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マレー半島モンスーン寄稿
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LokLok.jpgニョニャ料理ではありませんが、マラッカに行ったら私たちが必ず食べるものがあります。マレーシア風フォンデューこと、サテー・チェルップ(Satay Celup)です。プラナカンの人たちも大好きで、ディナーに招待されると必ず1度はチェルップにGO!という事になります。

フォンデュー風と書いたのは、串刺しにした肉(特に内臓が多い)や、野菜や麺(見事に巻きつけられています)魚介などが店の冷蔵庫にぎっしりと並べられ、自分たちで好きな串を皿に取り、あとは丸テーブルの中央にはめ込まれたグツグツ煮えたぎるピーナッツ味のサテーソースの中にほおり込むだけ、というシンプルな食べ物です。

冷房など無し、灼熱の中で汗をかいてでも食べたいこの料理のお味とは、ソースの絶妙な甘辛さと、あたり一面にピーナッツの香りが漂うほど香ばしいソースの味が病みつきになるほど美味だからなのです。

チーズフォンデューのように、パンを中に落としたら罰ゲームという決まりはありませんが、鍋で煮えるソースの2度づけは禁止です。どこか大阪の串揚げ屋さんのような決まりですが、マレーシアの人はこれをきちんと守り、楽しくわいわい食べています。一人30串は楽に食べられますよ!特におすすめは豚の耳や空芯菜、湯葉の串刺しなど。

シンガポールにもチェルップがあれば行列なのにな、と思ったのですが、同じソースを注ぎ足ししながらコクを出してゆくサテー・チェルップ、前の人のソースを次の人もつける、というのはシンガポールでは衛生上NGだそうです。とはいえお店はソースの味が勝負ですから、スパイスの調合や串をいくつも食べられるようにソースの味付けをさらりと薄めにしたり、それぞれ工夫をしています。

私たちがよく行くのは名前は忘れましたが、Jalan Ong Kim Weeにあるチェルップ屋さん(タクシーでこの通り名と、Satay Celupと言えば分かります)、あとは観光客にはCapitol Satayが有名です。串のバラエティーが素晴らしいのはMcQuek's Satay Celupです。マラッカに行ったら是非味わってみてください。

ペナンにはよく似た食べ物でLok Lokというのがあります。マラッカのCelupと違うのは、サテーソースにくぐらせて煮るのではなく、お湯にくぐらせて火を通し、サテーソースを付けて食べる、というもの。
人それぞれの好みだと思いますが、私たちはマラッカの濃厚バージョンの方が好きです。
(写真はLok Lok) 

McQuek's Satay Celup
231 Jalan Parameswara, Bandar Hilir, Malacca
Tel: 012-606 2993(携帯)
17:30~0:00AM
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  • なるほど
kimcafe URL 2007/03/04(Sun)19:00:23 編集
こんばんは
ペナンのLok Lokは屋台で食べたことあります
http://kimcafe.exblog.jp/3712761
屋台でもしっかり2度づけ禁止と英語で書いてありました(^^ゞ
マラッカはぜひ行ってみたいところですが、おかげでサテー・チェルップを食べる楽しみが増えました
  • コメントありがとうございます
Miki 2007/03/04(Sun)20:40:38 編集
こんばんは。早速の書き込みありがとうございます。
写真はパダンというホーカーセンターのものです。
地元の友人につれてってもらいました。
なかなかペナンネタでおしゃべりできる人は少ないので、今後ともよろしくお願いします。
  • 無題
CHIE 2007/03/05(Mon)01:03:16 編集
Kim Cafeさん書き込みをありがとうございました!チェルップ、はまりますよ~。そのほかマラッカにはおいしいところが沢山あります。行く時は是非お知らせ下さい。
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