忍者ブログ
Admin*Write*Comment
マレー半島モンスーン寄稿
[102]  [101]  [100]  [99]  [98]  [97]  [96]  [95]  [94]  [93]  [92
今回の旅でもうひとつ嬉しかったことは、お料理の先生であるTan Gek Suanさんからお土産としていただいた手作りのニョニャ・ピクルス(アチャー)です。
スアンさんのお料理や菓子の美味しさは今まで何度か味わってきましたが、アチャーは初めて。日本に帰ってプラナカンの味をすぐに楽しめるように、という心配りにも感激でした。

苦労して持ち帰ったマーティンさんのピクルスもあり、そしてスアンさんのもありと、帰国後にポルトガル風のピクルス&ニョニャのアチャーが同時に食卓に並ぶ、という嬉しい悲鳴となりました。
そして味の違いも明らか。

両者とも野菜は天日干しなので、シャキッとしたクランチーさは変わりませんが、味付けが異なります。
IMG_7030.jpg











先にも紹介したマーティンさんのグリーンチリ・ピクルスが甘酸っぱいさらりとした仕上げなのに対し、
スアンさんのはさらに手を加えたこってり濃厚タイプ。
同じくこってりタイプの、マーティンさんの塩魚やマンゴのピクルスとも違うのは、まずエビの風味が強いこと。味のベースはブラチャン(発酵させた蝦ペースト)、チリ、ターメリック、砂糖。これらをすりこぎでつぶしてペーストにし、よーく香り立つまで30分ほど炒めます。お酢ももちろん使いますが、ペーストには入れずに、お酢で野菜を湯がくのです。お酢でさっと湯がいた野菜をペーストで絡め、最後に炒りゴマを加えます。野菜はカリフラワー、にんじん、きゅうり、キャベツ、スライスしたグリーンチリとエシャロットが漬け込んでありました。
この1品だけでも、手間をかけた複雑な味わいを好むニョニャらしさを存分に味わえました。

料理のアクセントとして味わうならマーティンさんのピクルス、おかずのひとつにもなるのがスアンさんのピクルスでしょうか。本当にどちらも甲乙つけがたい素晴らしい味わいに大感激でした。

後日スアンさんに御礼のメールをすると、同じくプレゼントをした友人から「今度は是非売ってくれ!」と言われちゃった、とのこと。

お互いに影響をし合ってきたニョニャ料理とクリスタンの料理ですが、これからもまだまだ研究を続けたいと思います。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メール
URL
コメント
文字色
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret
  • 無題
Miki 2008/03/04(Tue)13:29:03 編集
ホントどちらも甲乙つけがたいですね。同じアチャーでもタイプが全然違いますからね。

スアンさんのレシピ本で私もトライしましたが、結構ターメリック(うこん)を使い、苦くなるのではと心配でしたが、砂糖のおかげか、とてもいい具合。
お酢でゆがくだけでも酸味がちゃんとつくのも意外でした。

チリも使うけれど、そんなに辛くないので、
うちの小学生の娘もうまいうまいと箸が止まりませんでした。

酢漬けにする方法は世界でもよくある漬け物のやり方ですが、そこにチリ&スパイスペーストを絡めるという発想はニョニャ料理ならではですね!すごい!
  • 無題
Miki 2008/03/04(Tue)14:12:50 編集
あと、私は以前スアンさんから塩魚のサンバルをいただいたことがあるんですが、これも大変おいしかった。
クリスタンのとはかなり違います。クリスタンのはかなりインド風ですが、ニョニャのはマレー風です。使うスパイスが違います。インド風はマスタードシードとかドライ・スパイス系の香りだけど、マレー風はレモングラスとかガランガルとか生ハーブを用います。
  • 無題
Chie 2008/03/04(Tue)19:51:19 編集
Mikiさん

そうですね、ニョニャのはジンジャー・フラワーなんかを入れてより香り高くしているアチャーもあります。
ドライだけじゃなくて、すり潰したハーブやナッツ、干し蝦類がたっぷり入っているのがニョニャ風でしょうか。

でも、クリスタンのピクルスも絶品でした。

インドのアチャールもそうですが、こういうささやかなコンディメンツの味で、食文化の高さがちょっぴりわかるような気がします。
  • 無題
Nelly 2008/03/04(Tue)21:03:25 編集
写真から見ると、色も漬け汁の濃さも違う感じですね。

日本料理屋でおまけとして出てきた漬物が美味しいと、おお、この店はいけるな!と思う感じと同じですかね。
  • 無題
2008/03/04(Tue)21:03:35 編集
ほんとおいしそうですね

漬物、だけでも本当に世界にはバリエーションあるのですね
  • 漬け物
Miki 2008/03/05(Wed)11:21:26 編集
そうですね。漬け物って馬鹿になりませんよね。私は秋田とか山形とか、東北のお漬け物が予想以上においしくて、これは他県に誇れるすばらしい文化だと感心しています。

大学の同級生に秋田出身の人がいたんですが、おかあさんが作ったという「いぶりがっこ」が超おいしくて、今でも忘れられない味です。結構日本を旅行すると漬け物ばかり買っていますね。

でも同じく同じ大学の同級生に、おしんこはいつも残す、よけて食べる人もいました。
人生の半分を損しているなあ、と思っていました。余計なお世話ですね。
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
  • ABOUT
プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
  • プロフィール
HN:
Miki & Chie
性別:
女性
自己紹介:
シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
  • 便利ツール
私たちの本や参考図書をご紹介
  • 最新コメント
[06/21 hermes kelly bags fake]
[06/07 imitation bracelet cartier diamant]
[06/03 faux van cleef bague]
[05/31 replica van cleef clover necklace]
[05/31 montre rolex daytona 1992 replique]
  • ブログ内検索
  • カレンダー
05 2017/06 07
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
  • 最新トラックバック
  • バーコード
  • カウンター
  • アクセス解析
Copyright © マレー半島モンスーン寄稿 All Rights Reserved.*Powered by NinjaBlog
Graphics By R-C free web graphics*material by 工房たま素材館*Template by Kaie
忍者ブログ [PR]