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マレー半島モンスーン寄稿
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IMG_2945.jpg怖いことを書いてしまいましたが、よーく考えてみるとこの屋敷は「究極の風水建築」なんですよね。
ということは、幽霊なんて出るはずも無く?うわさ話好きのプラナカンたちの話を鵜呑みにし、暗示にかかってしまったわけですが、本来は泊まった人たちが皆「よい気」を吸い込み、パワーアップして帰ることができるはずなんです。
なんたってチョン・ファ・ツィーの風水への徹底したこだわりは1冊の本になっているほどで、風水に興味のある人ならヨダレが出そうな物件なのです。
家の場所や位置や角度、塀の角度も施した模様も全部風水は当たり前。中庭を中心に背後にある棟が全て一段高く設定され、家の気を後ろから前へ(風水の考えでは山から海へ)流れるようにしています。
本来4すみを支える柱も縁起の悪い4をやめ、それぞれ2本ずつ設けて8本にするという徹底ぶり。部屋の数も風水で決め、欄干や彫刻、文字も全部風水。
最もすごいのはメインの中庭の真ん中にさり気なくおかれた石と石の間に、屋敷の強力なパワーが一点に集中するというピラミッド・ゾーンがあること。この位置に佇むと強力な気の力をもらえるそうです。
私たちも試してみましたが、言われるとなんとなく頭がクリアになるというか、目がぱっちり開くような気がしました。スタッフ曰く、「この地表部分から温かい気が出ているので手をかざしたら分かりますよ」と言われました。
この中庭でたまにコンサートが開かれるそうですが、その響きといったら奏者も信じられないほど素晴らしい音色を奏でるそうです。
後日、この屋敷がすぐ下に見渡せるホテルに泊まったのですが、驚いたことに中庭の中心部分をめがけてツバメの大群が渦を巻くようにぐるぐると回っていました。
やはり何か強力なパワーが潜む屋敷なのだな~~とあらためて思ったほどです。

泊まれる部屋は16室。メゾネット式、昔ながらの土壁のキッチンがついた部屋、中国スタイルの部屋など、それぞれ違ったつくりになっているので、どの部屋に「当たる」か、楽しみですね。
最後にこのホテルを支える人々について少しふれておきたいと思います。
1990年、チョン・ファッ・ツィーの最後の息子が亡き後、荒れ放題になっていた屋敷を買い取り、6年の歳月をかけて「全て手作業」で修復にあたったのは地元の実業家、Lin Lee Loh-Lim夫妻。(THE BLUE MANSIONと言う本を執筆)、取材にあたり彼らに色々な話しを聞いたのですが、
これだけの建物の修復を国家の援助などを一切受けず、すべて自力で成し遂げ、マレーシア初のプライベート・ホテルとして蘇らせたという熱意には感動を覚えました。修復にあたっての苦労は筆舌につくしがたいアクシデントの連続だったそうです。
それにも挫けずに成し遂げられたのは、やはりこの屋敷の魅力が勝ったからでしょうか。
その苦労が実り、2000年にユネスコの「文化遺産建築保存賞」を受賞しています。カトリーヌ・ドヌーヴ主演の映画「インドシナ」のロケ地にもなり、抜群の存在感を醸し出していたのもこの屋敷です。ブルー・マンションで働くスタッフも、このホテルを「我が家」と呼ぶほど、この屋敷の素晴らしさに魅せられた人たちです。

私たちの中では摩訶不思議な体験をしようと、ペナンにきたら訪れなくてはいられない、そんな場所がブルー・マンションなのです。

一日に2回、屋敷を見学するツアー(宿泊部屋は見られず)がありますが、ここは是非とも色々な体験ができる(笑)お泊りをお薦めします!
www.cheongfattzemanison.com




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  • 無題
Miki 2007/12/09(Sun)21:23:11 編集
未だに日本のどこのガイドブックにも紹介されてないのが理解できません。ペナンきっての見どころであるとも思いますが。とあるガイドブックに資料を添えて投稿しましたが、無視されました。
  • 無題
Chie 2007/12/09(Sun)22:01:36 編集
ひとつ、日経BP社が出している旅名人シリーズで、ブルー・マンションが紹介されていましたが、写真が下手なのか、まったく魅力を感じないページとなっており残念でした。
この屋敷は「The Blue Mansion」という一冊の本になっているほど魅力的なのに、近寄りがたいオーラに日本の人は怖気づくのでしょうか。

屋敷の暗さも、間接照明に慣れている欧米人には慣れたものでしょうが、天井から煌々と照らすライトに慣れた日本人には、本も読めない暗さかもしれません。もちろん部屋にもよりますが。

でも、夜のお屋敷は一見の価値あり。

ブログを読まれた方、是非ともお泊りいただき、ご感想をいただきたいです☆

次回はプラミッドパワー・ゾーンにしばらく座っていたいですねぇ。
  • すっごく綺麗!
おひるねさん 2007/12/09(Sun)22:49:30 編集
この小さな写真だけでも雰囲気スゴイですね。
これは何が何でもカメラかついで行きたくなりました!
良いパワーを浴びに、リフレッシュしに行きたいです。
早速春の旅行に考えます!
  • 無題
Nelly 2007/12/10(Mon)19:53:06 編集
記載されていた屋敷のHPを見ました。
非常にセンスの良い見せ方で、これを見る限りホテルもすばらしいんだろうな、と思います。
機会があったら足を運んでみたいですね。
  • 無題
Miki 2007/12/10(Mon)20:10:17 編集
いわゆる国際的ホテルのような完成度の高い宿ではないです。そのため、「B&B」と自ら称しています。室内にはテレビもありませんし。
でもセンスのいいインテリア、通好みの宿だと思います。宿のスタッフもおしゃれな人が多いですね。とくに仏語べらべらのエリック君など・・・・。
  • 無題
Chie 2007/12/12(Wed)01:58:56 編集
おひるねさん、
Nellyさん、

コメントをありがとうございます。

屋敷の写真撮影について、書き添えるのを忘れましたが、宿泊客でないとお屋敷の撮影はできません。
午前と午後にあるお屋敷見学ツアーに参加しても、撮影はお断り、と言われるはずです。
ですからカメラをぶら下げていらしても、お泊りにならない限り残念なことになります。

あと、Mikiさんの言っているとおり、テレビなどの現代的な設備は部屋にありません(もちろんエアコンは付いてます)、雰囲気を楽しみにいらっしゃるためのお屋敷ホテルと思ってください。
  • やっぱり出たか!???
Chie 2007/12/17(Mon)02:04:19 編集
先週末、とあるご縁からブルーマンションに泊まった方とお目にかかる機会がありました。

どの場所、どの角度に立っても本当に絵になるお屋敷で、1歩も外に出たくないほど気に入られたそうです。

が、、、、突如「この写真を見てください」と差し出されたものを見てびっくり仰天!

美しい欄干を背景に、すかし彫りの扉の前に見事な火の玉????が上下左右に線を引くように写っているではありませんか、「おお!!これぞまさに8人の妻たちの魂か・・・」と不謹慎にも興奮してしまった著者ですが、「今までこんなこと初めてです。」とおっしゃるご本人を目の前に、やっぱりこのお屋敷、何かが住んでいる??と思えてしまった私たちです。

単なる光の具合と思いたいですがね。



  • 無題
Nelly 2007/12/18(Tue)14:48:05 編集
本当ですか!?
これはますます行ってみたくなりました。
怖いものって美しいものが多いような気がします。
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