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マレー半島モンスーン寄稿
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御世話になっているプラナカン専門の骨董商カトン・アンティーク・ハウスに行く用事があり、カトンにまた行ってきました。

IMG_6429.jpgで、そのあとお隣のチン・ミー・チンというコーヒーショップに寄り、いつも売り切れで買えないクリーム・パフがあったので買ってみたのですが・・・。

うう〜〜ん、なんでこれが売り切れになるのか、私には理解できない。
あまりにもジャンキーな味のカスタード・クリーム(色を見たらわかりますでしょ)、ぱさぱさのシュー、日本人には無理な味でした。なんというか、これぞ駄菓子の世界、って感じです。

たいていの場合、シンガポールやマレーシア、まあ東南アジア全般にいえることですが、ケーキ類はダメです。乳製品がろくなのがないのです。日本に帰ると本当に乳製品やケーキがおいしくて、辛くなるほどです。なのに、日本人観光客はシンガポールのハイティーを楽しみにやってきますよね。私的には「やめといたほうがいいですよ」なんですけどね。だって、日本の方が数倍ケーキはおいしいのに、なぜにわざわざまずいケーキの食べ放題に来たいのですかね?お茶の入れ方だって、日本の専門店の方がよっぽど本格的ですよ。

とくに日本人憧れの某有名ホテルのは最悪中の最悪です。見るからにまずそうなローカル風ケーキがセンスなくゴタゴタと並べられてます。必ずガイドブックの取材で行くのですが、どのカメラマンにも「全然絵にならねえなあ」とぶつぶつ文句言われます。まあ、そのホテルの雰囲気を味わうのにはいいかもしれませんけどね。

シンガポールに来たなら、ニョニャスイーツとか、あとは新鮮なフルーツを存分にお食べになった方がいいのではないですかね・・・。
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  • 無題
yumiko URL 2007/11/23(Fri)17:23:37 編集
えっ?意外ですね。シンガポールのスィーツ事情。私はてっきり世界中の美味しいスィーツが揃っていて、某有名ホテルのハイティーに実は私は憧れていたのですが・・・覚えておきます。赤道に近いと乳製品に対する味覚が麻痺するのでしょうか?勝手なこと書いてゴメンナサイ!
  • 無題
Miki 2007/11/23(Fri)17:54:50 編集
正直、お話になりませんよ。ケーキにうるさい人なら尚更です。

こっちのローカルケーキなどは,不思議なクリームがかかっていて、30度の気温でも溶けない。エアコンで冷えた部屋でもなければ、日本で使うような生クリームはスポンジに塗っているうちにドロドロに溶けるというのに。不思議なクリームはもちろんおいしいものではない。でもこっちの人たちはこれが当たり前だと思っている。

乳製品は基本的に輸入ものです。低グレードのものしか入ってこないらしい。もともと中国人などは乳製品が苦手で、需要が少ないのでしょう。牛乳臭いの苦手なのでしょうか、こっちの人たちが好きなメーカーの牛乳なんて、バニラフレーバーがついてるんですよ。気持ち悪いですよ、ラクトアイスみたいな味で。乳製品を好む人種は,この国ではインド人くらいだと思います。インド人の酪農場が郊外にあります。

また、比較的おいしいケーキにありつけるのは、グッドウッドパーク・ホテルです。私はあまり行きませんが、在住の日本人に評判のいいハイティーはグッドウッドパークです。とくにドリアンの季節は、ここのドリアンケーキをお薦めします。

関係ないですが、グッドウッドパークの中国料理レストラン、ミンジャンは以前と比べてかなりレベルアップしています。
グッドウッドの回し者ではありません。今年取材した中で一番良かった中国料理レストランはそこでした。
  • 南国で西洋菓子はほぼ絶望的
Chie 2007/11/24(Sat)04:46:17 編集
Yumikoさま

乳製品に対する味覚が麻痺・・・・というよりも、通年30度を上回る熱帯雨林の国、しかも日本で買うケーキのように「2時間はもちます」という保冷剤や保冷パック、などという気の利いたものをケーキにしのばせてくれるわけでもなく(せめて保冷剤が普及していればこんな味つけにはならないだろうに・・・)
要するに、保存がきかないフレッシュな乳製品、特に生クリームとバター、そして卵が絶望的なんです。
これでは洋菓子の3種の神器といわれる、粉・バター、卵のうち2つがもう削がれてしまったようなもの・・・・

ちなみにこのカスタード・パフの「黄色」は、「カスタード・パウダー」というものでできています。

南国の条件化のもと、最も腐敗しやすいクリームであるカスタードを手作りする、というのは考えただけで危険極まりないと思いますが、いかんせん溶かすだけで出来上がるパウダーで、カスタード作りでは味も香りもあったものではありません。

イギリスでもこのパウダーは使われていますので、もしかするとイギリスの影響かもしれません。でも、これで堂々とクリームはつくってはいないと思いますが。。。。

それから30度の気温でも溶けない不思議なクリームは、もちろん乳製品ではなく、植物性油脂に化学薬品を混入した、今最も危ないオイルとして騒がれているトランスファットいっぱいのコンパウンド系の「な~~んちゃってバター」です。
これは特にモスリムの人が好きなのか???このバターの紙包みには「ハラル・マーク」がついているものが多いのです。
危険なトランスファットが問題になる以前は、「これは植物性だからカロリーも低い」と思っていた人も沢山いました。
まさに、マーガリン信仰と同じですね。

それから、本当にシンガポールのアフタヌーン・ティーのケーキは絶望的です。
毎度、何を無理してこんなに不味いもの・・・・と思います。
シンガポール1と言われる超有名ホテルのアフタヌーンティーですらティーバッグを使用していたので、私は毎回、お茶っ葉できちんと入れてきて、と言ってました。
せめてお茶くらいはおいしくないと・・・・シンガポール・スタイルだからと添えられる点心も、ほとんどが冷凍品。スコンなんて泣きたくなる焼き加減、バターと生クリームを混ぜて作ったお涙もののクロテッド・クリームがついてくるホテルなど、まだ良い方です。

比較的お勧めなのは、平日のリージェント・ホテルのハイティーでしょうかね。

MIKIさんがお勧めのグットウッドもケーキは悪くありませんが、ハイティーする場所がいかんせんロビーに出入りするお客様の通り道、という感じで
落ち着きません。でも、ここのドリアンケーキはドリアン好きにはたまりませんよ!

こってりしたドリアンの果実がそのままマッシュされてクリームとなり、スポンジケーキにはさまれている、と思ってください。
これには不思議なバターも、パウダーも使われていないはずです(笑)

Yumikoさんの憧れを、絶望のどん底に落としてしまってごめんなさい!

ケーキなら、便利な場所では、PARAGONの中にある「ベーカーズ・イン」が最も日本の味に近いフレンチ・ペストリーを食べられると思います。
でも、ここでの隠れた名品は「チャバタ・ブレッドにサンドされたオタ・サンド」ですが。。。。

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