高いラオスの絹織物は、愛好家の間ではよく知られた存在となっています。
実際手に取ってみると肌にぴったりとなじむフワフワの肌合いのものから、パリッとハリのあるもの、まるで京都の西陣織のようなものまで、ひとつとして同じ色、触感、デザインのものがありません。しかし、そのどれもが絹独特の内側からにじみ出るような美しい光沢を楽しむことができました。また室内と外光の違いによって様々に色が変化して見えるのも自然染色のなせる技でしょうか。
会場では桑の葉を育てることから始まり、一枚の織物ができるまでの全工程をパネルで説明しております。

化学染料に汚されることなく、(ちなみに隣国のタイには化学染料の波が押し寄せ中だとか)全て自然作業のラオスの布がいつまでこのままでいられるのか?ひとりでも多くの人達にラオスの織物を知ってもらい、彼らの生活を守っていくためにもラオスに通いつめ、布をコレクションしている彼女の強い思いが込められた展示会です。

9月30日まで行っていますので是非足を運んでみて下さい。

壁掛けやテーブルセンター、スカーフ、巻きスカートや食卓用ナプキン小物なども取りそろえてあります。


9月30日(日)まで
(会場)神楽坂「椿屋」
東京都新宿区神楽坂3-6
☎03-5261-0019
無休、10:00~20:00






ずいぶん前に訪問した際の写真ですが、引き続きいただけるとのことで恵比寿にあるウエスティンホテル東京で味わうオリエンタル・スタイルのアフタヌーンティーをご紹介したいと思います。

シンガポールやマレーシア、バリなどでは当たり前のアジアン・スイーツを使用したアフタヌーンティーですが、日本で食べられるところは少ないものです。都内でも数えるほどでしょうか?

内容は日によって若干変わるそうですが、下からチキンとビーフなどのサテーに上品な味のピーナッツ・ソースを添えたもの。

中段はエッグタルトにタロイモをムース状にして蒸し焼きにしたタロイモ・ケーキと、バナナのピューレが入った揚げ春巻き。


一番上にはタピオカ入りココナッツ・スープとバナナブレッド、フルーツ・ポンチといった誰もがなじみ易い南国風のアイテムが並びました。


甘いものを沢山いただく時には必ず塩味系が入っているのが鉄則。その点、サテーがいい塩梅でお口直しになりました。また、嬉しいのは十数種類ものお茶の中で好きなものを何種類でも飲むことができることです。

クロテッド・クリームをたっぷりぬって戴くスコーンや、サンドイッチも良いですが、これから暑くなる時期に向け、もう少し爽やかで軽めの午後のお茶にぴったりかもしれません。


「ザ・ラウンジ」
ウエスティンホテル東京 1F
アフタヌーンティー・タイム 12:00~18:00(3時間制)
予約:03-5423-7865 




私たちの著書でお世話になった、ジャワ更紗 (Batik) の研究家集団 【クンプル】 さんのコレクションが開催されます。
膨大な数の更紗を所有するクンプルさんの展示会は3年に1度開かれる大変貴重な会です。

長い年月をかけて丹念にジャワ更紗の研究をし続けているクンプルさん。

幾度となく現地に通い詰め、集めたバラエティーに富んだバティックのコレクションは圧巻で、研究会にお邪魔させて頂いた時に見せていただいたプラナカンが好んだプカロンガンの優美な花模様のバティック、遊び心のある西洋柄のバティック、深い柿色をしたエキゾチックなバティックなど、どれも素晴らしく1日いても到底見切れないほどでした。

今回は「模様の郷園」と題し、コレクションの中から100枚の更紗に加え、明治~大正時代にジャワ島に渡り、現地でジャワ更紗の商いにも携わった澤部家の貴重な記録もあわせて展示されるそうです。

インドネシアのロウケツ染めであるジャワ更紗は2009年にユネスコの世界無形文化遺産に認定されています。この機会に一枚の布からインドネシアの風景に想いを馳せ、エキゾチックで精緻な手仕事の世界を堪能されてみてはいかがでしょうか。


●2012年4月18日(水)~4月22日(日)まで

主催クンプル(ジャワ更紗研究会)

時間:10時~17時

会場 :三鷹市芸術文化センター 地下1階展示室

電話 :0422ー47-9100

入場 :無料

(アクセス)
JR三鷹駅南口4、5番バス乗り場から「八幡前・芸術文化センター」下車すぐ。
または6、7番バス乗り場から「八幡前」下車1分

三鷹駅からは徒歩約15分

2010年、NHKのテレビで放送されるやいなや、おばさま方(?)のハートをきゅんとつかんだ人気ドラマ、鈴木京香さん主演のドラマ『セカンド・バージン』が映画化され、9月23日から公開されます。

ドラマではシンガポールのラッフルズ・ホテルやチャイナタウン、リトルインディアなどがロケ地として注目を集めましたが、このたびの映画版のロケ地はマレーシア。しかもイポー近郊という、“通な”場所が選ばれました。

最近イポーは観光にもロングステイヤーにも徐々に人気を博してきていますが、一度でも行ったことがある人なら、グルメ天国に加えて、白亜のコロニアル建築とミニ桂林のような風光明媚な土地に、なるほど〜とうなづけるはずです。

映画では私たちの著書でも紹介したジャングルの中にこつ然と姿を表すれんが造りのケリー城や、「マンダイリン(Mandailing)と呼ばれるスマトラの一地方の出身グループの一族のお屋敷が登場します。このお屋敷はイポー近郊のPapanにあり、地元でRumah Besarと呼ばれているお屋敷で、一般に公開されているそうです。

ちなみにこのマンダイリンとはスマトラ島の名産「マンデリン・コーヒー」の名前の由来となったそうです。マンダイリンのグループはスマトラからマレー半島に移住してきた、イスラム系のグループだそうで、プラナカンの人たちのようにこちらで財を成した人が多かったようです。

最近おしゃれなスパ・リゾートもオープンし、イポーもこれからますます注目が集まりそうな予感です☆

映画『セカンド・バージン』
9月23日から公開
http://www/secondvirgin.jp/

※今週KLとペナンの映画館で開催される日本映画祭にも出展されます。マレーシア在住の皆様は、そちらも要チェック!
7月にクバヤの展示会で大変お世話になった神楽坂の椿屋さん。

店主の池田さんは事業のかたわら精力的に被災地の支援活動をされ、現地を往き来されています。
まだまだ物資の届かない大変な場所が沢山あるそうです。

お香の調合師でもある池田さんは、被災地への祈りを込めて自ら調合したお線香(写真)や、
生薬を配合した虫避けのペンダントなども制作して届けておられました。



また、展示会に足をお運びになられた方はご覧いただいたと思いますが、
椿屋の入り口に「被災地に直接、必ず届く」支援物資を募り、道行く人たちから沢山の品が箱の中に積み込まれておりました。
週ごとに届ける場所を変えながら、これからもずっと続けていらっしゃるそうです。

そしていま被災地では沢山の想いが重なったお盆を迎えようとしています。

私たちに今できることは、震災から5ヶ月が経つ 8月11日の14時46分 (被災地よって若干の違いがあるようです)に、
職場でもご家庭でも移動の最中でも、一人でも多くの方々に1分間だけ手を止めて頂き、黙祷を捧げることを広く呼び掛けております。

多くの方々の思いと祈りが被災地へ、そして天国へ届きますように。

「アジアの今」を早く!深く!伝えるNHKの国際情報番組「ほっと@アジア」に、私たちがいつもお世話になっているマカン・マカンのオーナーシェフ平岡さんが登場し、ニョニャ料理を中心に5日間にわたってレシピを紹介します!

平岡シェフといえば以前ブログでも紹介した「ニョニャ料理の日々」ameblo.jp/mhonami/ で美味しそうな、しかも手の込んだお料理を沢山披露されていますが、今回とうとうTVでその素晴らしい手さばきを見ることができますよ。(ちなみに平岡シェフ、ビジュアルも素敵な、なかなかの美人シェフです。)

今回登場する「アジわいキッチン」のコーナーは以前、シェフの義理の息子さんジェームス君がフィッシュヘッド・カリーなどを紹介したことがありますので、どんな感じで収録が進むのかは分かっていましたが、風邪気味だった平岡シェフのために前日から大和に泊まり込み、下ごしらえのお手伝いをさせていただいたChieです。早朝から夜遅くまで一日で五日分のレシピ撮影は横で見ているだけでも大変だなぁ~~の連発でしたが、次々とでき上がるお料理の良い香りに待ち時間もなんのその!幸せな気持ちでいっぱいになりました。
今回紹介するお料理は以下の5品(順不同)で、どれも平岡シェフの大好物ばかり。

●ニョニャ風アチャー(天日干しにして歯ごたえを出した野菜のピクルス)
●バクワン・ケピティン
(プラナカンがお正月などに食べる蟹肉入りミートボール・スープ)
●ブラチャン・チキン(ブラチャン風味の手羽先の唐揚げ)
●ロティ・ジョン(マレー風焼きサンドイッチ)
●クエ・コチ(バナナの皮に包んだニョニャ風の餅菓子)



特にアチャーとブラチャン・チキンはマカン・マカンのパーティーで毎回真っ先に無くなってしまうばかりか、持ち帰りのリクエストも殺到する逸品です。放送を楽しみにしていて下さいね。

放送日)8月1日(月)~8月5日(金) 17:00~17:49
NHK BS1, BS101, 「ほっと@アジア」http://www.nhk.or.jp/hot-asia/
   
***生放送ですので、急な時間の変更やキャンセルもありますので、当日の番組表をご確認下さい。
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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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