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マレー半島モンスーン寄稿
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15日間つづく旧正月も明日でおしまいです。
毎年Makanの平岡宅で行われる恒例の「食い倒れ忘年会」が今年は新年会となり、旧正月にかけて絶品のお料理を2度も味わうことができました。
というのも、旧正月を利用してマラッカから来日しているプラナカンの人たちともMakanで祝う機会があったからです。新年ですから平岡シェフ手作りの「イーサン(生魚)」も登場で皆さん大喜び!まずは新年会で食べたお料理の「一部」をご紹介いたしましょう。


●ザーサイや揚げ玉ねぎがアクセントのピータン・サラダ


●こんがり揚げた自家製蝦トースト 


●タイガービールのお友には絶対これ!!という強いリクエストにお答えし、毎年必ず登場する香ばしいブラチャンチキン。鶏の芯までぎゅっとブラチャンの旨味が詰まっていました。


●これも毎年定番の自分で具材を詰めるクエパイティー。皆さん奪い合うように食べるので具を詰めた完成品の撮影を忘れました。


●栗と湯葉と椎茸の醤油煮込み。ごろごろと栗が丸ごと入った贅沢な一皿は箸やすめにぴったりの一皿でした。


●これは東南アジア料理を研究するI君が自ら作ってきてくれたコタバル風のアヤムルンダン。ターメリックやハーブをこれでもか!!ときかせたルンダンは濃厚で味わい深く、フランスパンにつけて食べると最高!と奪い合い。あっという間に無くなりました。


●メキシコ料理にも造詣が深いI君が作った変わり種のモーレソース。中にチキンが入っていました。以前アメリカに住んでいた時に毎年メキシコに通っていたChieですが、干しぶどうやデイツなどで甘味をつけ、パンやトルティ―ヤでとろみを、カカオで香りを出しているこのモーレソースが大好物。数十種類の具材が溶け合った複雑な味を懐かしく戴きました。
で、ここでピッチを上げると後で大変なことになる、とわかっている皆さん。でもどれも美味しいのでついペースが速く、ずんずん無くなっていきます。

●毎年魚のターメリック煮込みをリクエストされる方のためにイカン・クニ。優しい味でご飯がすすみます。

●こちらはソートン・ヒタムと、写真が切れていますが上は鶏の煮込みです。
なにこれ?イタリアンのイカの墨煮と同じじゃない?と思われるかもしれませんが、これにはブラチャンやサンバルも入っており、さらに奥の深い味わいになっています。

●アサムフィシュを食べたい!という方のリクエストにお答えし、スープの甘辛加減が絶妙な一皿。私はこのスープをひたすら飲んでいたい気分でした。


●ここでまたお口直し、オーチェン(オイスターオムレツ)の登場です。片栗粉のとろみをつけて炒めた卵は口当たりが優しく、ふんわりつるりと食べられるオムレツです。これにタイのチリソースをつけて食べると止まりません。

●さて、本日のメイン、イーサンの登場です。
平岡シェフのイーサンは潮州風。どこが違うのかといいますと赤や緑や黄色とギラギラに着色した上に甘く味つけした漬物や果物の砂糖漬けなどを使用せず(赤いのは紅ショウガです)野菜多めのシンプルなお刺身サラダ風なこと。アクセントとしてライムリーフを添えてあります。


そしてシンガポールの潮州料理屋の「リークイ」に教えてもらった「一年かけてつくる梅のソース」が味の決め手となっています。大量の梅干しに少しずつ砂糖を加え、一年かけて塩抜きをし、味をまろやかにしたものをベースにソースを作るのです。もちろんポメロと砂糖漬けの冬瓜、揚げたワンタンの皮、ピーナッツなどは欠かせません。シンガポールのリークイでは下にひく野菜に芹菜(チャイニーズセロリ)と人参を多く用いていました。


お金が儲かりますように!仕事がうまくいきますように!健康でありますように!と、皆でそれぞれ願いを言いながらイーサンをお箸でうず高く持ち上げ、こっぱみじんにして味わうのです。
味よりもスタイルを楽しむ縁起物の料理と言えますが、平岡シェフのはナチュラルで香ばしくて本当においしい!


●ピリ辛でパラリと仕上げたI君お手製のナシゴレン。



●平岡シェフの海南チキンライス。なんたってチキンエキスたっぷりのジャスミンライスが抜群に美味!

今回のチキンライスのソースはいつもの自家製チリソースとジンジャーソースに加えて、平岡シェフがタイのカオマンガイ屋で覚えたダークソヤに、様々なピリ辛スパイスを合わせたもの。おかわり下さい!とチキンもご飯もみるみるうちに無くなり、台所の炊飯器まで取りに行く人もいたほどです。

さらにここからまた延々とデザートタイムが続いたのですが、写真を撮る前に胃袋に全て納めてしまいました。皆さん良く食べ良く飲んだ新年会でした。


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中国正月始まりました!



日本では旧正月と呼ぶけれど、こちらでは「旧」ではないのです。西暦1月1日は中国系の人たちにとっては正月ではなく、今でも月歴の正月だけが正月なのです。
世界中が西暦で動いていると思ったら、それは間違いなのですよ。
こちらに限ったことかもしれませんが、こちらでは中国正月の前までが冬?で涼しい気候が続き、中国正月を境にぐんと暑くなるのですが、毎年ほぼその通りなので、月歴のほうが正しいんじゃないか、って私なんかは思ってます。



さて、今年は景気が悪いのか、街中は花火の数も少なく、いつもよりも地味なイブでしたが、カンポンの方はいつもどおりカラオケがんがんで大盛り上がりでした。



バリクプラウの親分である私の友人、この一帯の大地主でもあり、大晦日はカラオケ大会を催し、料理も村人にどんどん振る舞います。見て、この大鍋のチキン・カレー。
しかも味も抜群なのですから、本当に大盤振る舞いです。

中国正月のイブ、大晦日は家族が一同集まって食事するリユニオン・ディナーです。家でご先祖様も一緒に食卓を囲むのです。だから本当はレストランなどに行って食事する日ではありません。

翌日(昨日)は元旦。親戚や親しい友人の家を訪問し、正月を祝います。
私は毎年、ニョニャ・クバヤ・テイラーのキムさん宅にまず出かけてランチをご馳走になり、その足でバリクプラウの親分宅へ。



正月も休みなく奥さんたちが一日中料理しています。お菓子も料理もすべて彼女たちのお手製。でも彼女たちは苦じゃないんだそう。チャチャチャッとどんどん料理が出来上がります。本当の料理好きってのはこういう人たちなんですね。本当に頭が下がる思いです。

夕飯に出してくれたのは、奥さんの実家の客家料理の数々に、アサム・フィッシュ・カレー(写真中央の赤いヤツ)とペナン名物ジューフーチャー(写真手前)。辛くて香り高くて素晴らしいアサム・カレーでした。客家式のチキンのにんにく炒め(カレーのとなり)は、素朴なんだけども焦がしたニンニクの利かせ方が秀逸で、同じく客家のお婆さんをもつ私の旦那なんかは、お婆ちゃんの味を思い出したそう。
この村ならではの味が楽しみで、私はもう5年も正月にシンガポールに帰っていません。こういうカンポンはもうシンガポールにはありませんからね。



あまりカレンダーを見ない生活をしているせいか、行事に疎い私。
今朝7時ごろ、ジョギングに出たらすごい人だかりが。あ、そうか、今日からタイプーサムだ!
早速家にUターンしてカメラを取りに。去年見逃したココナッツ割りが今日だけ見れるから。

タイプーサムは毎年この時期に行われるヒンドゥー教、とくにタミール系の人たちのお祭り。ムルガン神が悪魔をやっつけたことを記念するお祭りだそうです。ムルガンと言って、私が思い出すのはシンガポールにある食堂、ムルガン・イドリー(笑)。マレーシア各地やシンガポールでも見られるお祭りですが、ペナンのはとくに盛大であるとして有名で、個人的にはペナンでも一番お祭りらしいお祭りだと思います。中心部のペナン通りを出発して、えんえんと植物園近くのウォーターフォール・テンプルまで御神輿が渡るのです。

街の各所には日本で言う神酒所(みきしょ)が立てられ、そこには祭壇や休憩所が設けられています。今日は初日として、ココナッツを割るしきたりがあり、各神酒所前などにココナッツの山が。信者からの寄付で、寄付者には中国系の名前も。仏教徒はヒンドゥー教にも手を合わせる人が多いからです。

タイプーサムといえば、苦行。体や顔に針や串などを刺すグロいやつ。これは明日、2日目(本祭)にやります。今日はイブなので、カバディーをしょって練り歩くだけ。グロいのは去年レポしました。

もうすぐ御神輿がうちの近所の神酒所に到着する模様です。
と、カバディー軍団が踊り出す。

良ーく見ていたら、カバディーにもいろいろあるので、一番重そうなのをしょってるおじさん(写真: 一番手前)に質問。おじさん曰く、これは100年以上経っているもので、借り物なのかと思っていたら、代々使っている彼の家の所持品なのだそう。自慢げに「これは良質の硬い木を使ってるから重い。彫りも凝ってるんだ」とのこと。

しばらくするとお供えのココナッツに信者が火をつけ始めました。この人混みで燃やすのか??やばくないか?と思っていたら、ほんの数個。そうしているうちに、ココナッツ割り開始。神輿の通る道をココナッツ・ウォーターで潤すのです。この儀式は本国インドにはないそうです。一体何万個のココナッツを割るのか。ルートの各所でやるわけですから。神輿の後方には何台もの清掃車が続いています。


力の限りココナッツを地面に叩き付ける信者たち。一番前で陣取っていた私は少し後悔、というのも、ココナッツ・ウォーターのしぶきがビシビシ来る。ああ、カメラが・・・・


そして御神輿の到着。御神輿を引いてきたのはHoly Cow, 聖なる牛さん2頭です。朝の段階なのでまだ元気そうでしたが、そろそろお疲れの様子。


信者の人たちがかわるがわる頭をなでたり、フルーツを食べさせたりと可愛がられてました。御神輿重いだろうけど、食肉にされるよりはマシだよね。

 イカロス出版さんから、一冊丸ごとペナンを紹介したMookが12月6日に発売されました。

来年2014年は、日本におけるマレーシア観光年として、マレーシア政府観光局さんがペナンを大々的に宣伝していくことになり、それに先駆けての発売です。


興味深いのは世界遺産の街、ジョージタウンの紹介が9割近くを占めていることです。
こんな書籍は前代未聞かもしれませんね。

『古くて新しいエキゾチックタウンを歩く~ 』とあるように、ジョージタウンの新たな情報がたっぷり盛り込まれており、通りいっぺんのガイドブックでは決して味わえない ペナンに暮らす人たちの生き生きとした姿とともに、街の香りまでもが漂ってくるような臨場感あふれる作りになっています。

ローカルが案内する食べ歩きや、お洒落でノスタルジックなカフェ情報、今話題のストリートアートの数々、そして先日ブログでも紹介した新しくオープンした個性豊かなブティック・ホテルもずらり。アネックスができたE&Oホテルは、6ページにも渡り美しい写真で紹介されています。

歴史や見どころ、グルメにショッピング、果ては留学まで、15のテーマに分けてペナンの様々な魅力を余すところなく網羅した、まさに『ペナンの今』を再発見できる東南アジア好きにはたまらない一冊です。
もちろん、リトルニョニャのロケ先や、ペナンのプラナカン情報もたっぷり紹介されていますよ。

私もまた懐かしい面々に会いに、そして妖しいまでに青いブルーマンションの魅惑の世界、大海原を臨むE&Oのベランダに舞い戻りたくなりました。





マレーシア ペナン  古くて新しいエキゾチックタウンを歩く
イカロス出版 952円+税

先週末、新宿区の公益財団法人さん主催のイベントで、平岡シェフとともに「ニョニャ料理とプラナカン文化の講座」をしてまいりました。
このブログでご参加を募る暇も無く、あっという間に定員オーバーとなり抽選となってしまいました。抽選でもれてしまわれた方々には本当に申し訳なく思っております。

この講座が凄いのは、所有時間が「5時間」という、てんこ盛りの内容だったのです。


新宿御苑の紅葉が一望に見渡せる素晴らしい景色の中で、まず平岡シェフとともに参加者全員でニョニャのカリーとオンデオンデ(スイーツ)を作ります。



オンデオンデの色出しには本物のパンダンリーフを使用し、マラッカシュガーも使いました。
カリーに入れるじゃが芋には味の濃い「インカのめざめ」を使用。
煮くずれること無く、ホクホクとした栗のような甘さもあります。

皆さん熱心にレシピにメモをされ、各班に分かれて料理開始です。

ヘルプの方々とともに大騒ぎ?!


でも、さすがお料理好きの方々が集まって下さっただけあり、皆さん辛抱強くルンパー
(スパイスMIX)を炒め続け、カリーを煮込んでいる間に

オンデオンデの皮をこね、小さく丸めて黒砂糖を詰め始めます。

最初はどうなることか!?と思いましたが、ご参加いただいた方々、信じられないほど手際が良く、みるみるうちにオンデオンデが出来上がり、カリーの煮込みを待つだけとなりました。
待ち切れず、出来立てほやほやのオンデを盛りつける前に、「パクッ!」とひとくち、、なんて方々も続出!

しばらくするうちにジャスミンライスの良い香りが調理室に立ち込め、カリーの出来上がりです。(煮込み時間、約1時間!)

平岡シェフが持参下さった自家製のアチャーとともに、Let’s Makan!の掛け声と同時に、
各テーブルから「おいしい!おいしい!」の声が。



「辛いのが苦手かも?」とおっしゃっていたおば様もいらしたので心配だったのですが、その心配も吹き飛び、皆さまに大変美味しい!と喜んでいただけたのが、何よりも嬉しく、ありがたく思っています。

その中で、インド料理の研究なさっている方から興味深いお言葉をいただきました。
「ニョニャのカリーは、インドのカリーほどディープになりすぎず、中国料理の要素が加わることにより、ほどよい調和感を醸し出している」と。
そう!この「ほど良い調和」というのが、ニョニャ料理の最大の魅力のひとつでもあり、キーワードである、と改めて気付かせていただいた料理講座でもありました。

続く「プラナカン文化に親しむ」の講座でも、時間を大幅にオーバーしながらも、最後まで熱心に耳をかたむけて下さり、本当に感謝です。

当日は、マレーシア政府観光局さんからの素敵な書籍のプレゼントと、ご家庭でも是非、ニョニャのカリーを作っていただけたらとの思いから、私たちがマラッカで購入したニョニャのカリー粉を皆さまにお裾分けさせていただきました。

長時間の講座にご参加いただいた皆様全員にご苦労様でした、そして有難うございます!の気持ちでいっぱいです。
マレーシア政府観光局さんのお招きで、浜松町にある世界貿易センタービルにて、
新しいペナンの魅力を探る観光セミナーに行ってまいりました。



ペナン州観光局と、日本のマレーシア政府観光局さんとの合同セミナーは初めてだそうです。

地下一階では「ジャランジャラン・マレーシア」の、写真展(阿部吾郎氏撮影による)も行われていました。



ペナンといえば、アジアで生活しやすい場所のベスト8(ECA International調べによる)や、世界のベスト・ストリート・アート(イギリスのザ・ガーディアン誌)や、ベスト・ストリート・フード(CNN.com)などにTop 10入りする場所としても知られるようになりました。
もちろん日本人にとってはシニア世代のロングステイ先としても不動の地位を保っています。

当日はマレーシア政府観光局・東京支局長のアズランさん、ペナン州の観光大臣
YBダニー・ラウ・ヘンキアン氏の挨拶から始まり、


美しいペナンの写真を解説入りでご披露下さったトラベルガイド(株)の代表取締役 
阿部吾郎氏のトークなど盛りだくさん。

セミナーのあとは東京会館のビュッフェで懇親会がありました。

東京タワーが目の前!この位置から東京タワーを見るのは生まれて初めて!で、思わずパチリ


今回は世界遺産に認定されてから5年が経つジョージタウンにフォーカスをあて、新しい見どころやお洒落なカフェ、ブティーク・ホテルが続々とOpenしているジョージタウンの「今」
を再発見のセミナーとなりました。

Mikiさんの記事にもありましたが、少し行ってないうちに本当に変わりました。
そのどれもが「寝る、食べる、見る」の3拍子が揃った女子の心を捉えて離さないものばかり。
もう「東洋の真珠」などというキャッチコピーは古くさいかもしれませんね。


その中で私が一番興味を持ったのは、続々とできている可愛らしくてお洒落なブティーク・ホテルです。
多くはイギリス統治下時代のコロニアル建築や、中国風のショップハウス、大金持ちの邸宅などを改装したヘリテージハウスです。
部屋数は限られているため早い者勝ちといったところでしょうか。
素敵なカフェやレストランなどを併設しているところが多いのも魅力です。

その一部をざっとご紹介しましょう。どれも雰囲気のある個性的なお宿です。
ご興味のある方は是非サイトをご覧になって下さい。
私もペナンに行きたくなりました~。


●Seven Terraces
●Macalister Mansion
●CAMPBELL House
●Hotel Penaga
●Yeng Keng Hotel
●Muntri Mews
●23 Love Lane
●Coffee Atelier

資料やお土産が入っていたこの袋がなかなかインパクト大でした。








大変ご無沙汰しています。

ペナンも今年になってから観光客が増大し、賑わっております。街はまだ薄汚れてゴチャゴチャですが、おしゃれなカフェやホテルが増えました。

そんな風に変わりゆくペナンですが、まだ観光客、いえ、ペナンッ子ですら知らないところもたくさん残っています。

ペナン(マレーシアならどこも?)には看板のない名店がいくつかあります。聞いた話では、営業許可を取らなくても、看板すら出さなきゃ問題ないとか。看板も出して商売して、それで営業許可取って無い場合は、当局に踏み込まれる、と聞きました。

ですので、これから紹介するお店は営業許可はないということでしょう。

日本、シンガポールでは、「ありえない!そんな店に行くなんて!!」ということになるでしょうが、こちらでは、営業許可のない食品販売など、珍しくもなんともありません。営業許可のあるレストランですら、食中毒になることも少なくありません。とにかく、こちらでは、食中毒も自己責任です。アンラッキーだったね、で片付けられてしまいます。同じものを食べても大丈夫な人もいますので。

ちなみに、数ヶ月前に私の車が路上で思い切りこすられました。方向を無視して逆走してきた車にです。運転手は酒気帯びでした。目撃者も確保しています。100%あちらの落ち度です。でも、未だに警察は調査結果を保険会社に出してくれません。ローカルの友達などは、「諦めるしかないね」という反応です。

さて、脱線しましたが、糖質制限中の私。お菓子や米は我慢できます。でも、どうしてもやめられないのがこれ。

インドのスナック、トセー Thosai です。




トセーはシンガポールでもマレーシアでも珍しくないインド系スナックで、私もこれまであちこちで何回か食べましたが、あんまり好物ではありませんでした。

しかし、いつも私が前を通りかかる看板のない店。客はインド系のおじさんばかり。女の人の姿は見たことありません。言葉もマレー語とタミール語オンリー。というわけで、日本で女一人で牛丼屋に入る以上に、入りにくい店です。でも、ここのトセーは絶品だと近所の人に強く勧められて行ったところ、本当にびっくりするほど美味しかったのです!

トセーは米粉を溶いて伸ばしたクレープのようなもの。パリパリ、サクサクの部分としっとりした部分、そして、ちょっとツブツブの残る食感が人気です。ただ、普通そこらの店で出すものは、添えるチャツネーやカリーがイマイチだったのです。しかし、この店のカリーはどれも美味。それに加えてココナッツ・チャツネーはもう極上のうまさ。チーズのようなコクがあり、スパイスとハーブが絶妙なコンビネーション。まさにDivine!!な旨さです。


<夢にみるほど旨い、ココナッツ・チャツネー>

クリスピー感を楽しむためには、プレーンがおすすめ。

でもこれ以上にうまいのが、ギー・トセー。インド版バターであるギーを使って焼き上げたもの。クリスピー感が増すのです。それと、乳製品ならではのコクと風味が加わります。


<絶品のギー・トセー>

タマネギをたっぷり載せて焼いたバワン・トセーもお勧めです。おじさんは注文の度にタマネギを刻むので、新鮮です。

まさか日本人だとは気づいていないでしょうが、いつも娘と連れ立ってやってくる私をお店のおじさんやお客さんも温かく迎えてくれます。おじさん、私は糖質制限中なの。でも「コソン」といっても、ティーにはお砂糖が入ってくるのね。「砂糖はダメ!!」と何度もお願いして、ようやく砂糖無しのお茶にありつけるようになりました。それでも、砂糖無しが理解できないらしくて、お砂糖を持ってきて、入れろ、って言うんです。たしかにトセーに甘いお茶はよく合いますしね。

トセーは通常朝食か夕食に食べるもの。従ってこのお店はランチはお休み。
場所は秘密にさせてください。ローカルの人たちのための憩いの場です。でも根性のある食いしん坊の人はがんばって探しましょう。自己責任で。アルメニア通りのそばです。この辺でトセーが食べられるのは、ここだけ。看板はありません。隣に新しくできたブティック・ホテルがあります。

ちなみに、すぐまたそばに、バナナ・リーフの名店もあります。これはもっと見つけにくいはず。看板はもちろんありませんし、入り口からしっかり覗かないと、中が食堂になってるとは通りすがりでは気がつかないのです。ここも私は週2以上のペースで来ています。基本のベジタリアン・セットに、揚げ魚3匹、豆腐のマサラを食べて、なぜかRM5。最初来た頃はRM7だったのに、どうして安くなってるの?・・・ま、いっか。ここは昼から午後3時くらいまでしかやってません。

そのうちおじさんたちに「私は日本人だよ」と告白して、驚かせようと思っています。
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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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HN:
Miki & Chie
性別:
女性
自己紹介:
シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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