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マレー半島モンスーン寄稿
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新年のご挨拶を申し上げます。

昨年末に行われたセミナーに寒い中ご足労いただいた皆様、
お礼が遅くなりましたが、本当にありがとうございました。
もっとゆっくり皆様とお話できる時間があればよかったのですが、
いろいろな方とお話ができてとても楽しかったです。
私Mikiは昨夜ようやくペナンに戻りました。

天然のエアコン、とうちの主人なんかは形容しますが、日本の冬は天然の冷蔵庫でした。これからもっと寒い冬を迎える皆様には失礼かもしれませんが、私は天然の冷蔵庫のすっきりした空気が大好きです。年間を通して湿度70度以上、気温30度前後の南国に20年も住むと、日本の冬はとても新鮮です。

年末年始を挟んでの帰国はいろいろと支障も多く、
皆様からもメールをいただいたのにお返事ができませんでしたこと、
ここにお詫び申し上げます。
(持参したiPadからHotmailの送信がどういうわけかできませんでした)
一段落つきましたら、ご返信させていただきます。

皆様のマラッカ、シンガポール、ペナン、そしてプラナカンへの熱い思いを改めて感じ、同じ関心を共有できますこと、大変嬉しく思っております。

このような機会を設けてくださったアセアンセンターの皆様、お手伝いをいただいた方々へも感謝の気持ちでいっぱいです。次回はセミナーとは別の形で、何かしらのイベントを企画できたらな、と思います。

ではこれからまだ寒さが当分続くと思いますが、何卒お体ご自愛くださいますよう、
そしてまた皆様にお目にかかれる日を楽しみにしております。

今年もよろしくお願い申し上げます。
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今年も残すところあと数日となりました。

12月19日に日本アセアン・センターで行われましたプラナカン・セミナーは、年末の慌ただしい中にもかかわらず、お陰様で予想をはるかに上回る多くの方々にお越しいただき、本当に嬉しく、心より感謝を申し上げたいと思います。
改めてプラナカン、ニョニャ・ババの文化に興味を持って下さる方が日本に多い事を知り、私共もますます研究を重ね、お伝えしていかなくては、と気持ちを引き締めた次第です。本当にありがとうございました。


さて、年末には毎年恒例となっているMakanMakanのシェフ、平岡宅で忘年会が行われます。この忘年会には年に1度しかお目にかかれない人たちも参加されるので、この日のために平岡シェフは一年の集大成ともいえるお料理を何日も前から仕込んで下さいます。その数、満漢全席ならぬ、「満馬全席?」ともいえるほど、あまりにも多くの料理が出るので、途中でギブアップして床で寝てしまう人が出る、、という、まさに「食い倒れ」の忘年会なのです。残りもののお持ち帰りも半端ではなく、行きよりも帰り道がズシリと重い、嬉しい忘年会でもあります。毎年テーマを持ったお料理が並ぶのですが、昨年はジョホールで習ったスルタンのお料理を中心に15品ほど、「今年は基本に戻る」という感じでシンプルながらしみじみ美味しいお料理が並びました。

そのいくつかをご紹介しましょう。

まずは2種類のアチャー、

手前は干したプチトマトや干しアンズ、干し梅、プルーン、パイナップル、レーズンなどを炒めたスパイスにじっくり漬け込んだまったり甘いフルーツのアチャーです。プチトマトの爽やかな酸味、濃厚なプルーンやジューシーなパイナップルなど、それぞれにスパイスが溶け込み、最初からノックアウトの逸品でした。奥はおなじみのニョニャ風アチャー、野菜を全て天日干しにし、サクサクとした蓮根を入れるのが平岡シェフ流です。これも止まらない美味しさ!この2品で胃袋が全開となり、そのあとに続くお料理が次々と入っていくのです。

次は香ばしいニョニャ風揚げ春巻きとイカトースト。

毎年リクエストの出るブラチャンチキンの次にはニョニャ風生春巻きのポピア。

もちろんクレープ状の皮もソースも手作りです。ポピアに巻き込む黒砂糖のソースはマラッカのプラナカンから教わった秘伝のレシピ。好きな具をたっぷり巻いていただくボリューミーなお料理です。

こちらは米粉ではなく、生のお米と麦から丁寧に作られた大根餅。
もっちりとした食感に大根のほんのりとした甘さが伝わる手作りならではの深い味わいでした。

お口直しにはサンバルブラチャンで和えた鯛のサラダ。ちりばめた落花生が香ばしいアクセントとなっています。

こちらはシンガポールのとあるニョニャ料理店の名物ともなっている「オタオタ入りのロールキャベツ」スパイスやハーブがたっぷりきいたオタはロールキャベツの具にもぴったり!まったりと口のなかでオタがトロケます。ココナッツのソースを絡めながら皆さんあっという間に完食です。

そしてお次は平岡シェフが大好きな客家料理の算盤子(アバカス)。

季節のセレベス芋を白玉団子風にし、それを木クラゲや、干し椎茸などとさっと炒めたもの。これぞまさに家常菜の極みともいう、しみじみおいしい家庭料理でした。こんな料理を食べられるのも年に一度の忘年会だからですね。

次はパンチのきいたマレー風カリーにロティジャラ。レース状になったクレープを複雑なスパイスを楽しむマレー風カリーとともに手で食べます。後から辛さがジワリ!でも、これでまた胃袋が爽快になり、絶妙のタイミングでの登場です。

次はブアクルア・ビーフ。
ブラックナッツのブアクルアがたっぷりソースに溶け込み、とろとろに煮込まれたビーフはまさにマレーシア版ビーフシチューと言える美味しさ。これにはお醤油も入っているので、どこか馴染みやすい味で、ご飯を下さい!と言った人が続出。

濃厚な味の続きはほっと一息、甘酸っぱい魚の煮込み「アサム・プダス」です。 個人的に大好きなお料理のひとつ。独り占め状態でいただきました。

そして前もってリクエストのあった「海南チキンライス」の登場です。
ジンジャーソースもチキンライス用のチリソースも平岡シェフのは絶品!鶏のエキスたっぷりのご飯をわしわしと頬ばり、チキンをソースにひたし、ひたすら食べ続ける皆さん、箸はまだまだ進みます。

こちらはキッチンで撮った魚と揚げ豆腐の土鍋煮込み。すごい迫力です。オイスターソースをきかせたスープでじっくり煮込まれたセレベス芋が、こっくりと良い味に仕上がっています。みんなで芋の奪い合い!!まだまだ皆さんギブアップ無し。

お次もリクエストのあった台湾風ビーフン。大盛りの2皿分で油はわずか大さじ一杯というのに、野菜の甘みで食べ答え満点。しっかり出汁を吸い込ませたビーフンがいくらでもつるつると入ってしまう、〆にはやっぱり麺だなぁ~と思わせる一品でした。

このあとは各種スイーツのオンパレード!その最初に「ルンパウダン」が登場。ニョニャ料理で有名なスイーツです。スパイスをきかせたエビ味噌をもち米でくるみ、バナナの葉っぱで包んで蒸し焼きにしたもの。さすがにここまで来ると「おこわ」を食べられる人はもういませんでした(笑)そしてマンゴープリンやらケーキやら、、、延々続いた宴が終わったのは夜も遅い時間になっていました。

手間暇かけ、丁寧に作り込まれた料理の素晴らしさを再確認するとともに、来年もまた美味しく食べ、多くを学べる年でありたいと願っております。皆さまもどうか健やかで和やかな良いお年をお迎え下さい。



このたび東京のASEANセンターにてプラナカン・セミナーを行うこととなりました。東京においでの皆様、是非お越しください。
(下記の画像をクリックするとチラシの詳細が見れます)

プラナカンはとても閉鎖的なコミュニティーだったせいか、現地でも正しく理解されていないのが現状です。さまざまな誤解を生じておりますので、プラナカンとはどういう人たちなのか、この辺をわかりやすく説明したいと思っています。

当日は著書の販売会なども行う予定です。
その辺はまた日が近づきました頃にお知らせいたします。



***プラナカン・セミナー***

主催: 日本アセアンセンター観光交流部
日時:2012年12月19日(水)18:30 ~ 20:00 (18時受付開始)
会場:日本アセアンセンター アセアンホール
 港区新橋6 – 17 – 19 新御成門ビル1階
定員:100名(定員になり次第締め切らせていただきます)
参加費:無料(要事前申し込み)
お申込:info_to@asean.or.jp 宛に、件名「プラナカン・セミナー」で、
お名前をお知らせください。
複数名参加の場合は代表者のお名前と人数をお知らせください。
問い合わせ先 日本アセアンセンター観光交流部 (03)5402-8008
ただいま東京神田、神保町の岩波ホールにて、珍しいイランの食卓を紹介した映画 「イラン式料理本」 が上映されています。

テヘランに住む監督の家族、親戚、友人などを通じて様々な年代の人たちが実際に家庭でどのようなお料理を作っているのか?その様子を、本人たちの会話をはさみつつ描いたドキュメンタリー映画です。

料理上手なお婆ちゃん、お母さんたちが時間をかけて作るラマダン中やラマダン明けの珍しい伝統料理の披露がある中で、料理が面倒な女性はレトルトパックで済ませてしまうなど、その家によって料理にかける手間暇の度合いが違うのは日本も同じ。現代のイランの人たちの家族観も垣間見ることができます。

登場する料理は、レーズンやピスタチオをふんだんに使った「宝石ピラフ」をはじめ、ブドウの葉っぱでご飯を包んだ「ドルマ」や、巨大肉団子の「クフテ」などの代表料理も登場します。

料理が好きな人だけではなく、普段はベールに包まれ気味のムスリム女性のたくましさを描いたヒューマン・ドキュメンタリーとしてもお薦めの作品です。

東京での上映は19日(金)までと残り少なくなってしまいましたが、随時いろいろな場所でも上映されるようですのでホームページを是非ご覧ください。
この公式HPもとっても可愛いです!
掲載されているレシピもおいしそうです。


イラン式料理本 http://iranshiki.com/



ペナンもここ2年ほどでずいぶんたくさんのホテルがオープンしましたが、
今日は特別に、お友達が経営するペナンの安宿をご紹介させていただきます。
その名もTofu Cafe Beds & Bike。



オーナーはペナン・ヘリテージ・トラストの仲間で、カメラマンのルーカス&ジョイスのカップル。ですからペナンの撮影スポットはもちろん熟知したお二人です。ペナンの街並撮影をしたい人にはいいアドバイスをいただけるでしょう。

宿はコムターから徒歩5分ほどと、マレーシアでバス旅行をする予定の人にはおすすめです。バタワース行きのフェリー乗り場にも5分で行けますね。いわゆる安宿街のチュリアStとはちょっと離れていますが、ヘリテージ・ゾーン内にあり、観光名所にも近く、閑静なエリアです。歴史のあるビーチストリートに面しており、近所には昔ながらの商売を続ける問屋さんがいっぱい。すぐ近所の専門店なんて、塩魚が絶品、マラッカやシンガポールへのお土産にとても喜ばれます。

この宿は日本のカプセルホテルのコンセプトになっており、予算はない、でもプライバシーは欲しい、という人にいいでしょう。



清潔なのもいいですね。客層は欧米人とアジア人が半々です。親日的なオーナーは、日本人大歓迎とのこと。とくに明るくてフレンドリーなジョイスは、日本人の宿泊客が来ると喜んで、片言しかできないけど、一生懸命日本語で話しかけているそうです。



一階にはカフェがあります。私のご近所さんのフランス人やオージーたちも常連客で、食べ物も結構好評です。いわゆるローカルコーヒーではないコーヒーが飲みたいとき、ちょっと軽くサンドイッチでも食べようかな、ってときに私も利用しています(でも、ボリュームたっぷりです・・・)。



この宿のもう一つのコンセプトは、自転車でまわるジョージタウン。自転車のレンタルをやっており、宿泊客には50%ものディスカウントも。

館内設備:
客室エリアのエアコン完備
無料WiFi
共有の休憩スペース
24時間飲料水ディスペンサー(温水/冷水)
キッチン(電子レンジ完備)
洗濯機
貴重品ロッカー
荷物預かり
共有シャワー&トイレ
テレビ、ゲーム
プリント&スキャンのサービス

・・・とホテルでは有料のサービスがすべて無料。至れり尽くせりですよ。

宿泊料金:



女性専用ドミトリー(定員4名)シングルベッド RM59(税サ込、1名1泊)
12名混合ドミトリー シングルベッド RM55(税サ込、1名1泊)
カップル向けドミトリー ダブルベッド RM99(税サ込、2名1泊)
※長期滞在には特別レートもあります

というわけで、ペナンの安宿をお探しの方、是非ご検討くださいませ!
安宿としたら、私はいいと思いますよ〜。チュリアやラブレーンあたりの安宿はいかにも汚らしいし、何よりも、ペナンを愛する2人がオーナー、ってこと、そこが他とは違うと思いますよ。ガイドブックにはない街の発見ができるのでは。


tofu Cafe, Beds & Bikes
Email: tofu.hostel@gmail.com
Facebook: http://www.facebook.com/pages/Tofu-Cafe-Beds-Bikes-Hostel/231193180281711
Contact number: 6-016-415 0757 (Lucas) or 6-016 433 2306 (Joyce)
Address: 484, Lebuh Pantai (Beach Street), 10300 George Town, Penang.
明日、9月30日は中秋の名月です。
台風通過中の日本では名月を愛でるのは難しいかもしれませんね。

シンガポールに住んでいた頃、中秋節近くになると町中が赤や金の飾りで彩られ、提灯が至るところにぶら下がり、四季の無い国でも何となく季節のうつろいを感じさせてくれました。

この日のために町中のお菓子屋さんや中国料理店では、1ヶ月前から月餅の販売合戦が始まり、それはそれは熾烈な競争を繰り広げていました。

柔らかい餅生地(Snow Skin)で包んだマンゴーやドリアン味の月餅はお馴染みになりましたが、寒天を使ったヘルシー月餅などの新作を毎年クリエイトする店、あくまでも伝統にこだわる店など、お客としては様々なチョイスができて嬉しいところです。

その中でもやはり「あの味が食べたい!!」と、いつもこの時期に思うのが、私たちのブログでも何度かご紹介したシンガポールのチャイナタウンにある老舗「大同餅家」の月餅です。

シンガポールの殆どのお店が、手間を省くため蓮や小豆の餡を外に発注し、生地だけ作って型ぬきをして焼いている中、大同餅家は今でも小豆はもちろん、蓮の実を炊いて餡を練り上げています。
代々伝わる自家製餡のマッタリと舌にトロける絶妙な甘さとテクスチャーが絶品の大同の月餅。
嬉しいことにシンガポールを旅した友人が買ってきてくれました!



昨年、長年働いていた職人さんが引退してしまい、味が変わったのではないか?と心配していましたが、そんな心配も吹き飛ぶ、濃厚かつすっきりした後口の大同の月餅は健在でした!

半分に切ると思わず溜め息がこぼれるほど大きな塩卵が2つ入った月餅がオススメです。甘さを引き立てる塩分が良いアクセントに。
ジャスミン茶と合わせたら最高の味でした。


月餅のころは行列ができる大同。スタッフ一同が店に寝泊まりし、朝から夜中まで月餅を作り続ける中、中華菓子作りの極意を学びに働かせていただいた日を懐かしく思います。忙しい中、大きな鍋をふるってご家族が作ってくれた賄い飯の美味しさは、生涯心に残る味のひとつです。

月餅の時期は限られていますが、ナツメグなどのスパイスをきかせた自家製のパイナップル餡を包んだニョニャ風パイナップル・タルトや、炭火で焼いたゴーフルことクエ・ブランダ(ラブレター)はお土産にも人気の逸品です。


「大同餅家」35 Mosque ST.(チャイナタウン)
チャイニーズ・カレンダーでは数日前まではゴースト・フェスティバルの月でした。私の住むペナンのヘリテージ・ゾーンではチャイニーズ・オペラにガータイ(福建語でステージショウのこと)のステージがあちこちに建てられ、夜中までえらい騒ぎの連夜でした。だってカラオケ大音響で、私の家がまるごとマッサージチェア状態で振動してたんですよ。窓ガラスなんて割れるかと思った・・・。家の目の前では打ち上げ花火。とにかくやりたい放題、それが4夜連続です。でも文句のあるヤツはこの界隈から出て行け、ってことなので、我慢しましたよ、ハイ。

そして今月はトア・ペッ・コン Tua Pek Kong 大伯公のお祭りの月です。大伯公は文字通り、「大叔父さん」の意味ですが、彼は実在する「張理」という客家人で、スマトラに航行中嵐に遭い、ペナン島にたどり着いた、と言われています。大伯公はフランシス・ライトが上陸するよりも40年以上前にペナンに上陸し、この島に中国系のコミュニティーを築いていたと言われています。彼は死後祀られるようになり、マレーシアのほぼ全土で信仰されています。

昨日友人S氏からの急な誘いでこのお祭りに参加、というチャンスに与りました。





観光客にも有名な極楽寺のある山の奥の奥に大伯公のお寺があるというのです。ここは築100年は経っているとのことで、信者は皆客家の人たちで、一般のペナン人でも訪れるチャンスがほとんどありません。信者の人たちが舗装した一車線の細い山道があるだけで、普段は関係者以外は車で入ることができないとのことです。極楽寺からは車で行っても30分近くかかる山の中にあります。実はもう一カ所近くに大伯公のお寺があるということで、こちらは築200年は経っているそうな。そちらも客家コミュニティーのお寺だとのこと。この辺のアイルイタムやバリクプラウだけは客家人と潮州人が多いのです。福建人が大多数のペナンで、なんだか不思議な感じです。


来ている人たちは皆客家。外国人はもちろん私の一家のみ。

このようなお祭りは年に4回ほどあるのだそうで、お祭りといってもどんちゃん騒ぎ&ご馳走の集まりなのですが。でも普段は食べられない美味しいものにありつける、とのことで皆山の上まで2時間かけてがんばって登ってくるです。このようなお祭りでは「食事代」などと決まったものはありませんが、食事に来た人たちは多少お金を寄付することになっています。

お寺の中には大きな台所があり、ここでお寺の関係者たちがお料理を作るのです。巨大なかまどで数人が格闘しておりましたので、興味深く見学させていただきました。



これは麺条(ミーティヤオ)。潮州の麺です。麺線(ミースワ)よりも幅が広く、独特の歯ごたえがあります。

 
これを大鍋で炒めるのは大の男が3人掛かりでした。一気に素早く炒めないと焦げ付くのでしょうか。すんごい大迫力でした。潮州料理のレストランでは必ず注文する私の好物ですが、客家スタイルなのでしょうか、豚の角煮の煮汁?みたいなものを加え、ちょっと黒っぽい仕上がり。だけど、これがレストランで食べるものよりもずーっとおいしいのでした。我がテーブルではあっという間に無くなったので、友人がキッチンへ行って残りをかっぱらってきたほど。すみません、できあがりの状態の写真を撮る余裕はありませんでした。


これは豚のガツとコショウのスープ。マレーシアやシンガポールの中国系の家庭ではおなじみの家庭的なスープで、人気があります。



春巻き(ポピア)。若い女性からお婆ちゃんたち数人で包んでいました。素朴なのにおいしかった。街中で売られているのは、こんなにおいしくない。


ローストポーク。道教のお祭りではお供えに欠かせない一品です。


そして巨大なせいろで蒸していたのは、客家の名物料理、ヤム芋と豚の角煮です。こってりとした甘辛い味付け、客家らしい家常菜です。



これが、私が写真を撮ってる間に麺条のほとんどを平らげたヤツら。
チエさん、この面々懐かしいでしょう。
ペナンでもトップを行く大食漢ファミリーです!あ、このファミリーはこの集まりでは唯一の福建ファミリー。顔の広いS氏だからこそ、こんな集まりに参加できたのです。彼と友達でほんとうに良かった〜(笑)。
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プラナカンを中心に、シンガポール・マレーシアの話題をお届け。食べ物・旅行の話題が中心です。
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HN:
Miki & Chie
性別:
女性
自己紹介:
シンガポールとペナンに住んで20数年、プラナカン協会会員です。ライター&コーディネート業務に携わっています。ご依頼・お問い合わせは下記ホームページからお願いいたします。
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