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マレー半島モンスーン寄稿
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私たちの本があのアンアンでも紹介されました。

これまでにご紹介いただいた雑誌・新聞のリストをまとめます。

雑誌
GINZA 
クロワッサン 
アンアン 
東京新聞
朝日新聞
南洋エリート(シンガポールに20年以上続く老舗的日本語雑誌)
シンガポール経済新聞

で取り上げていただきました。
ご協力いただきました各誌に厚く御礼を申し上げます。


マレーシア、シンガポールは日本では人気が低く、こういうメジャーな雑誌やメディアで
特集を組んでもらったり、取り上げていただく機会が非常に少ないです。日本ではヨーロッパ人気が依然として高く、ただでさえアジア人気は今ひとつのうえ、タイや韓国、台湾と比べ、シンガポール、マレーシアの注目度は依然として低いです。
なんとかこれらの書評で注目を集めたいところですが・・・。

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私たちの本の写真は、99%現地で撮影したものですが、一部日本で撮影したものがあります。
それは「サロン=腰布」バティックの撮影でした。
なぜかというと布の撮影、しかも2メートルにもおよぶ布全体の撮影ともなると、ゆがみや、シワ、色味の出し方、ライトのあて方ひとつ取っても非常に難しいことが多く、プラナカンの重鎮から貴重なバティックをお借りしての撮影となると、大変な作業になるからです。
そんな時、素晴らしいバティックのコレクターでもあり、本の著者でもある「クンプル」の方々から嬉しいお言葉をいただきました。ご自宅にての撮影と、クンプルの方がお持ちの貴重なコレクターズ・アイテムのバティックの撮影を快く引き受けてくださったのです。

「クンプル(Kumpul)」というのはインドネシア語で「集まる」という意味。かつてシンガポールの国立博物館でガイドをしていた、おもに駐在員夫人で構成されているバティックの研究家集団です。
帰国されてからもずっとバティックの研究をされており、2005年に「ジャワ更紗の旅 Batik」という素晴らしい本を自費出版されました。

世間では、時として暇をもてあましている海外駐在員婦人、などと言われることもあるようですが、とんでもない! シンガポールにいればインドネシアにはすぐに飛んでいける距離。
ありとあらゆるバティックの産地に足を運び研究されてきた彼らは、そこら辺のバティック研究家をはるかにしのぐ素晴らしい知識を、現地での検証とともに本に綴っておられます。
クンプルさんの膨大なコレクションの数々は展覧会を開くほどで、コレクターには羨望の的の美しいバティックがどっさり。
その証拠に、本の写真はすべて彼らのコレクション。その内容は、日本人ならではのセンスで細部まで丁寧に書き込まれたもの。歴史から作り方、素材、使い方、産地別の特徴など、まさにいたれりつくせりの「バティックの教科書」ともいえる素晴らしい本です。

わたしたちの本では紙面の都合上、残念ながらわずか1ページというスペースにバティックの数々を詰め込みましたが、入りきれなかったバティックは色々なページにアクセントとして盛り込まれています。
中でもプラナカンが好んだプカロンガン製、愛好家羨望の的、エリザ・ファン・ツァイレンのサイン入りバティックや、ライステラスを模した米粒大の緻密な描写を施したもの、深みのある色合いに心を惹かれる三国染など、どれもが撮影に立ち会いながら、思わずうっとり見とれてしまうものばかりでした。

「ジャワ更紗の旅 Batik」は、東京では神保町のアジア文庫でロングセラーとなっています。
在庫が無くならないうちに興味のある方は注文されてはいかがでしょうか。

夏休みの間、メディアにて本の紹介を沢山していただきました。

まず、8月9日東京新聞の夕刊、本のマニアの間で評判の高い「書籍の森」コーナーの中の「今週の本棚」にて大きく紹介されました。

私たちが書いたプラナカンの世界を他の編集者の方々(おもに男性)が読むと、どのように感じられるのか?とても興味がありました。

東京新聞でのコメントが、「砂糖菓子のような家々の扉の向こう。重厚なしつらえを背景に、印象的に浮かび上がる(中略)タイルやビーズ刺繍の室内履~~~~台所からは手間暇惜しまぬ料理の香り・・・・。」
と、プラナカン屋敷へのいざないから始まり、
「プラナカンの趣味は、洋の東西が混交し、どこかキッチュでゴージャスが魅力。日常生活へのこだわりがはぐくんだ文化~~」
と、ありました。
「砂糖菓子のような家」とは、きっとシンガポールのカトン地区に見られるような、ピンクやミントグリーンの、まさにシュガークラフトのような愛らしい色合いの家々のことだろうな~~と思いますが、プラナカンの特徴である「フェミニンさ」を表している素敵な言葉だな、と思いました。

翌、8月10日に発売された人気ファッション誌、「GINZA 9月号(マガジンハウス)」の書籍のコーナーでも、「マレー半島が生んだセレブリティ」として紹介。

8月25日に発売された「クロワッサン特大号(マガジンハウス)」の「最近出版された ぜひおすすめの本」の中では、
「世界は広い。(中略)唯一無二のプラナカン入門書は鮮やかなカラー写真のオンパレード。見てびっくり、東南アジアの新しい魅力が満載の1冊だ。」と紹介していただきました。

これからもプラナカンが築き上げたユニークな文化を中心に、マレー半島のおもしろいものを、真面目にディープに伝えて行きたいと思います!
シンガポールのプラナカン関連スポットに『The Intan』というところがあります。
インタンとは、ダイヤモンドのローズカットのこと。ニョニャたちが身につけた宝石の多くがこのインタンと呼ばれるカットだったとか。

ここのお店はアルヴィンという若いプラナカンの実業家が経営しており、彼のアンティーク・コレクションがずらりと揃っているほか、ランチョンマットなどの廉価なプラナカングッズを製作・販売しています。私たちの著書でも紹介していますが、その後、お店が移転したとのことで、この場をもって移転先をお知らせいたします。
移転先は同じカトン地区の69 Joo Chiat Placeです。電話番号はそのままだそうです。

私たちの著書を書店で見つけて大喜びしてくださった、という女性、Tさんからメールをいただきました。しかもタイ経由で私たちの本にたどり着いた、というのですから驚き!

Tさんは世界中を旅行され、バンコクに住んでおられた方で、東南アジアの東西折衷様式の古い建築物が好きで、街歩きをしては写真撮影を楽しんでこられたそうです。
プーケット島のプーケット・タウンでプラナカンの建築を見つけたときに大変興味を持たれ、資料を探されたそうですが、あいにくタイ語のものしか入手できなかったとか。
そんな貴重な資料をご丁寧に郵送してくださいました。
せっかくなので、ここで一部を皆さんとシェアしたいと思います。

プーケットのプラナカンはプーケットで鉱山が見つかったときにペナン島から移住したグループだそうです。2年前のシンガポールでのプラナカン・コンベンションのときにプーケットのグループがシンガポールを訪れ、そのときにご本人たちにお話を聞かせてもらったことがあります。去年末のコンベンションはプーケットで開催されたのですが、本の執筆で出席できませんでしたが、行った人たちからは「さすがホスピタリティのタイ、素晴らしい内容だった。またプーケットタウンにマラッカのような街並があるのも驚いた。見どころもあり、食べ物もおいしかった」と大好評でした。
プーケットは3年前の大津波以降、観光客の誘致に必死で、プラナカン・コンベンションの催行にはタイ政府観光局のバックアップも大きかったと聞きます。しかし実際にプラナカンの遺産がプーケットに残っているというのはプーケットの観光資源となるに違いありません。
Tさんはプラナカンに関する予備知識もないのに、プーケットでプラナカンの建物に魅せられ、資料収集までしてこられたのです。彼女の目の付けどころもすごいと思いますが、実際にそれくらい魅力的なものだったのだろうとも思います。

最近、プーケットにも新たにすてきな隠れ家リゾートが次々とできており、観光客も着実に増えてきているそうです。先日、「プーケットの歴史に重要な位置を占める錫鉱山をイメージした」風変わりなリゾートができたというニュースリリースをいただきました。単なるビーチリゾートのみならず、豊かなタイ文化が息づくプーケットで、プラナカンたちや19世紀の歴史遺産に触れてみるのもいいものだと思います。

Tさん、資料送付、本当にありがとうございました。
私たちの著書、『マレー半島 美しきプラナカンの世界』について、地元(シンガポール)の日本語新聞、『シンガポール経済新聞』で取り上げていただきました。
現地事情に即した詳しい情報満載の新聞であり、シンガポールについての貴重な日本語情報源として定評のある新聞に取り上げていただき、とても光栄です。

記事はこちらからウェブ版を読むことができます。
http://singapore.keizai.biz/headline/4272/index.html
華やかに着飾るのが好きなニョニャたち。
そのしぐさは常に上品でなくてはならない、はず、ですが、 普段からさりげなく心がけていること??のひとつに、 写真を撮られるとき「足をやや広げて座る」。 これは南国の暑さの中、あせも防止でも、股ヅレをおこしているわけでもなく、 足元できらきら輝く「年代もののビーズ・サンダル」を見せたいがためだそうな。 今残っている白黒の写真を見ても、サロンの下から見える足先はみな開脚気味。 言われてみれば、サンダルが良く映えますね。
ホームページでも書きましたが、ニョニャ・クバヤの袖の短さの要因のひとつも、 「ご自慢の宝石がよく見えるように」でした。普段どれだけじゃらじゃら着けていたかは知りませんが、結婚式やお祝い事となると、それはもう凄かったらしいです。
結婚式といえば、プラナカンにとって、これまた見栄の張り合い、競い合いのような場所でした。そのひとつに花嫁が持つハンカチーフがあります。 これは花嫁自ら製作するもの。 灼熱の地で持つハンカチといえば汗をたっぷり吸ってくれるふわふわのコットンしか思い浮かべませんが、そんなことはお構いなし! ひたすら美と技を追求した結果、シルクやビーズの刺繍で全面を覆いつくす豪華なものとなったのです。
プラナカンの重鎮のコレクションで、代々花嫁が持っていたシルクやビーズ刺繍の目もくらむような艶やかなハンカチを見せてもらったことがありますが、ハンカチーフは花嫁の刺繍の腕を夫の家族に認めてもらうための品でもありました。まったく実用性は感じられませんが、実用的なことばかり考えていたら、美は生まれないってことでしょうか。
見栄っ張りの競い合い人生!などと書いてしまいましたが、プラナカンの世界は決して成金趣味のゴテゴテではなく、見てすぐに「これがプラナカンの工芸品」と判るように、小さいころから本物に囲まれ磨き上げられたセンスは、フェミニンな色彩感覚とともに一種独特の美意識を生み出しています。
下記のYou Tubeはビーズ刺繍についての特別プログラムです。出演しているのはプラナカンの方ではありませんが、結構有名な方です。ちょっと柄が地味なものが多いですが、刺繍の細かさはわかると思います。
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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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シンガポールとペナンに住んで15年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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